【挑戦者たち・ライバル再会編】振り返り
前編、「赤木剛憲・社会人編」では、
プロ入りを目指す桜木花道に尽力する代理人、花形透から
「名を売れ」という課題を出されました。
「挑戦者たち・ライバル再会編」と名をうち、
まず最初に登場したのが、フリースタイルバスケで世界に挑戦中の清田信長ことNOBUNAGAです。
イベント企画等をする会社に勤める水戸洋平と清田信長がイベントを企画中で最近、よく仕事をしているという。
「名を売れ」という課題に対し、
水戸洋平は清田信長に宮城リョータのYouTubeチャンネル「電光石火の宮城リョータ」のコラボを実現させる。
原作当時にはなかったで言葉であろう
「インフルエンサー」
的な役割を清田信長が担います。
これも令和に二次創作した続編としてご容赦いただければと思います。
原作でも試合前に派手なパフォーマンスで会場の視線を釘付けにし目立ちたがり屋であった清田信長のフリースタイルバスケに転身というのは、ある程度、想定内ではなかったでしょうか?
桜木花道が再会を果たしたのは、清田信長に留まらず、ある日、公園で少女に声をかけられる。
しかし桜木は誰だかわからず少女に1ON1を挑まれる。
この少女の名前は中道紡希。
原作終了間もない、桜木花道がリハビリをしていた病院で出会い、ある約束を交わしていたのです。
その約束とは、
・一緒にオリンピックに出場する。
・流川楓と桜木花道のハイタッチを見届ける。
ということでした。
しかし心臓病でもうバスケは出来ないため、約束の1つはもう果たせません。
約束を思い出した桜木はよりいっそう使命感を感じます。
新たなヒロイン(??)、中道紡希の登場。
紡希にはどんなバックボーンがあるのか?
今後、そのあたりももう少し語られますのでご注目下さい。
ちなみにこの作品は、原作から7、8年後のストーリーを描いておりますので、当時、小学生の中道紡希の二十歳前後の姿を桜木花道がわからなくても、無理はないのです。
また前編から
ワイドなショーのコメンテーターでありタウンダウンの松田雅志の発言はすぐさまネットニュースとなるメリットに木暮は注目したのです。
※本家は「ワイドナショー」
今作は「ワイドなショー」と差別化しています。
三田良佑は収録VTRのみならず、スタジオにサプライズ登場し、松田雅志との共演が実現。
三田は松田に
「新規参入チームのオーナーになってほしい」
と要望し、
松田もまんざらではない態度を出します。
今後、松田雅志の動向にもご注目下さい。
因みにこの34話は、今作品初の原作SLAM DUNKキャラクターが登場しないレアな回となりましたので、ぜひご覧下さい。
ライバルとして登場したのは、
翔陽の選手兼監督、エースでもあった藤真健司です。
こちらは同じ翔陽で苦楽を共にした花形透と再会を果たします。
海南の牧紳一と翔陽の藤真健司は、
一年生の頃からスタメンを獲得し、同学年のライバルとして2強時代を築きました。
しかし藤真健司は牧紳一に勝ったことがなくその関係は大学時代も続き、とうとう大学時代も勝つことはできませんでした。
その時、芽生えた不思議な感情。
「牧紳一の価値を俺がさらにあげてやる。」
「ずっと戦ってきた俺が証明してやる。」
「牧・藤真時代は終わっていない。」
そう決意し、牧とは別のストリートバスケでトップになる道を選択します。
そのストリートバスケチーム「ジザニオン」のメンバーには、宮城リョータ、桜木花道と再会を果たした因縁を持つ、
陵南、福田吉兆 も所属していることが明かされた。
「挑戦者たち・ライバル再会編」
を締めくくるべく躍動したのは桜木軍団のリーダー的な存在でもあり、桜木花道の良き理解者として5人のバランスをとる
水戸洋平です。
ただ1人スーツを着こなし営業マンとして日々を奔走する水戸は清田のイベント企画にて大仕事をやってのけます。
SLAM DUNKは脇役だとしてもキャラクター1人1人の個性が際立つ作品です。最終話まで桜木軍団は桜木に欠かせない存在として居続けました。水戸洋平をメインとした回も描きたいと実現できました。
桜木花道を常にアシストする水戸洋平は、
バスケフェスティバル「デサフィアンテ」の開催を実現させます。
フリースタイルバスケで世界に名を轟かす、ブラジル人、ダニエル・シルバの提案で
シルバフレンズVSノブナガフレンズ
の試合が決定します。
シルバフレンズには、直近のストリートバスケ大会で優勝した藤真健司と福田吉兆も参戦。
ノブナガフレンズは、清田信長、桜木花道、宮城リョータの参加が決定。
残る二人は?
新章にご注目下さい。
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