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その言葉を追う―池田晶子という「場」―
最近足を運んだ書店で、どうしても気になる本があった。若松英輔氏の『不滅の哲学 池田晶子』(亜紀書房)である。
表紙を見てまず「あっ」と立ち止まった。挿画はまちがいなく、西淑さんのものだ。奥付で確認したらやはりそう。私の好きなイラストレーター、西淑(にし しゅく)さんが手がけている。
最初の数ページをめくって、もうどこか購入を決めている自分がいた。若松氏の著作をまだ読んだことはなく、この本で取り
“わかりあえない”にある価値 読書記憶⑤「他者と働く わかりあえなさから始める組織論」
わかりあえない、理解できない。
でもなんとか関係を良くしたい。
物事を前に進めたい。
そんな思いは日々、多くの人が抱いています。
「こう伝えればうまくいく」「こう捉えればうまくいく」「こうすれば…」
他者と関係性を紡いでいくためのハウツーは溢れていて、それらをひとつひとつ試していくことは可能です。
けれど、なかなか前に進めなくて,もどかしい思いをする人もたくさんいます。例えば私です。
今
読書記憶②“今“を変えていく1冊「怖れを手放す」
出会ってしまった、最愛の1冊「最高」ではなくて「最愛」という言葉が浮かんでくる本と出会った。
私はNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)というものを3年ほど前に知り、折に触れてそれを実践できるようになりたいと考えていた。
NVCの考え方には納得がいったし、自分がより健康に生きることができて、人との関わり方を根本的に変えることになるだろうと思ったから
読書記憶①「パイロットフィッシュ」
本を読んで、感想を話す。または書く。
シンプルなことなんだけれど、なかなか続けられない。
目の前に人がいれば感想は話せるのだけれど、毎回そうもいかないので、noteで「読書記憶」として書いていこうと思う。
読書「記録」としなかったのは、最近読んだ「パイロットフィッシュ」という小説に“記憶”という言葉が繰り返し出てきたから。
記録と記憶のちがいについて熱く語りたいわけでもないけれど、「読書記
鍛えます、自尊心with美容
突然だが、わたしは自分が大好きだ。
この性格も、この容姿も!
わたし、大好きだー!
…突然、自己愛を叫ぶ。
あおやぎに一体、何があったのか。
✳︎
美容ライターが書いた“こわくない”美容の話?
今回は、「自分のことはまあ好きだけど、でも嫌いなところ、自信が持てないところもたくさんあって、だから日々落ち込んだり葛藤してるんだよ」というあおやぎの背中を押してくれた本をご紹介したい。
そ