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人を好きになれない!めんどくさい!【恋愛できない病】

「人を好きになれない…何だかピンとこない…」

「めんどくさくて婚活ができません」

「とにかく恋愛をはじめるのが億劫」

「時間が必要なタイプで、すぐに人を好きになれない…」

「私って、アセクシャル…?」


安心してください!こう思ってる男女はめちゃくちゃたくさんいます!

私は元結婚相談所のアドバイザーでしたが、相談所に登録するような恋愛や婚活に積極的に見える女性ですら「人を好きになれない…」とボヤいているのです(なんで相談所に入会しちゃったのカナ!?)。

老若男女問わず恋愛離れ結婚離れが進んでいるのです。


このような背景を鑑みることなく「恋愛しよう!」「結婚は素晴らしい!」と時代遅れの価値観や嘘のデータにまみれた宣伝トークで騒ぎ立てる婚活業者や結婚相談所は本当に有害だと思います。

世の中に溢れる無責任な声に惑わされる必要はありません。

「人を好きになれない!めんどくさい!」

と考えている方にハッキリ言いますが、貴女は焦る必要ありませんし、無理に恋愛も結婚もする必要ありません!


人を好きになれない女の3つの原因。そもそも恋愛はめんどくさい!

そもそも、恋愛においては、相手との衝突や誤解、不安など、さまざまな「めんどくささ」がつきものです。

恋愛がめんどくさいと感じる一つの理由は、相手とのコミュニケーションのすれ違いです。お互いの考えや感情が伝わりにくく、意見が合わずに軋轢が生じることがあります。

また、相手の行動や言動に疑問を持つことで不安やストレスを感じることもあります。さらに、相手の気持ちや期待に応えるために自分を犠牲にする必要が生じることも、恋愛をめんどくさく感じさせる要因の一つです。

恋愛というのはそもそも面倒くさいものなのです。

逆に言えば、恋愛のめんどくささを乗り越えてでも恋愛したいと思えるだけのメリットが無ければ、恋愛離れが進むのは当然なのです。


「恋愛のめんどうくささ > 恋愛のメリット」に陥りやすいケースとして、以下の3つのパターンがよく見られます。

①過去の失敗やトラウマで恋愛を過度に面倒くさく捉えている

②女性の社会進出に伴いメリットがなくなった

③アセクシャルやジゾイドでそもそも興味ない



パターン①:過去の恋愛の失敗を引きずって人を好きになれない

まず、過去の恋愛の失敗やトラウマを引きずっていて、「恋愛の面倒くささ」が爆上がりしているパターンです。

恋愛を過度に面倒くさく捉えている状況で、人を好きになれないのは当たり前です。

このタイプの方も無理に恋愛や結婚を焦る必要はありませんが、恋愛にメリットを感じていないわけではありませんので、爆上がりしている「面倒くささ感」を何とかすることで改善する可能性はあります。

心が病んでいる状態であることが多いので、自分の心をいたわることで、また昔のように恋愛を楽しめるようになれる可能性があることを述べておきます。


恋愛がうまくいかない人は、自分を愛することができない傾向があります。他人を愛する前に、まずは自分自身を受け入れ、愛することが重要です。自分に自信を持ち、自分を大切に思えるようにするためには、心の整理が必要です。

まず、過去の失敗やトラウマから解放されることが重要です。過去の出来事に囚われることで、未来に向けて前進することが難しくなります。自分を責めるのではなく、過去を受け入れ、今ここから新たなスタートを切る覚悟が必要です。過去の自分を許し、未来の自分に期待を寄せることが大切です。

次に、自分を偽らず素直に表現することが行動改善の第一歩です。自分を偽って相手にアピールすることは、本当の自分を隠してしまうことにつながります。相手に自分を知ってもらうためには、素直な気持ちを伝えることが重要です。自分を偽らず素直に接することで、相手との関係性も深まるでしょう。 また、相手を尊重し理解することも愛されるための鍵となります。相手の気持ちや考えを尊重し、理解することで、お互いの距離が近づきます。ただ自分の意見や考えばかりを主張するのではなく、相手の意見にも耳を傾けることで、お互いが成長し、関係性も深まるでしょう。

とにかく、まずは自分を大切にし、自己肯定感を高めることが重要です。自分を愛さずして他人を愛することは難しいものです。自分を軽視せず、自分に対する自己肯定感を高めることで、他人にも愛される自信を持つことができるでしょう。自分自身を大切にし、自信を持つことで、恋愛においてもポジティブなスパイラルが生まれるはずです。過去の出来事に囚われるのではなく、今ここから新たな一歩を踏み出していきましょう。


パターン②:女性の社会進出で恋愛のメリットが無くなった

昭和以前の世の中では女性が一人で生きていくことが難しい社会でした。つまり、恋愛や結婚は女性にとって「生きる手段」だったのです。

しかし、女性の社会進出が進んだ現代社会では、別に恋愛や結婚をしなくても一人で生きていけるようになりました。結果、恋愛のメリットが少なくなっているのです。一人で生きていけるのならば、男性と番う事に必死になりませんからね。

女性は自分では自覚がなくても、このような恋愛のメリット低下を無意識下で計算に入れており、相対的に恋愛の面倒くささばかりを感じるようになってきているのでしょう。その結果、「人を好きになれない…」となるわけです。


このタイプは婚活女性に非常に多いです。

恋愛や結婚の必要性を本心や生存本能の部分では重視していないにもかかわらず、本人にその自覚はありません。

しかし、結婚を勧める業者の宣伝トークや結婚と子育てを賛美する世論、結婚していく周りの友人を見ての焦り、等に流されてしまい、「私も恋をしなくちゃ」と結婚相談所やマッチングアプリに登録してしまうのです。

しかし、本心や生存本能では恋愛を求めていないため「人を好きになれない」「何だかピンとくる人がいない」となり、最終的に「あれ?私はなんで婚活してるんだろう?」と迷子になるのです。


このような方は一旦、婚活や恋愛をやめましょう。そして、新しい価値観の社会の中で恋愛や結婚を自分の中でどのように位置づけるのか冷静に考えることが大切です。

女性の社会進出が進むにつれ、恋愛における価値観やあり方も大きく変化していくでしょう。これまでの伝統的な恋愛観や役割分担が徐々に崩れ、新たなるトレンドが台頭する可能性が高まっています。女性が社会で活躍する場が広がる中で、恋愛においても自立や平等を重視する傾向が強くなってます。

女性の社会進出が進む一方で、恋愛における未来を考えるときには、それに伴う課題や葛藤も見逃せません。例えば、女性が社会で成功を収めることが当たり前となる中、恋愛においてパートナーとの関係を築くことが難しくなるケースも考えられます。自己実現やキャリア形成に力を入れるあまり、恋愛や家庭にまで気持ちや時間を向ける余裕が減少するのは当然です。

一方で、女性の社会進出が進むことで恋愛においても新たな価値観や関係性が生まれる可能性もあります。自己実現を大切にする女性たちが、パートナーシップやコミュニケーションを重視した健全な関係を築く動きが広がります。恋愛においてもパートナーとの対等な関係や共に成長し合うことを重要視する傾向が強くなっているのです。

恋愛においても自己実現や自立を重視する女性たちが増えるなか、恋愛の在り方や将来がますます多様化していくことが予想されます。

この多様化した恋愛観や関係性に対応するためには、一度立ち止まって、自分の人生観や恋愛観を整理する必要があるのです。


パターン③:「そもそも恋愛する必要なくね?」

最後は「恋愛に全く興味が無い=恋愛のメリット0」というタイプです。以下のようなタイプの方々で、それぞれ人口の数%(10%未満)存在すると言われています。

①アセクシャル:生まれつき恋愛感情や性的感情を抱かない体質の人

②ジゾイド:生まれつき寂しいという感情がなく人間関係を必要としない体質の人


しかし、私が婚活アドバイザーとして様々な人と話した肌感覚では、3割くらい(特に10代~20代の若年層に多い)がアセクシャルやジゾイドに見えるんですよね・・・。

とにかく日本には「一人が好き」という人が多すぎです。

これは私の推測ですが、日本では恋愛以外の娯楽や趣味や仕事が多すぎて、恋愛しなくても楽しめる世の中になったことが大きいと思います。

これにより、アセクシャルとまではいかないけど"薄っすらアセクシャルっぽい"、ジゾイドとまではいかないけど"薄っすらジゾイドっぽい"、みたいな境界付近にいる予備軍たちが、社会の影響を受けて後天的に「ガチのアセクシャル」「ガチのジゾイド」に変身してしまったのではないかと推測してます。


恋愛に全く興味が無い=恋愛のメリット0」という方にとって、恋愛至上主義や結婚などは雑音でしかないでしょう。

少子化問題をどうするのかなどの社会問題はさておき、個人の生き方としての正解は「恋愛や結婚は捨てましょう」になります。

アセクシャルやジゾイドは頑張っても人を好きになれません。出来ない恋愛を頑張るよりも、自分の人生を楽しむことが大切です


恋愛至上主義に振り回されず、アセクシャルとして自分を受け入れる方法は、まず自分自身の性的指向や感情に対する理解と受容が重要です。自分がアセクシャルであることを受け入れることで、恋愛や性的関係に対する社会の期待やプレッシャーに振り回されることなく、自分のありのままの姿を受け入れることができます。

アセクシャルであることは、他者とは異なる性的指向を持っていることを意味します。恋愛至上主義が強い現代社会においては、恋愛や性的関係を重視する考え方が一般的ですが、自分がアセクシャルであることを理解し、それを受け入れることで、自分自身に誇りを持つことができるでしょう。

自分を受け入れるためには、まず自分の性的指向や感情について正直に向き合うことが必要です。自分がアセクシャルであることを理解し、それを否定せずに受け入れることで、他者との比較や自己評価から解放されることができます。恋愛や性的関係に興味や欲求を持たないことは、自分の一部であり、それを否定することは自分自身を否定することにつながります。

アセクシャルであることを理解してくれる人々との交流や、アセクシャルコミュニティへの参加を通じて、自分を受け入れる力を得ることも大切です。他者の期待やプレッシャーに振り回されることなく、自分自身の意思や信念に基づいた生き方を模索することができるでしょう。


恋愛至上主義に振り回されず、アセクシャルとして自分を受け入れる方法は、自分自身を理解し、受け入れることから始まります。

心配しなくても、現代社会では貴女と同じ体質の方がめちゃくちゃたくさんいます。仲間はたくさんいるのです。

自信をもって自分を愛し受け入れることで、恋愛至上主義や古い結婚観に振り回されることなく、自分のありのままの姿を受け入れていきましょう!


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