雨虹みかん

19歳。

雨虹みかん

19歳。

記事一覧

大学休学日記 最終回(仮)

先週の金曜日から大学にまた行き始めた。 あんなに怖かった他人からの視線も感じなくて不思議だった。 休学もどき中に染めた毛先のピンクは色落ちして茶色に戻った。 休ん…

雨虹みかん
6時間前
4

青とキャラメリゼ

砂糖水を透明な水飴にするのは至難の業で煮詰めすぎて焦がして苦くなるのが現実だ それが現実になる前の世界、それは例えるなら青色で どこまでも澄み渡ってたような気がす…

雨虹みかん
6時間前
4

文学フリマ東京38 出店たのしかった!

6

文学フリマ東京38に出店します(つ-20 あの夏の平行線)

雨虹みかんです。 おはようございますなのか、こんばんはなのかわからない時間になってしまいました。 眠れないので文学フリマ東京38についての記事を書こうと思います。 …

雨虹みかん
10日前
14

7日目 ヒトカラに行った!あと髪を切って染めたよ

雨虹みかん
12日前
2

大学休学日記6日目

今日はほぼ寝て終わった。

雨虹みかん
2週間前
1

大学休学日記 4日目5日目

昨日書き忘れたので今日の分だけ書きます。 昨日はたくさん寝て、スペースをたくさんしたよ。 今日は小さな旅に出ている。 お昼はタコとハイボールという店でたこ焼きと…

雨虹みかん
2週間前
6

大学休学日記 2日目・3日目

昨日と今日、おばあちゃんちに行っていた。 いぬが私の布団の上で寝てた。 いぬは呼吸をするたびにお腹が膨らんだりへこんだりしていた。 生きてるんだなー。 そんな、…

雨虹みかん
2週間前
6

大学休学日記 1日目③

さっきまで「よし、大学行くぞー!」って気持ちではりきってワクワクしてたのに、鬱は突然、再び襲ってくる。 鬱とはそういうものなのかもしれないな。 油断してちゃダメ…

雨虹みかん
2週間前
5

大学休学日記 1日目②

自主休学1日目にして、これから大学行こうかなと思い始める。 なにがあったのか?と思われると思う。 わたしもなんで急にそう思えたのか不思議だが、多分バイトに理由が…

雨虹みかん
2週間前
8

大学休学日記 1日目

今日は午前中寝ていた。 お昼を食べたあとも寝ていた。 夕方はスマホをいじった。 突然髪を染めたくなってminimoやインスタ、ホットペッパーを見た。 裾カラーっていうの…

雨虹みかん
2週間前
8

涙を流しながら教室を抜け出してしまった

雨虹みかん
1か月前
2

2023年09月14日 7:05 午後

ここ数日、橋を渡れば橋の下を、歩道を歩けば車道を走る車をぼんやりと眺めては、そこに飛び込む妄想が頭の中を巡っている。 それは突然現れ突然いなくなる。 今日も大学…

雨虹みかん
1か月前
2

青い蜜柑の葉のような私たちは、雨上がりに虹のすべり台に寄る

大人のような子供のような、18歳と20歳の間にいる私たち。 例えるなら、それはまだ熟していない青い蜜柑の葉っぱのような。 19歳の青葉とみかんの出会いと旅とこれからのお…

雨虹みかん
1か月前
10

『いつかの本棚にあったフィクション遠距離恋愛小説』

泣いてる。 泣くのはとても久しぶりな気がする。 新幹線往復料金4万円越えの遠距離恋愛をしている私はときどきメランコリー。 会う度お金がいるなんてホストクラブです…

雨虹みかん
2か月前
9

3時間の旅による紀行文

 私は時々、旅に出たくなる時がある。  ここにいてはいけない。  そう突然感じ、衝動的に「ここじゃないどこか」へと向かうのだ。  今日の私もそうだった。  午前…

雨虹みかん
4か月前
10

大学休学日記 最終回(仮)

先週の金曜日から大学にまた行き始めた。
あんなに怖かった他人からの視線も感じなくて不思議だった。
休学もどき中に染めた毛先のピンクは色落ちして茶色に戻った。

休んでいる間は寝て、寝て、寝るを繰り返していた。
何度、夢を見たか。
もう内容は思い出せない。

どうして大学に復帰できたのか自分でもよく分からないけれど、大丈夫になった。

でも、まだ時々苦しくなる。
突然現れて、突然去っていくその苦しみ

もっとみる

青とキャラメリゼ

砂糖水を透明な水飴にするのは至難の業で煮詰めすぎて焦がして苦くなるのが現実だ
それが現実になる前の世界、それは例えるなら青色で
どこまでも澄み渡ってたような気がする

恋心をラムネの泡に溶かして
執着を水飴の甘さに例えて
髪の毛を初めて茶髪に染めてみたり
似合わない色のネイルを塗ってみたり

それはどれも綺麗で
それはどれも青くて 青くて
もう戻らない

文学フリマ東京38 出店たのしかった!

文学フリマ東京38に出店します(つ-20 あの夏の平行線)

文学フリマ東京38に出店します(つ-20 あの夏の平行線)

雨虹みかんです。
おはようございますなのか、こんばんはなのかわからない時間になってしまいました。
眠れないので文学フリマ東京38についての記事を書こうと思います。

私は「あの夏の平行線」という文芸サークルで文学フリマ東京38に参加します。
ブースの場所は「つ-20」です。

あの夏の平行線とはあの夏の平行線https://x.com/parallel_summer?t=gKdbXZnXsXyAa

もっとみる

7日目 ヒトカラに行った!あと髪を切って染めたよ

大学休学日記6日目

今日はほぼ寝て終わった。

大学休学日記 4日目5日目

昨日書き忘れたので今日の分だけ書きます。
昨日はたくさん寝て、スペースをたくさんしたよ。

今日は小さな旅に出ている。

お昼はタコとハイボールという店でたこ焼きとソフトドリンクの梅ソーダ(ノンアルコール)を飲んだ。
ノンアルコールだけど氷いっぱいのハイボール用のジョッキに入っていて、なんだか大人の気分を味わえた。

その後、クレーンゲームを楽しんだ。

どこか行きたいなあ。

そう思ったからまだ

もっとみる

大学休学日記 2日目・3日目

昨日と今日、おばあちゃんちに行っていた。

いぬが私の布団の上で寝てた。

いぬは呼吸をするたびにお腹が膨らんだりへこんだりしていた。

生きてるんだなー。

そんな、当たり前なことをふと思った。

可愛かったなあ。

明日と明後日で連休は終わり。
大学どうしよう。
そんなことを考える。

あと、あと。
成人式。
周りは振袖の準備をしているけれど私はなんにも準備できてなくて。
成人式、一緒に行く人

もっとみる

大学休学日記 1日目③

さっきまで「よし、大学行くぞー!」って気持ちではりきってワクワクしてたのに、鬱は突然、再び襲ってくる。

鬱とはそういうものなのかもしれないな。

油断してちゃダメだー。

結局寝れないまま2日目朝になりました。

でも、めぐりズムの蒸気でアイマスクをしたらちょっと目がスッキリした。

気持ちが悪い。吐き気がする。

何度も、何も出ない嘔吐をする。

おえ、おえ、って。

気持ちが悪い。

いつ治

もっとみる

大学休学日記 1日目②

自主休学1日目にして、これから大学行こうかなと思い始める。

なにがあったのか?と思われると思う。

わたしもなんで急にそう思えたのか不思議だが、多分バイトに理由があるのかなと思う。

私はバイトを無期限でシフトをゼロにすることにしたので、とりあえず今日でバイトが最後だったのだ。

最後のバイトを終えたら、一気に心が楽になって肩の力が抜けた。肩こりはひどいけれど。

バイト掛け持ち4つで週4こなそ

もっとみる

大学休学日記 1日目

今日は午前中寝ていた。
お昼を食べたあとも寝ていた。
夕方はスマホをいじった。

突然髪を染めたくなってminimoやインスタ、ホットペッパーを見た。
裾カラーっていうのをやってみたいと思った。

その次には突然夜行バスでどこかへ行きたくなったからWILLERのサイトを見ていた。
東京に行きたくなった。

櫻坂46の『最終の地下鉄』という曲にある、

 誰もいない世界へ行きたい
 そんなこと思って

もっとみる

涙を流しながら教室を抜け出してしまった

2023年09月14日 7:05 午後

ここ数日、橋を渡れば橋の下を、歩道を歩けば車道を走る車をぼんやりと眺めては、そこに飛び込む妄想が頭の中を巡っている。

それは突然現れ突然いなくなる。

今日も大学に行けずに家で号泣した後、バ先にシフト表を見に行くために外に出て夜風に当たっているうちに、心がすうっと軽くなった。

私スーパーに寄ってお菓子とジュースを買った。

家でお菓子パーティーをしようと計画しているうちに希死念慮と呼ばれものは

もっとみる
青い蜜柑の葉のような私たちは、雨上がりに虹のすべり台に寄る

青い蜜柑の葉のような私たちは、雨上がりに虹のすべり台に寄る

大人のような子供のような、18歳と20歳の間にいる私たち。
例えるなら、それはまだ熟していない青い蜜柑の葉っぱのような。
19歳の青葉とみかんの出会いと旅とこれからのお話。

青葉ちゃんについてはじめに

こんばんは。雨虹みかんです。
なぜ「こんばんは」なのかというと書き始めている今が夜だからです。
見出しや目次の機能を使ってnoteを書くのはこれが初めてです。楽しいですね。
今回は私のお友達につ

もっとみる

『いつかの本棚にあったフィクション遠距離恋愛小説』

泣いてる。

泣くのはとても久しぶりな気がする。

新幹線往復料金4万円越えの遠距離恋愛をしている私はときどきメランコリー。

会う度お金がいるなんてホストクラブですか?

お金をかけなきゃ会えない関係、遠距離恋愛。

バイト代の半分以上を会う交通費に費やして。

交通費以外にお金を使った時はちょっと罪悪感を感じて。

今はないけど、会うために美容院やコンタクト代、服代を我慢してたこともあった。

もっとみる
3時間の旅による紀行文

3時間の旅による紀行文

 私は時々、旅に出たくなる時がある。

 ここにいてはいけない。

 そう突然感じ、衝動的に「ここじゃないどこか」へと向かうのだ。

 今日の私もそうだった。

 午前中、理由も分からず大泣きし、目が腫れたまま昼食のスコーンを頬張った。そして淹れたての紅茶を一口飲んだ。

 ここにいたくない、と思った。

 どこかへ行きたかった。

「に」と「へ」の違いって知ってる?

 どこかに、は到達点が見え

もっとみる