過ぎるな危険
いま、わたしは猛烈な二日酔いです。
途中でやめておけばいいものの、楽しくなって杯を重ねてしまったわけです。
つまり、飲み過ぎというわけです。
わかっちゃいるけどやめられない。
何事も過ぎることはよろしくない。
冷静になって止めてくれる人がいればいいけど、
いや、いたとしても聞く耳はないのかもしれませんな。
過ぎている渦中は冷静ではないし、なんだかわからんが一直線なのです。
過ぎればどうなるかはわかっているのですが、、、
もう一度言います。
わかっちゃいるけどやめられない。
こないだ話した若い女の子が
「私、彼氏が出来ると好きになり過ぎちゃうんです」と言ってました。
好きになること。
それはとても素晴らしい。
愛に溢れていて微笑ましい。
それが過ぎるとは?
好きに『過ぎる』という物差しは存在するのでしょうか?
はい、しますね。
きっと彼女が言うのは
好き過ぎて束縛したり嫉妬が過ぎたり・・・。
下手すりゃストーカーになったりするかもしれませんね。
過ぎるな危険
犯罪が起こったときに、よく
『こんなはずじゃなかった自分』
という心理が原動になっているということを耳にします。
これとて、ある意味自分を信じ過ぎていたとも言えるでしょうね。
自分を信じ過ぎて、現実となりたい姿がかけ離れ、思い通りにいかないことでイライラがつのり他者を攻撃する、と。
過ぎるな危険
しかしながら、何にも過剰になれない人生もまた味気ないものです。
人から見たら引くほど過剰にハマっているときの方が面白いことも沢山あります。
あと、恋愛なんかだと相手と同じくらいの熱量がないとバランスが取れないこともあったり、過剰さによってさらに盛り上がったりもしますから、その辺のさじ加減はなかなか難しいものではありますね。
いずれにしても
『焼き餅は遠火で焼けよ、焼く人の胸も焦がさず、味わいもよし』
というのがおさまりがいいのかもしれませんね。
とにもかくにも、何かにのめり込むのは素敵なことです。
ただ、飲み過ぎと二日酔いの関係と同じで、過剰なことは常に後悔と隣合わせであることが多いということをお忘れなく。
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