青とキャラメリゼ

砂糖水を透明な水飴にするのは至難の業で煮詰めすぎて焦がして苦くなるのが現実だ
それが現実になる前の世界、それは例えるなら青色で
どこまでも澄み渡ってたような気がする

恋心をラムネの泡に溶かして
執着を水飴の甘さに例えて
髪の毛を初めて茶髪に染めてみたり
似合わない色のネイルを塗ってみたり

それはどれも綺麗で
それはどれも青くて 青くて
もう戻らない

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