あの世との境界・忌み言葉
どうも、WisteriaQです。
冠婚葬祭の場では不吉な意味がある言葉は避けられる風習がある。
特にそれが顕著なのは結婚式と葬儀だろう。
忌み言葉は民俗学の基本
私は最近また民俗学の深掘りを始めた。
海外のホラーや伝承を語るにしても、茨城の歴史を語るにしても民俗学の知識は必須となる。
そこで、2ch民俗学スレとの併用でより専門的な「ゆる民俗学ラジオ」を聞き始めた。
壁になりたいオタクの心理になんとなく頷けるものがある(私も一応オタクなので)
忌み言葉は日常的に存在する
冠婚葬祭の場では普段使われている言葉が不吉とされている。
調べてみたところ、これは普段使う言葉でも気を付けたいところだなと思う。
使い方を間違えてしまうと相手に呪詛を投げかけることになってしまうからだ。
あの世との境界線が曖昧になってしまう恐れも古くからあったのだろう。
SNSによって可視化されてしまった呪詛
時には人の悪口を言いたくなることもあるだろう。
しかし、世界中に拡散されるSNSや掲示板で呪詛を投げかけていいものかと考えてしまう。
(かくいう私もかつては愚痴のオンパレードだったが)
また、言い回しも一歩間違えてしまうと相手に誤解を与えかねない。
だからこそ、不吉を避ける為の言い換えが存在するものなのだ。
日本語は誰もが分かる通り難しい。
難しいからこそ、言語の持つ力についてより多く考える必要がある。
言葉とは何の為にあるのか
多くの人々はコミュニケーションと答えるだろう。私もその1人だ。
しかし、ネットとなると何故言葉のニュアンスが変わってしまうのだろうか?
口伝や噂があるように民間伝承において言葉は大切なツール。
言語という視点からネット上における言葉の使い方について研究したいと思う。
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