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黒いGの話

苦手な人はそっと閉じて下さい。

今日、創作日本舞踊を見に行った。
芸術的素養0の私の感想は
楽しそうに踊るなぁ…
身のこなしが綺麗だなぁ…

だったのだが、
公演終盤、着物の上に黒い羽織を来てサングラスをかけた人が、摩訶不思議な動きをしはじめた。

Gである。
真夏に元気なアイツ。
沖縄で、デカイアイツ。
インドネシアではさらにデカイアイツ。
遭遇すると、高確率で女子が悲鳴を上げるアイツ。

何十年も日本舞踊を踊ってきた人の本気のG。
紛れもなくG。
着ぐるみ着たりしてるわけじゃないのに。

Gを観察して振り付けるなんて、なんてシュール。
今年一番のシュール。
才能の無駄遣い。(全力で誉めてます)

そんな、Gを踊る舞踊家を見ていたら、ふいに森高千里のハエ男が浮かんできて、なんでアイドルがハエ男なんて歌ってたんだ?
今世紀最大のトンチキソングじゃないか?
というか、トンチキソングを全力で歌う人をアイドルと呼ぶのか?
と、思考が迷走した土曜日の午後。


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