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好きなこと番外編 大河ドラマ遍歴/『江』2011~『鎌倉殿の13人』2022

とても迷ったのですが、大河ドラマが不完全燃焼だったので、番外編として、再チャレンジしたいと思います!ネタバレありです。
11作品について、個人的な思い出と共に、話していけたらと思っています。

2011年『江~姫たちの戦国~』

上野樹里主演。田渕久美子原作脚本。伊勢田雅也チーフ演出。吉俣良音楽。

私の大河ドラマデビュー作品です。放送開始当時10歳、小4だった私に、歴史の知識はほとんどないため、純粋に物語に入り込んだ1年でした。憧れのような女性がたくさんできました笑 思い返せば、ファンタジー感の強い作品でしたが、私にとっては大好きな大切な作品です。

感想は、昨日書きすぎたので、控えます。
よろしければ、下の記事で感想を書いてるので、読んでいただけると嬉しいです!


2012年『平清盛』

松山ケンイチ主演。藤本有紀脚本。柴田岳志演出。吉松隆音楽。

この作品好きです!

学校で、歴史の授業が始まり、自分が観てきた歴史がマニアック過ぎて、勉強では役に立たない(小学生の歴史なので。)と気付き、落ち込みつつも、習わないことまで知っていると、少し得意げでした笑 修学旅行で、三十三間堂を訪れた際、平清盛と後白河院についての解説パネルがあり、熟読していたら、バスに置いていかれそうにもなりました。

曲も好きで、書道パフォーマンスでも使わせていただきました。高校時代、熱を入れすぎた結果、分かりにくいと没にされた書道パフォーマンスの草稿です↓。観てた人なら、分かってもらえるのではと、淡い期待を込めて。。画像でしか残っておらず、影やコードが入ってるのは、お許しください。。

当時17歳高2の書道パフォーマンス用草稿。没作品。絵心は壊滅的だと自負してるので、温かい目で、お願いします笑


2013年『八重の桜』

綾瀬はるか主演。山本むつみ、吉澤智子、三浦有為子脚本。加藤拓 他演出。坂本龍一テーマ音楽。中島ノブユキ音楽。

八重に釘付けの1年でした。銃を操る姿は、カッコ良く、維新の戦いの折、実際に戦い人を殺めたという、男性の多くが持つ苦しみも、夫を待つ女性の苦しみも、抱えて、新しい時代を積極的に受け入れ、強く生きた女性。赤十字に入り、敵味方関係なく治療することになる。強さと優しさを、兼ね備えた女性になるまでの彼女の人生に、とても引き込まれました。
鈴木梨央ちゃんも可愛かった。。梨央ちゃんの「花は咲く」も好きです!

当時中学生で、メイン・テーマは、吹奏楽部でも演奏できて、嬉しかったです。冒頭の笛が好き。フルートの子がカッコ良かった。。


京都の、同志社大学や御所の隣の新島襄邸にも行きました!鶴ヶ城にも、いつか行ってみたいです。東京より北に行ったことがない。。



京都御所の桜。一昨年の春。福島の桜の写真は持っていないので。


2014年『軍師官兵衛』

岡田准一主演。前川洋一脚本。田中健二ほか演出。菅野祐悟音楽。

この作品も、かなり好きな方です!

当時、ジャニーズ否定派だった私は、ジャニーズが主演か。と落胆しましたが、秀吉と出会う頃には、官兵衛が岡田准一で良かったと、否定していたことを忘れるほど、好きになっていました笑 ちなみに今はジャニオタです。

軍師という存在を、初めて知り、とても惹かれたきっかけの作品です。竹中半兵衛も好きでした。亡くなった時は、哀しかったけれど、もし生きていたら、もっと恐ろしかったのではと、怯えたものです。
官兵衛親子の幼少期、万吉と松寿丸を演じた若山耀人くんも可愛かったですし、今後が楽しみでした。黒田家の人々や家臣達との関係性が素敵で、そこも見所で楽しんでいたので、長政となかなか分かり合えない官兵衛が、観ていて辛かったです。
荒木村重有岡城攻めの辺りが好きで、桐谷美玲演じるだしも素敵だなと思っていました。米澤穂信著『黒牢城』もすごく気になっていますが、読めてません。。

戦国武将って、カッコ良いですが、こんなにずっとカッコ良いことある?というくらい、常に先を読み、確実に戦い、秘めた信念を持ち続けた姿に惹かれ、当分好きな偉人は官兵衛でした笑 如水という名も好きですし、そういう生き方に憧れました。なかなか難しいですけど。

あと、この時は、あまり存在感のなかった高橋一生が、後に主役級の存在感を魅せつけてくるとは、、笑

官兵衛がいた頃とは異なるけれど。「思案のしどころじゃのう」を思い出す。一昨年春の姫路城。


2015年『花燃ゆ』

井上真央主演。大島里美、宮村優子、金子ありさ、小松江里子脚本。渡邊良雄ほか演出。川井憲次音楽。

この作品は、言葉が素敵でした。松陰の名言がHPに載っていて、それを筆で書いて飾ってました笑 当時受験生でもあったので、背中を押してくれた言葉達です。

幕末は八重以来で、新撰組を大河以外で観たり読んだりした程度だったので、松下村塾の塾生達を見て、この人達が日本を変えて行くんだと楽しみにしていたのですが、軒並み戦死していくという。。長州藩で維新後まで生き残ったものの少ないこと。。悲しむ間も無く死んでいくので、呆然としてました。四天王もね、誰か一人でも生き延びてほしかった。
高杉晋作は割と好きでした。「面白くなき世を面白く」。この言葉が妙に響いて。私からしたら、幕末は面白いのに、晋作からすればつまらない。自分の生きてる世で、世を嘆くのではなく、自ら楽しむことが大事なのだと感銘を受け、今でも大切にしています。

吹奏楽での司会ハプニングは、この曲でした。気になる方は、昨日の投稿を見ていただけたら。メイン・テーマの映像も素敵で、、墨の演出が好きです。
ちょうど中3の修学旅行が東京だったので、ディズニーで友達がお小遣いを注ぎ込む中、私は翌日のNHKスタジオパークに注ぎ込みました笑

幕末関連で龍馬と中岡慎太郎の像がある京都円山公園の桜。一昨年。


2016年『真田丸』

堺雅人主演。三谷幸喜脚本。木村隆文ほか演出。服部隆之音楽。

この作品が外れだなんて言う方います?というくらい安定の作品。最初から最後まで、ずっと良かった。

ずっと誰かの下にいた信繁が、大坂の陣で、真田丸で戦うシーンなんて、、テレビの前で歓喜歓喜。行けー!って、叫んで応援してました笑 毛利が銃でフォローした時の、バラバラだった者達が、戦いたいの意志でまとまった感じ、、あの場面好きです。
誰が良い、どこが良いって言い出したらキリがないのですが、、。一人一人が丁寧に映し出されていて、ちゃんと生きてる感があるのが、面白さも、切なさも、リアルで入り込んでしまうんですよね。それが故のテレビ前での応援です笑

『真田丸』の真田一族素敵ですよね。それだけでも、2投稿くらい書けそう。。 昌幸の存在感は別格でした。それでも、可愛らしいところもあり、さすが三谷さんです笑
女性陣も面白かった。早くに亡くなってしまいましたが強かなも素敵でした。きりと信繁が結ばれなかった理由も分かる。。
家臣も強者揃いで。出浦さん好きでした。信繁は、人に恵まれてたんだろうなと感じさせられる作品でした。

メイン・テーマも素敵で、ヴァイオリンの旋律が特に好きです。サントラも好きです。この曲で書道パフォーマンスをしたのですが、1年生ということもあり、草稿案が通らず悔しかったのを覚えています。

大阪。三光神社の真田の抜穴跡。2021年6月撮影。


2017年『おんな城主 直虎』

柴咲コウ主演。森下佳子脚本。渡辺一貴ほか演出。菅野よう子音楽。

この作品、酷評もありますが、私は結構好きです。柴咲コウが好きなので、ひいき目なのもあるかもしれませんが、好きなのを抜いても面白い作品だったと思います。柴咲コウだからこその『女城主 直虎』ではありますが。

私は、強く生きる女性が好きです。まさに直虎がそんな女性で、もちろん惹かれました。でも、それ以外にもたくさんの魅力のある作品でした。人の真の優しさも裏切りも、随所に見られ、素敵な大河ドラマだったように思います。昔話のような温もりと、冷たい現実、その中で強く生きようとする直虎が、美しく勇ましく愛おしくなりました。
幼なじみ3人の絆。子役3人が可愛くてどれだけ癒されたか。まさか、あんな運命が待っているとも知らずに。政次の、鶴の、最期は何度観ても、胸が苦しく、辛く、でも温かくなります。政次の賢すぎて、深すぎる愛は、もどかしくて切なくて。でも、運命だったのでしょう。泣かずに観られるわけがないです。
この作品も、まだまだ深掘りしたいです。笑

直虎の跡を継いだ直政の足跡。一昨年秋の関ケ原。


2018年『西郷どん』

鈴木亮平主演。林真理子原作。中園ミホ脚本。野田雄介ほか演出。富貴晴美音楽。

初めて挫折した作品です。途中復活したりもしていて、どこを観ていないのか明確ではないのですが。。
BL感強めの部分が耐えきれませんでした。。それでも、せっかくの西郷隆盛であったのだから、ちゃんと観ておけば良かったと後悔もしています。

二階堂ふみの愛加那や、風間くんの左内、松田翔太の慶喜は、かなり好きでした。


2019年『いだてん』

阿部サダヲ、中村勘九郎主演。宮藤官九郎脚本。井上剛ほか演出。大友良英音楽。

これも挫折してます。面白かったです。ただ、求めていた大河ドラマではなかったです。オリンピック記念として、別枠でやってほしかったです。難しいのは分かっていますが。
振り返って見ると、ほとんど観ていたような気もします笑
色んな時代や舞台が錯綜していましたが、それでも分かりやすく楽しんで観ていた気がします。
大河ドラマだと思わなければ、大好きな作品だと思います。


2020年『麒麟が来る』

長谷川博己主演。池端俊策、前川洋一、岩本真耶、河本瑞貴脚本。大原拓ほか演出。ジョン・グラム音楽。

この作品も面白かったです。新しい光秀像のみならず、色んな偉人、戦の新しい見方を示してくれたように思います。歴史の面白さを、改めて発信してくれたように思います。少なくとも、私は歴史が好きなんだと再認識させられました笑

武士、農民、商人、公家、戦国時代の様々な身分の暮らしや人々の想いを見つめることのできた作品だったように思います。

戦に負けても、命を落としても、負けぬ信念を持った斎藤道三。作品外で色々ありましたが、信長を操り、見捨てる強さも持ったマムシの娘 帰蝶。この父娘の印象が強いです。
家康も新たな一面が見えて、面白かったです。松永久秀も良かったです。平蜘蛛を抱えて爆死する最期、さすが過ぎました。
ちゃんと東庵先生のような存在が、随所ごとに出てきたのも、良かったなと思います。癒しでもあり、大切なことを見失わない場所であり。家族でない立場で、見守り続けてくれる存在。

キャスト問題や、コロナを乗り越えて、『麒麟がくる』届けてくださった方々に感謝しています。


2021年『青天を衝け』

吉沢亮主演。大森美香脚本。黒崎博ほか演出。佐藤直紀音楽。

やっと、、ここまで来ました笑

青天を衝け、面白かったです。発表された時、渋沢栄一!?また最近のことやるの?観れる気がしない。と思っていましたが、無事見終わりました。楽しかったです。

思っていたより、幕末に奔走していた。栄一自身には、幕臣や新政府らしい、お堅い感じはない波瀾万丈な人生で、飽きない。良い意味で、予想を裏切られ、渋沢栄一にハマってしまいました。

観終わって、栄一関連の本を2冊購入してしまいました。まだ読めていませんが。

大河ドラマファンも楽しめるし、経済や政治、現代の日本社会に思うとこがある方にも、ぜひ観ていただきたいです。
大河ドラマをオススメするのなら、まずは『真田丸』だったのですが、歴史にそこまで興味のない人なら『青天を衝け』の方を勧めようと思います。

まだ、終わったばかりですし、近いうちに、『青天を衝け』だけ感想レポのようなものを書いてみようと思います。


2022年『鎌倉殿の13人』

小栗旬主演。三谷幸喜脚本。吉田照幸ほか演出。エバン・コール音楽。

ついに、先週始まりましたね。今週分は、まだ観れていません。バイト終わりでそのまま打っていたので。。

三谷さんで、外れはないと確信しています。源氏が立ち上がるまでに何があったのか、名場面盛り沢山の源平合戦をどう描くのか、鎌倉幕府の実態はいかなるものなのか、、楽しみで仕方ありません。

今1番楽しみにしているのは、新しい義経が観られるのではと期待しています。

第一話、三谷ワールド全開で楽しかったです。佐殿の女装は、衝撃的で、コントかと思いましたが、当時も近いものがあったのでしょうか。
畠山重忠を演じる中川大志くん。『平清盛』では、頼朝を演じていたので、次は頼朝支えるのか、、とか考えてしまいました。1話目はそんなことも考えちゃいますよね。
私としては、ガッキー演じる八重が面白かったです。かなりのお嬢様気質なようで、、これからが楽しみです。ただ千鶴丸の死を思うと辛いです。

あと、四兄弟のやりとりも微笑ましくて、気休めがあるのは嬉しいなと、これからも楽しみです。


とても長くなりましたが、以上です。

読んでいただきありがとうございました🙇

写真は、鎌倉には行ったことがないので、奈良の大仏を。

日付は越えてしまいましたが、16日分として投稿します。

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