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Lomokie Diary🇬🇭 in ガーナ

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JICA海外協力隊の活動記録。私はこの地でLomokie(ロモキエ)として生きています。詳しくはLomokie Diary #3 🇬🇭をごらんください。
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記事一覧

Lomokie Diary #51🇬🇭「世界環境デー2024🌍【後編】」

Lomokie Diary #51🇬🇭「世界環境デー2024🌍【後編】」

前回(上の記事)の続きです。
世界環境デーに合わせて、リサイクルやアップサイクルの啓発活動を進めています。

1.子どもたちへの指導職員研修を終えた後、子どもたちへの指導を1クラスずつ実施させてもらうことになりました。(幼稚園児から中学生まで、計17クラス)
ポイ捨てはダメだよ・ごみは分別しようね・リサイクルって知ってる?の3本立てです。

1)発達段階に応じた指導

5歳と15歳に対して、同じ内

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Lomokie Diary #50🇬🇭「世界環境デー2024🌍【前編】」

Lomokie Diary #50🇬🇭「世界環境デー2024🌍【前編】」

世の中には「世界〇〇の日」が溢れていて、ガーナの人たちはそれが大好き。

「世界月経衛生デー」には必ず月経教育をするし、「世界手洗いデー」には必ず手指衛生の指導をします。日本よりも季節の変化が少ないからこそ、こういう機会を大切にしているのかな?と勝手に推測。(日本だったら、夏に熱中症の指導をしたり、冬にインフルエンザの指導をしたりする)

そして毎年6月5日は「世界環境デー」らしいです。ネットサー

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Lomokie Diary #49🇬🇭「アップサイクル工房in首都アクラ」

Lomokie Diary #49🇬🇭「アップサイクル工房in首都アクラ」

↑のとおり、最近の活動のメインはプラスチックごみ(飲み終わったピュアウォーターの袋)のリサイクルです。

集めた袋はどうなるの?ということで、前回のnoteでは、ボノ州の州都スンヤニにあるリサイクル工場を訪問した時のことをお話ししました。

今回は、集めた袋はどうなるの?第2弾。
首都アクラにあるアップサイクル工房を紹介したいと思います。こちらも、リサイクルやプラスチックごみ問題に関心のあるガーナ

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電気料金の支払いに行ったら「現金は受け付けません」と言われました。ついに我が任地にもやってきたキャッシュレスの波🌊詐欺に遭って解約してから避けてきたモバイルマネーを、再び契約する時がきたようです。6月15日までに支払わないとディスコネクト(電気ケーブル切断=停電)されちゃう。

Lomokie Diary #48🇬🇭「リサイクル工場inスンヤニ」

Lomokie Diary #48🇬🇭「リサイクル工場inスンヤニ」

↑のとおり、最近のLomokieは、プラスチックごみ(飲み終わったピュアウォーターの袋)を集めては売って集めては売ってを活動のメインとしています。

その中で子どもたちからよく問われるのが、「集めた袋はどうなるの?」

バイヤーさん(袋を買い取ってくれるマダム)は「リサイクル工場に運ばれてプラスチック製品になるよ」と言うけれど、この目で見ないと子どもたちに正しいことを伝えられません。12を知ってい

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5月28日は世界月経衛生デー。先生方が月経教育を実施するとのことで、違う任地の先輩隊員さんが作成した教材を提案し、使ってもらいました。来年以降の継続性を考えると、現地の人にやってもらうのがいちばん。それに先生方は子どもを惹き付けるのが上手。私は終始写真係に徹しておりました。

Lomokie Diary #47🇬🇭「1年目の活動まとめ」

Lomokie Diary #47🇬🇭「1年目の活動まとめ」

最近、日本の勤務先(県立高校)に向けてこれまでの活動をまとめる機会があったので、noteでも。

1.1年目の活動まとめ少々恥ずかしいですが、百聞は一見にしかずということで。Lomokieが1年目にどんな活動をしていたかを知るには、JICAの公式YouTubeに上がっている動画「JICA海外協力隊活動紹介〜保健医療分野〜」をご覧いただくのがいちばん早いかと。こちらです↓

私の職種は学校保健で、配

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Lomokie Diary #46🇬🇭「第3クォーター始動」

Lomokie Diary #46🇬🇭「第3クォーター始動」

ガーナにきてから1年が経過し、再び雨季がやってきました。

JICA海外協力隊の任期は2年間。ハーフタイムを挟む間もなく、第3クォーターに突入です。

もう1年?まだ1年?とよく訊かれますが、私は正直、まだ1年かぁと感じています。2年って、長いようで短いようで長いようで短いようで長い。

1.中間報告会さて、ここからが本題。
首都アクラにて、4月29日(月)には健康診断とガーナカード(日本のマイナ

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世界の大気汚染ランキング、ハマターンの影響で月初めには栄えある1位を記録していましたが、近頃は順位を落としています。次の季節がやってきたようです。砂塵がおさまって青空が顔を出してきたぶん、気温がグッと上がったように感じます。暑い。扇風機必須。いつか暑熱順化するのでしょうか。

Ash Wednesday(灰の水曜日)というものを初めて知りました。今年は2月14日がその日にあたるらしい。ここからイースターまでの40日間は断食をおこない、食事をしてよい時間帯は教会や個人に依るとのこと。カトリックに所属している同僚の額には、墨色の十字架が描かれていました。

バレンタインデーの過ごし方は人それぞれで、特に何もしない人もいれば、夫婦で教会に行く人、赤いドレスをまとってドリンク片手にお祝いをする人もいるらしいです。この日のために10ヶ月間冷蔵庫であたためてたガーナチョコレートは、活動をともにしているカウンターパートへ…🍫🇬🇭

こちら本日(2月7日)朝の世界大気汚染ランキングです。これがハマターンの本気。

ガーナは乾季真っ只中。近頃はハマターン(サハラ砂漠の砂塵を含む貿易風)がひどく、空は霞んでなんだか埃っぽいです。そのおかげで日光が若干遮られているように思います。昼間は暑いですが朝晩は比較的涼しく、シーリングファンを回すと割と快適です(個人の見解)。

乾季の暑さが続くなか、1月9日(火)2学期がスタートしました。休み明けの出席率はたいてい50%未満で、今回も例に漏れず。中学3年生は授業を受けている一方、下級生は今日は教室の掃除をしています。