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雑文集

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固定観念に囚われないように書いていきます。
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2022年5月の記事一覧

サンフランシスコが好きな理由

サンフランシスコが好きな理由

 海外の好きな街を訊かれたら、迷わずサンフランシスコを選ぶと思う。

 サンフランシスコはアメリカ合衆国カリフォルニア州、西海岸に位置する海辺の都市だ。

 自分はそんなサンフランシスコが好きなわけであるけど、実際にその地を訪れたことはない。
 と言うか、まず日本列島から出たことがない。

 高校の修学旅行では行き先に3つの選択肢があって、シンガポール、オーストラリア、沖縄の中から選べたのだが、自

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今月書いた短編を軽く振り返る【5月編】

今月書いた短編を軽く振り返る【5月編】

バイト帰りの奇妙な出来事

《あらすじ》まだ冷たさが残る3月の夜、大学生の僕はバイト帰りの道を自転車で走っていた。
 すると、前方から子供たちのはしゃぎ声が聞こえる。こんな時間、こんな季節に、川遊びをしているらしい。
 彼らの傍まで近寄って、自転車のライトで照らしてみると、見てはいけない光景がそこには広がっていた。彼らは生きた人間ではなかったのだ。

 ジャンルとしては、いわゆる怪奇に該当する作品

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小学生の時に描いたウルトラマンの漫画

小学生の時に描いたウルトラマンの漫画

 シン・ウルトラマン、とにかく面白かった。
 ネタバレなしに言うと、こんなに面白い日本映画は久々に観たんじゃないかと思うくらい、本当に熱中しながら映画館で観ていた。
 2時間という時間が90分に感じるくらい。

 とにかくウルトラマンが(外面的にも内面的にも)かっこよかった。
 割に社会的な要素が全編にわたって描かれていて、これは文字通り大人も子供も楽しめる作品だなと思った。

 シン・ウルトラマ

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海が見える坂道

海が見える坂道

 今週、学校帰りに自転車に乗って海辺の町に行ってきた。

 つい最近投稿した、『テスト前夜の調査』という短編小説の舞台にした町である。

 坂が多い町で、それも結構な急勾配だ。
だから、自転車で坂道を登る時はかなり苦労した。

 作品内で、主人公たちは町で聞こえる奇妙な祭りの音を探るために、山に向かって歩いていく。
彼らが自転車ではなく徒歩で移動したことは、合理的で正しい選択だったことを、作者自ら

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自分と自分の作品について

自分と自分の作品について

 noteのアカウントを作ってからもうすぐ2年、小説を投稿してから1年以上が経過している。

 しかし、これまでまともに自己紹介というものをやってこなかったことに気づいた。

 そこでタイトルにあるように、ここで軽い自己紹介をしたいと思います。

 ペンネームの『いし』は、『意志』や『意思』が強い人間になりたいという想いを込めている。
石ころの『石』も少しは含まれてるかもしれない。

 職業(?)

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Oasisの『She's Electric』を意訳してみた

Oasisの『She's Electric』を意訳してみた

 まず大前提として、僕は英語が得意なわけではない。

 ただ、毎日のようにiPodでOasisの代表的なアルバム、『(What's the Story) Morning Glory?』を聴いてると、曲によってはどうしても自分なりの意訳が思い浮かんで、それが頭の中に定着してしまうのだ。

 そしてそんな曲の一つが、『(What's the Story) Morning Glory?』の収録曲である『

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