【SLAM DUNK GI】66話「エースのコートビジョン」
ボアノイチ、
流川楓の独壇場にたまらずタイムアウト。
「やるな。あの日本人、実力は本物ってことか。」ホナウジーニョ
「悪い。油断したわけではないが。大丈夫だ、立て直す。」藤真
ルース・オエステ ベンチ。
「後半立ち上がり、最高です!このまま追いつきましょう!」紡希
「おい! 花道。さっきの流川、手にボールがすいついていたぜ!」高宮
「ぬっ」桜木
「お前のフィレオフィッシュを平面で使ったって感じだったぜ!」野間
「常に先をいく流川だな。」大楠
「うるせーぞ!お前ら! 誰の応援だ!?」桜木
桜木、流川に向かって
「ルカワ! おめーには負けねーぞ!」桜木
「はは(笑) いいね! 花道 そう来なくっちゃな!」水戸
ボアノイチ攻撃。藤真が運ぶ。
「(冷静になれ、的確な判断をするんだ)」藤真
藤真-三井のマッチアップ。
三井、藤真のドリブルについていくが、足を滑らす??
「(三井??)」藤真。
流川のヘルプが入ったところ福田へ。ダンクで決める。51-58。
ルース・オエステ攻撃、流川のアイソレーション続く。
ここまでの数分のスーパープレーがウォーミングアップだったかのような鋭いドライブを仕掛ける。
シルバを抜きガルサがすかさずヘルプ。
しかしこの巨体のブロックをものともせず、
スクープショットと決める。
53-58。
「あれは!? ヘナチョコシュート!?」桜木
ボアノイチ攻撃、藤真へ。藤真-三井のマッチアップ。
「さっきは足が滑ったが、今度はいかせねーよ。」三井
「神奈川の俺達の世代の先駆者、中学MVP、いち早くCBAで結果を残した三井寿。」
「しかし引退の引き金となったであろうお前の膝は爆弾を抱えたままだ。」藤真
藤真は先ほどの三井のプレーを鋭い洞察力で後半に入り膝が悲鳴を上げ始めていることに気付いていた。
そして徹底的にウィークポイントをつくコートビジョン。
ドライブに三井はついてこれなかった。
レイアップに持ち込むと赤木が高いブロックに入る。
藤真は先ほどの流川のスクープショットと似て異なるシュートを放った。
赤木の高いブロックを交わす。
「あれは!? ティアドロップだ。」花形 53-60。
ルース・オエステ攻撃。流川-シルバで勝負。
対応の早いボアノイチはガルサがダブルチーム。
「さすがに対応が早いな、流川にダブルチームだ」魚住
この戦局を判断した流川はすかさず赤木へパス。
アリウープを決める。55-60。
「流川! ナイスパスだ!」赤木
「うす。」流川
ボアノイチ攻撃。藤真がボールを運ぶ。藤真-三井。
藤真のドリブルに必死につき、抜かせない三井。
「どうだ? まだおわっちゃいねーよ。」三井
「それでこそ三井寿だ。リスペクトするぜ。」藤真
抜けない藤真が選択したのは、マーカーの宮城との身長差約20センチある
福田の高さを使った攻撃だった。
「藤真はミスマッチを的確に攻めている。もうごまかしはきかない。」花形
「フク助! 俺がいることを 忘れんな!」桜木
福田のシュートは桜木のブロックの影響で外れるものの、桜木のマークであるべノンに決められる。55-62。
「フン。お前を引きずり出せば十分だ。」福田
流川楓と藤真健司、
両エースのコートビジョンがぶつかり合う。
「直接ではねーがあの二人、やり合ってるな!」水戸
「めっちゃ 爽やかな イケメン対決ですね。」紡希
「ルカワ! ルカワ! ルカワ!」流川楓親衛隊
「フジマ! フジマ! フジマ!」藤真ファン
黄色い声援が止まない。
「おのれ ルカワ、、、、
フジマ、、、。」桜木
続
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