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【No. 10 サイクリストは大腿部・体幹部のどの筋が大きいのか?】
<背景・目的>
サイクリストは習慣的に下肢の多関節運動であるペダリング動作を繰り返し実施している。これまで多くの研究において、サイクリストの筋形態が検討されてきたが、未だ明確なコンセンサスは得られていない。この研究では、サイクリストの習慣的な競技トレーニングが大腿部の筋および大腰筋の体積に及ぼす影響を横断的・縦断的に検討した。
<方法>
〇実験1:横断的検討
・対象者
男子サイクリスト8名:年齢
【No.8 高校生スポーツ選手において筋サイズの性差が顕著な体幹筋は?】
※今回のnoteでは性差についてのみ紹介しています。
<背景・目的>
これまでの研究では,体幹部を構成する筋群のうち,大腰筋における性差が明らかとなっているが,他の筋群についての性差は十分に検討されていない.この研究では,高校生スポーツ選手及び一般高校生を対象に,体幹部筋群の形態的発育の性差について検討を行った.
<方法>
・対象者
高校生
スポーツ選手:男女各102名(陸上競技短距離種
No.2 プロサッカー選手はユース選手と比べて下肢・体幹のどの筋が大きいのか?
<背景・目的>
サッカーはボールを蹴るなど非対称性の動きが求められる競技である.しかし,これまでの研究ではサッカー選手を対象に下肢および体幹筋群のサイズが利き脚側(ボールを蹴る脚)と非利き脚側で異なるかについては明らかにされていない.また,各筋群のサイズが競技レベルで異なるかについても不明である.この研究では,サッカーのプロおよびユース選手を対象に,下肢および体幹筋群のサイズが利き脚-非利き脚間,
noteの開始にあたって
同志社大学スポーツ健康科学部 若原研究室では、noteを用いた学術的な情報発信を開始することにしました。2021年4月、博士後期課程(学振特別研究員 DC1)の大学院生として、川間君が当研究室に入室しました。川間君とディスカッションをする中で、根拠に基づく確かな情報を世の中に発信することの重要性について意見が一致し、noteの作成にチャレンジすることにしました。
ウェブ上にはさまざまな情報が