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2022年10月の記事一覧
腰椎モーターコントロール-評価方法7選-
こんにちは!
理学療法士の小林龍樹(りゅうじゅ)です!
初級者も理解できる運動療法に特化したマガジン「Multi-Vision」を運営しております。
今回のテーマは「腰椎の運動制御(モーターコントロール)-臨床で使える評価方法7選-」になります。
こちらの記事を最後まで読むと
運動制御やモーターコントロールについては、聞いたことあるけど、知らないセラピストは多いと思います。しかし腰部疾患患者を
ドローインで腹横筋が鍛えられるのは正しいのか
リハ塾の松井です!
腰痛に対する運動療法として、腹横筋、多裂筋をはじめとするコアマッスルのトレーニングが一定の効果を示すことは様々な報告で言われています(参考文献①、②)。
今日はその中でも、腹横筋に焦点を当ててどんな運動療法が効果的なのかをまとめました。
腹横筋と言えば、ドローインというイメージがあるかもしれませんが、それ以外に効果的な運動療法も報告されていますし、ドローインでも工夫すると
腰痛の原因を評価するには隣接関節も含めて考える
リハ塾の松井です!
僕が臨床でリーズニングする際の基本となっていることの1つに、隣接関節との関係を考えるというものがあります。
例えば、腰痛が主訴の場合、腰部を評価するのはもちろんですが、隣接する胸椎や股関節の動きの結果として、腰部へ代償的に負担となっていることがあります。
この場合、腰部だけでなく、胸椎や股関節を関連させた評価も重要となりますよね。
今日は腰痛の訴えに対して、股関節や胸椎
臨床で重要な下部腹筋の評価方法
リハ塾の松井です!
養成校で習う体幹屈曲のMMTってどんなのか覚えていますか?
背臥位で膝を立て、体幹を屈曲してくるというものですが、これは主に骨盤に対する体幹の動きを評価しており、腹直筋の筋力評価として用いられます。
回旋の動きを加えると、腹斜筋群の評価にもなりますね。
ですが、臨床的には体幹を屈曲するという動きよりも、骨盤の前方偏位や前傾を制動するという役割の方が重要だったりします。
胸腰筋膜が腰痛改善に重要な理由
リハ塾の松井です!
今日は腰痛に関する大事な知識の1つである「胸腰筋膜」について解説します。
腰部の筋肉と言えば、脊柱起立筋、多裂筋などありますが、筋肉というはっきりとしたものに比べ、胸腰筋膜は曖昧な印象があるのではないでしょうか?
それは筋肉は学校でも習うし、走行や作用も明確なのに対し、胸腰筋膜はどこにあってどんな役割があるのかいまいちわかりにくいということがあると思います。
ですが、胸
坐骨神経痛とTHAの関係
リハ塾の松井です!
臨床では、腰下肢の痛みや痺れを訴える方って多いと思いますが、原因は様々です。
腰部椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
など、原因となる疾患がはっきりしていて、疾患による障害部位と症状が一致していれば合点もいきます。
ですが、背景となる疾患があっても症状が一致していない場合も少なくないですよね。
こんな時、何を考えるのか。
1つの選択肢として、坐骨神経痛が挙げられます
【大腰筋の運動療法】大腰筋の機能解剖学に基づいた運動療法の考え方とコツ!
今回のテーマとしては、、
大腰筋の運動療法を行う時に、機能解剖学や大腰筋の特徴を理解した上で運動療法を行うことが重要になってくるわけです。
教科書に書いてる内容としては大腰筋の作用は…
股関節屈曲・腰椎伸展・骨盤前傾をする作用になるから、そういうエクササイズをすれば大腰筋を鍛えられるというイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際はそういう理想的なエクササイズにはならないケースの方がほ