2020年4月の記事一覧
スタートアップにおける意思決定の優先度
スタートアップの中で、オフィスの契約をやめる、契約面積を減らすという動きが活発化している。経営者が必死に居抜きで借りてもらえませんかという呼び掛けを目の当たりにすると誰もが必死に生き残ろうとしているというのを感じる。
この3年ほどスタートアップのプチバブルという様相を呈してきていた。一部のスタートアップでは、大きくなるために、採用の効率を上げるためにという理由で、一等地に大きなオフィスを借りると
【保存版】東南アジア経済とスタートアップエコシステムの現状と未来
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野(@yutodx)です。
ジェネシア・ベンチャーズは日本・東南アジアの革新的なデジタルビジネスを手掛けるシード・アーリーステージのスタートアップへの投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。2016年の創業からこれまでに約80社のスタートアップに投資させて頂いています。
私の経歴としては、インドの日系スタートアップ、教育スタートアップQuipper
サービス産業(フィットネス業界)の経営企画に転職して読んだ本~サービス産業の経営戦略の実行とDXが学べる本~
2020年1月にフィットネス企業の経営企画室に転職しました(正確には経営企画室ではなく社長室所属ですが、分かりやすさから経営企画室と表現しました)。中国子会社の立ち上げと経営、国内事業のデジタル化を担当しています。
ECアプリのPdM->モバイルペイメントアプリのマーケティング企画->日系企業のデジタル支援(@中国)のエンタープライズ営業というキャリアなので、リアル店舗を持つ会社で働くのは初めて
事業会社とPEのデューデリジェンスの違い
M&Aにおいては買収者が被買収者を査定する。これはデューデリジェンス(DD)と呼ばれビジネス、法務、会計、IT、人事などの視点で行われ、場合によっては環境の観点でも行われる。その中でもビジネスの視点は買収価格はもちろんのこと、そもそもの買収の意思決定にも大きく影響を及ぼすためビジネスデューデリジェンス(BDD)は各種DDの中でも最も大事だと思っている。
半年くらい前のエントリでも述べた通りBDD
PEが教えてくれた企業変革のポイント
最初に私が2年間の北米へのMBA留学を経て、選んだ就職先はPE(プライベート・エクイティ)だった。PEファンドの詳細は、以下のリンク先でよくまとめられているので、詳細説明は譲るが、簡単に言うと、銀行や生保・損保といった機関投資家のお金を預かり、その資金で5年前後の間に10社程度の企業を買収。基本は各社50%を超える株式を持ち、経営陣の強化、積極的な事業投資や事業の強化を行うことで企業を変革し、5年
もっとみる広告バナーをデザイン論で語らずに「ビジネス思考」を学んでみよう!
以前Twitterで投稿した内容を少し深掘りし、バナーがどれほどの経済効果を生んでいるのかを解説したいと思う。
ご注意 : 登場する数値は「実数値ではなく編集した目安」の数値です。弊社顧客の数値とは関係ありません。
はじめにTwitterではクリック率とCV数(購入数)を書きましたが、そこから掘り下げて広告に対しての費用対効果まで考えてみます。
・数は獲れるが赤字になる
・効率は良いが数が足り