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CFOの書籍:四季報は必ず目を通し、評価されている企業を確認、自社に活かす見せ方やビジネス上の座組を検討し実行する

先週末に四季報が発売されました。

四季報をそもそも読んでいるのか、確認しているのか、
CFOにとっては大事な作業です。

なぜなら、どのような企業が株式市場で評価対象になっているのか
を把握していないと、自社でどのように活かしていけば良いのか、
という足元の分析ができていないことになります。

併せて、評価されているのは業績や指標であったりしますが、
その指標を作っているのは事業です。


事業で何をサービス提供しているのも確認するのも大事です。


指標だけで配当性向30%以上だから、
ROE8%以上だから、
というのも、あくまで事業があってからこその結果です。


また一方で、業績や指標というところ以外に存在しているのが、
テーマです。

どのようなことに株式市場が興味があるのか、
投資家として狙っている株式銘柄が何を主力事業としているのか
も評価されるポイント
であることを認識することも
大事です。

このテーマについてのポイントは、

四季報のまとめの雑誌を活用し、冒頭に足元でテーマになっている
内容を確認することが手っ取り早いです。

2冊とも購入するのは少々重荷になってしまいますが、
四季報プロ厳選500をざっと通しで見て、気になる関連業態を
細かく四季報本体で見ていくのは、効率だけ考えるとお薦めです。



また事業会社からの出資や
事業会社への営業をアプローチにするにしても
好調な業界や企業は攻めの予算がありますが、
事業進捗が軟調な場合では新規的な座組は、
それだけでハードルが高くなります。

スタートアップの場合には時間勝負なところが大きいです。
それを事業が軟調な業界や企業に攻める時間に使ってしまうのは、
効率が悪いです。

企業状況の情報は公開情報として上場企業であるなら四季報、
または未上場でも関連業界であるなら少なからず影響を受けていると
想定して、ビジネスを成長させていくことが必要になります。

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