マガジンのカバー画像

いろんなテーマのコラム

95
毎回いろんなテーマを据えてコラムにしています。
運営しているクリエイター

#お笑い

1月26日(日)関東のお笑いに憧れる(海外のコメディにも憧れる)

1月26日(日)関東のお笑いに憧れる(海外のコメディにも憧れる)

人は自分にないものに憧れるようで、隣の芝生は青く見えるというか、輝いて見えるというか、寝心地良さそうに見えるというか、そんな感じで、関東のお笑いに対して、かっこいいよなー、オシャレやなー、いいなー、という感情を抱いている。

関東のお笑いに出会ったのは2017年のことで、それまでテレビを全く見ずに生きてきた私はそもそも「お笑い」というものの存在自体、認識していなかった。知らなかった。

ただ、笑い

もっとみる
明るいニュースをつくり出すのは常に人の力だと思う 〜ゆりやんレトリィバァ、アメリカのオーディション番組「America's Got Talent」にて大活躍の巻〜

明るいニュースをつくり出すのは常に人の力だと思う 〜ゆりやんレトリィバァ、アメリカのオーディション番組「America's Got Talent」にて大活躍の巻〜

どうしても悲しいニュースが目に付いてしまう世の中で、明るいニュースをつくり出すのは常に人の力だと思うのです。

Twitterを眺めていると、芸人のゆりやんレトリィバァさんが『アメリカズ・ゴット・タレント (America's Got Talent = AGT)』に出場したというニュースが舞い込んできて、私は本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。ゆりやんすごいすごい!!やったやん!!

何が凄い

もっとみる
笑いが脳を真っ白にする

笑いが脳を真っ白にする

「どのお笑い番組が一番好きですか」という究極の問いに対する答えがようやく見つかりつつある。やはり『さんまのお笑い向上委員会』に勝る番組はない(私としては)。ひいひい言いながら笑いまくり、見終わってからふと、30分間ずっと頭の中が真っ白だったことに気が付く。いつもの部屋から脳みそがスタジオまでワープしてしまう。そういう力を持った不思議な番組なのだ。

笑いというものは凄い。笑っている瞬間は脳内で真っ

もっとみる
雑文|どっちか迷ったら笑っといてくださいよ

雑文|どっちか迷ったら笑っといてくださいよ

「どっちか迷ったら笑っといてくださいよ」とは、芸人・濱田祐太郎さんの名言にして金言である。

濱田さんは自分の体験をネタにして喋るタイプの漫談家で、2018年の「R-1グランプリ」(ピン芸人のお笑い大会)では王者に輝いた。ちなみにほとんど目が見えていないそうだ。

R-1の舞台に登場した濱田さんは、付き添いの人に支えられ、白杖片手にマイクの前へ。なんとなく固い雰囲気になる客席。それでもしっかり拍手

もっとみる
「病気」という言葉の面白くなさでスベってる気がする 〜笑えるエッセイを書く難しさについて〜

「病気」という言葉の面白くなさでスベってる気がする 〜笑えるエッセイを書く難しさについて〜

病気というやつは本当に面白くない。これは闘病生活が退屈だとか、つまらないという意味ではなく、お笑い的な観点で見て面白くないという意味である。「病気」という言葉自体が面白くないのだ。

例えば「ひょうきん者」「おとぼけ野郎」などの楽しげな言葉は、それそのものが面白い。一方の病気はどうだ。「病気」。なんだこれは。お笑いを舐めているのか。画数も多いし、仰々しいし、見ただけで気が滅入る。どうして見ただけで

もっとみる