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【映画】ミッドナイトスワン わたし的解釈その4
海外の雑多な街並み。場面は病院に移る。ナギサは病院着を着ている。
あぁタイに来たんだな、性転換手術受けるんだなと思った。
なかなか衝撃的な手術のシーン。想像しかできないけど、死ぬほど痛いだろうなと思った。
コンビニの前でたむろする中学生。やさぐれたイチカの姿もある。
赤い車がコンビニの前で止まり、イチカに乗るように促す。赤い車を運転する男性は、母サオリの彼氏だと思った。
自分が居ないと母が生きて
【映画】ミッドナイトスワン わたし的解釈その3
益々、バレエに精を出すイチカ。ナギサもそれを見守る。
かけた愛情分、バレエが上手くなって行くイチカに、飼っている金魚とは比べ物にならない充足感を感じたんだと思う。誰かに必要とされて、誰かの為に生きる喜び。
イチカのためにお昼の安定した仕事に就こうと考えたナギサは面接を受けるが、LGBTに理解があるとは思えない対応をされ、また心にヤスリがかかる。
断られたのかな。きっと。
バレエ教室に月謝の支払いを
【映画】ミッドナイトスワン わたし的解釈その2
バレエへの想いを募らせ、体験レッスンへ行くイチカ。
先生から運動できる服はあるか?と聞かれ体操着を出す。トウシューズがなく困っていると、同世代の女の子が二つ持っていると言って貸してくれた。着替えた体操服は汚れていた。
イチカへの虐待は暴力とネグレクトだなと思った。
先生からバレエ経験を問われ、あると答えていたが、踊りのクセが強かったり、バレエ用語をよくわかっていない様子から、バレエをならっていたの
【映画】ミッドナイトスワン わたし的解釈その1
とりあえず、観てきてほしい。観てきたらいいと思う。
1900円以上の価値はあると思う。きっと、お値段以上は感情を揺さぶられると思う。それは、感動かもしれないし、ショックかもしれないけれども。
そして、感想を聞かせてほしい。
ちなみに私はショックだった。
では、自己解釈を書いていきます。ちなみに原作は読んでいないので、映画のみの感想です。原作読んだら、違う感想になったり、疑問やツッコミが解消
ピースボートと私 終わり
44回地球一周の船旅は、私の初めての海外旅行でもあった。
舗装が甘く、穴だらけの道路。
道に座ってお金を無心している障がい者。
追いかけてくる子ども達。
信じられない位青く綺麗な海。
満天の星空。
ミドリ亀ぐらいの大きさの昆虫。
とにかく全てが衝撃的だった。
いいとか、悪いとかじゃない。
口に合う料理も、口に合わない料理もあったし、合う人も、合わない人もいた。
素敵だなと思う事も、理解出来ない
ピースボートと私 その11
神戸から乗ってきたルームメイトは、
ドレッド頭で陽気な子
大人っぽく色気のある子
アメリカに留学しているクールな子
三者三様で、今まで出会ったことないタイプの人種だった。
最年少だった私は遠慮に遠慮して右上のベッドを使う事になった。
その夜、知恵熱を出しさらに外海の揺れの洗礼を浴びた私は、最初の寄港地の沖縄につくまで、何も食べられずベッドから降りられもしなかった。
スタートダッシュに失敗した私
ピースボートと私 その10
出航当日は母と祖母が、見送りに来てくれた。
ボランティアスタッフをはじめて、知り会った友達から餞別にCDとポロシャツをもらったりなんかもして、ギャン泣きした。
出航式と言えば紙テープ!も投げたが、切れて海に落ちた。
出航時に渡された鍵で部屋に入ると、誰もいなかった。
船室に積み込まれていた荷物を確認したところ、みんな関西の住所だったため翌日乗船してくるんだな。と理解した。
自分が使うベッドもロ
ピースボートと私 その9
ボランティアスタッフだけ頑張れば船に乗れる訳じゃない。
船賃を全額ボランティアスタッフ割引で貯められたとしても、ツアー代金や諸経費は支払わなければいけないし、ビザやパスポート取得等の事務手続きもしなければならない。
乗船直前になっても、40万円程度しか割引が貯まっていなかった私は、到底船に乗れる状態じゃなかった。
旅行会社の担当スタッフからの電話も、出なかったり、のらりくらりした受け答えをしてい
ピースボートと私 その8
ボランティアスタッフになると大抵の人が乗船を目指すクルーズを決める。
私はクリスマスに出発する南回りの44回クルーズに乗船することに決めた。
私がボランティアスタッフに登録してから船に乗るまでに、二回クルーズを見送った。
組長は43回クルーズへの乗船を決め、ルパンは44回への乗船を決めて留学へ旅立った。
旅立っていく人が入れば入ってくる人もいる。
テレビのチャンネルが2つしかない田舎の宮崎出
ピースボートと私 その7
受験に落ち、バイト面接に落ち、人間失格の烙印を押された様に感じた私は、同居の男子大学生に事の顛末を話した。
ルパンみたいな見た目の大学生と藤原組長みたいな見た目の大学生に、そんな怪しいヤツが、受かるわけないじゃん!と言われた。
17年前の日本にはシェアハウスという概念が定着してなかった。
面接最中の店長の顔を見て、この人の理解の範囲を越えたということは、鈍い私でも感じていた。だがしかし、嘘をつ
ピースボートと私 その6
3LDKのシェアハウスには既に、ボランティアスタッフの男子大学生二名と男性スタッフ、女性スタッフがそれぞれ一名の計四名が住んでいた。
中々に荒ぶった状態の部屋に布団を運び入れた両親は、「まぁ…娘を宜しく」と言い残し山口へ帰って行った。
我が両親ながら肝が据わっていると思う。
私なら躊躇する。
ピースボートセンターには本当に色んな人がいた。
大学を休学してる人、自衛隊を除隊した人、高校中退した人、