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2023年4月の記事一覧
体幹機能への介入を腹斜筋群の機能解剖から考える
リハ塾の松井です!
圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニアなどの体幹機能障害を伴う疾患、それ以外の上下肢の疾患においても体幹の機能障害を伴うことは多いですよね。
そんな症例に対して、体幹の運動療法を取り入れることがあるはずですが、思考停止で臥位で上体起こしやドローインをしていませんか?
明確な理由があってそれを実施するのであれば問題ありませんが、何となく実施して効果があまり出ていないにもかかわらず継続
腰椎疾患におけるこれだけはおさえておきたい4つのポイント
リハ塾の松井です!
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経障害性疼痛による痛みや痺れが出現している可能性がある場合、どのように評価を進めていますか?
臨床で評価を進める場合、こんな悩みありませんか?
ヘルニアや狭窄症による神経根の障害は神経障害性疼痛に分類されますが、症状と障害部位の不一致がある場合は侵害受容性疼痛や侵害可塑性疼痛(非器質的疼痛)の可能性も考えて介入する必要があります
椎間関節性の腰痛に関わる7つの要素
リハ塾の松井です!
今日は腰痛伸展に伴う腰痛の中でも、椎間関節性の腰痛について掘り下げてみましょう。
伸展時の腰痛を大きく分けると、腰部脊柱管狭窄症、背筋群の筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛の3つに分けられます。
伸展時の腰痛と一括りにするのではなく、それぞれを分けて病態を理解することが大事です。
椎間関節性腰痛は何故痛いか、原因となる組織はどんなものが考えられるかを解説します。
腰椎の障害における評価ポイントは肋骨
リハ塾の松井です!
腰部機能障害を評価する際、腰部にかかるストレスを考察したり、脊柱の生理的彎曲という意味でも前彎と後彎の評価は重要です。
腰椎が前彎、後彎どちらかに制限されていることは多く、後彎増強、つまり、伸展制限が多いイメージがあるかもしれませんが、意外と屈曲制限も多いです。
伸展するにもまずは屈曲してタメを作って伸展する必要があります。
バネのようなイメージで考えると分かりやすいか
姿勢・動作改善において「大腰筋」の重要な機能と運動療法の考え方!
今回は「大腰筋」にピックアップしたコラムの内容になります。
大腰筋というと腸腰筋の構成している筋肉になっており、腸骨筋も別にありますが人体の動作や姿勢制御においては、腸骨筋以上に大腰筋の機能の方が重要な役割を担っているケースが多いです。
この大腰筋の作用としては、、
教科書的には「股関節屈曲」「腰椎伸展」の働きがあると言われていますが、それは起始停止の関係性上の話であって、荷重位になった時の