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#文章の書き方

20歳の自分に受けさせたい文章講義【ブックレビュー】

20歳の自分に受けさせたい文章講義【ブックレビュー】

社会人になり、いくつもの年月を越えた今。
文章と向き合う仕事をしている今。

もう少し若いころに、文章の何たるかを知るべく。
文章の奥底に少しでも近づけるべく。
時間を費やしておけばよかったな…と思うこともある。

今、私が20歳だったら。
この本を読んでみるのもいいんじゃないかな、と。
簡単なようで意外に奥深い、この本を。

本書は、株式会社バトンズ代表、フリーライターの古賀史健氏による

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文章の書き方(辰濃和男:著)【ブックレビュー】

文章の書き方(辰濃和男:著)【ブックレビュー】

文章を書くとき。
自分の心の内をあけっぴろげにするような感覚になり、少し気恥ずかしい気持ちになるときがある。

日頃の生活のさまを文章に綴る。
その時その時に感じた、心のひだをつまびらかにし、言葉に表す。
自分の暮らしのよしなしごとから、自分のことを丸裸にして庭先に転がしてしまっているような感覚になる。

文章を書くには、その下準備が必要である、と痛感した。

本書は、『朝日新聞』のコラム「天声人

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書く力 私たちはこうして文章を磨いた【ブックレビュー】

書く力 私たちはこうして文章を磨いた【ブックレビュー】

私は話すことが得意ではない。

書いているほうが、あらゆるものとまっすぐに向き合えているような、何となくそんな気がするのである。

けれど私の逆パターンで、普段から人にわかりやすく話せる人すべてが、書くことが苦手というわけではなかろう。書くことも話すことも得意な人は、どんな風にして言葉を扱い、書き伝えているのだろうか?

書くこと、話すことの両分野で名をはせる、池上さんの頭の中を覗いてみようか…そ

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伝わる・揺さぶる!文章を書く【ブックレビュー】

伝わる・揺さぶる!文章を書く【ブックレビュー】

最近、「これは…!」と思う本を手に取っては読みふける。そんな日々を過ごしている。

文章を書くことは楽しい反面、責任を伴うものだと思うし、やっぱりいい文章、伝わる文章を書きたいという欲が出る。

本書は、山田ズーニー氏による
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」

出版社: PHP新書
発売日: 2001/11/29(第一版第一刷)

小論文のプロが教える「文章の書き方」著者は、ベネッセで小論文通信教

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