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遥か彼方のアブラード・ザ・ブッター

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UMUの日常を綴った役に立たないコラム集
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2021年12月の記事一覧

本当の心の余裕

本当の心の余裕

かなり前に歳を重ねると眠れなくなる、2度寝できなくなるから早起き&色々経験すると心配症になりがち→準備が早くなるみたいなことを書きました。

いま、ボクは新幹線のホームでこの文章を書いています。
サタグバツアーの大阪行きの新幹線が来るまであと1時間!
色々心配が重なり1時間も前に東京駅に着いてしまいました。

新幹線に乗るまでに在来線が遅れるかもしれない。
途中で忘れ物に気づくかもしれない。
暴徒

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ノスタルジーのその先に

ノスタルジーのその先に

日本シリーズが始まりました。
オリックスとヤクルトの対決だそうです。
今から26年前、ちょうど大学生の頃も同じカードがありましたね。

そんな日本シリーズを見たせいか、寝る前にふと26年前が頭に浮かびました。

1995年。
年明け早々に大地震があり、地下鉄サリンといった暗いニュースも。
ウィンドウズ95が登場して、ビートルズのFree As A Birdが発売されたのもこの年。
前の年からのイチ

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過ぎるな危険

過ぎるな危険

いま、わたしは猛烈な二日酔いです。
途中でやめておけばいいものの、楽しくなって杯を重ねてしまったわけです。
つまり、飲み過ぎというわけです。

わかっちゃいるけどやめられない。

何事も過ぎることはよろしくない。
冷静になって止めてくれる人がいればいいけど、
いや、いたとしても聞く耳はないのかもしれませんな。
過ぎている渦中は冷静ではないし、なんだかわからんが一直線なのです。

過ぎればどうなるか

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飲み屋でのうざい客の撃退法

飲み屋でのうざい客の撃退法

飲み屋さんで友達と飲んでいると、偶然別の友達がお店に入ってきました。
普段ならボクらと合流して一緒に飲むような感じなのですが、そいつはボクらに向かって会釈をしてさーっと奥に入っていきました。

そいつの後ろには見たこともない女性がくっついておりました。

ボクと友達は、まぁ女連れならしゃーないわなという感じで引き続き飲んでいたのですが
その女性がトイレに行った隙に、女を連れてきた友達がボクらのほう

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軽装備なので、急にそんな高い山は登れません

軽装備なので、急にそんな高い山は登れません

コロナ禍で全然飲みに行けない日々が続いてます。

夜な夜な退屈な時間を過ごしていると、時々昔の話を思い出したりします。

いつも行く立ち飲み屋。
良く会う飲み仲間と一緒に飲んでいると、ちょいちょい前からこの飲み屋に来るようになり顔見知りになった女の子2人が入ってきました。ボクと2人の男の飲み友達、そしてその女の子2人でまぁワイワイと飲んで、話題は中学、高校時代の告白したorされた話になりました。

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皆々様に感謝な足りる暮らし

皆々様に感謝な足りる暮らし

46歳になりました。
あ、別に誕生日の報告ではなくて単純に実年齢の報告です。

その暮らしは良い時もありました。
また悪い時もありました。
そして、現在はコロナ禍ということもありどちらかというと悪いでしょうね。

良い時期があったからこそ見えてくるもの、悪いときだからこそ見えてくるものがあります。

それ、本当に必要なのだろうか?と。

そんなに長生きはできないでしょうが、仮に人生100年として残

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街道沿いのチェーン店から考察する下世話な現在

街道沿いのチェーン店から考察する下世話な現在

結構前のことだけど、仕事で相模原に行きました。

クライアントは相模原が地元の人で、今は東京で会社を起こしているんだけど時折地元(相模原)の仕事を請け負っているみたいで、その案件の一部をボクに振って来たわけです。
んで、その人の車で現場に行って打ち合わせをしつつ、昼飯でも食べようということになって飲食店を探すために市内をぐるぐる回っておりました。

車内から見渡す景色は概ねチェーン店。

せっかく

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昔は楽しいことがあふれていたのか?〜横須賀線の狙撃兵編〜

昔は楽しいことがあふれていたのか?〜横須賀線の狙撃兵編〜

珍しく大学に行った帰りのこと。
その日は学校で仲の良い音楽仲間の先輩たち何人かと遭遇してしまい
授業にも出ずに学校内のテラスみたいなところで一日中無駄話をしておりました。

とりとめのない話で盛り上がっていたら夕方になってしまい、
もう帰ろうかとなって、3人で大学のある戸塚(横浜)から
横須賀に乗って横浜に向かっておりました。

秋と冬の間くらいのやや肌寒い季節、時刻は夕方17時ころだったでしょう

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渋い待ち合わせ

渋い待ち合わせ

ボクの実家は毎年冬になると京都にある伏見稲荷に行っておりました。

実家が商売をしていて、伏見稲荷が商売の神社であるというのも理由のひとつなのですが、それとは別にもう一つ理由がありました。

ボクの地元は昔、伊勢湾台風で大きな被害を受けました。
幸いなことに家族や親族に怪我人などはいなかったのですが、住んでいた町は大変な水害を受けたようです。
近所の神社も崩壊してしまい、その際に祖父はとある稲荷神

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辞め時

辞め時

始めるより終わり難き。

飲み屋の帰り際、新しいプロジェクト、パチンコや賭け事、恋愛・・・。

飲み屋に繰り出して夜も更けた深夜。明日は早い。
帰らなきゃいけないのに、楽しくて帰れない。
いやいや、、もうそろそろ帰りたいんだけど付き合い上、先に帰るとは言いづらい。

色々考えて新しいプロジェクトを立ち上げたものの、なかなか軌道に乗らず、このままでは予算を湯水のごとく使い切ってしまう。
次の一手を考

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あの時、必要だったものは!?

あの時、必要だったものは!?

あれは確か、高校1年の夏だったでしょうか。
中学の同級生の高校野球(甲子園の予選?)の応援で地元三重の四日市市霞ケ浦第1野球場に行きました。
7月の半ばあたりのことです。

ボクは中学まで野球少年で、同じ中学の野球部で違う高校に行った友達の応援だったと思います。

ボクの中学の野球部は県大会3位になるほどの強豪でその中の主要メンバーの何人かがその高校に進学していて、
さらに彼らは1年生なのにそこそ

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『ペールブルー』と新緑の季節

『ペールブルー』と新緑の季節

1995年の今頃は地下鉄サリン事件のあと、オウム真理教に強制捜査が入ったころで毎日テレビのニュースはその話題一色でした。

「カナリヤってかなりやばくない?」

強制捜査の際に毒薬に反応するということで捜査員はその手にカナリヤをもってサティアンを捜査しておりました。
その映像を見て大学の一つ学年が上の田村くんは、そんなどーしょーもないダジャレを思いついたのでしょう。
畳み掛けるように何度も繰り替え

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寺、燃ゆ

寺、燃ゆ

〜〜幽霊飴〜〜
浄土寺の前にあった飴屋に夜な夜な飴を買い来る女性がおりました。
その女性が飴を買いに来るようになったあと、
店主が売り上げを勘定するとそこには必ず木の葉が1枚入っているようになりました。店主は女の人が置いていったお金が木の葉に代わるのだと思い、ある夜女性の後をつけていくと、その女性は浄土寺の墓地に消えていきました。
店主がその事を浄土寺の住職に相談すると
「もしかして、この間亡くな

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そんなお年頃

そんなお年頃

こないだとある洋食屋さんでお昼ご飯を食べました。
デミグラスソースのかかったメンチカツ定食。素敵なメニューです。
運ばれて来たとき、ご飯がものすごく少なくて
これだったら足りないかなぁって思っていたのですが
いざ食べ終わってみるとすごく満腹になりました。
昔からの貧乏癖で美味しいおかずには沢山のごはんを食べなきゃ損
という気持ちがあったのですが、
しっかりしたおかずはそれだけでごはんが少なくても満

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