【SLAM DUNK GI】31話「謎の少女」
ある日の日曜日の午前、
桜木花道と宮城リョータは安田靖春を中心とした湘北控えメンバーによるチームの試合に参加した。
「おお ヤス にシオ にカク、久しぶりだな! この天才バスケットマン桜木が参戦するからにはもう安心していいぞ! はっは(笑)」桜木
「はは まぁ許せよ 相変わらずなんだわ こいつは。」宮城
「はっは(笑) おお お前はだれだっけ?」桜木
「ひどいな 桑田だよ 同級生だろ!」桑田
「はっは(笑) そうかそうか。」桜木
試合終了後の午後、宮城はバイトの為、解散。
桜木花道、以下桜木軍団は公園に来ていた。
「あーあ やっぱ物足りねーなー。」桜木
バスケットリングにシュートを放った。
「ナイスシュート! 花ちゃん! 久しぶりだね!!」
「!?」
少女が声をかけてきた。
「???? だれ?」桜木
「おい 花道 だれ?」高宮
「おいおいおい 花道 お前いつの間に(笑)」野間
「隅にはおけねーってか?(笑)」大楠
「いや いや 知らん、、、、、。」桜木
「はっ!?」
少女はムッとした。そしてあろうことか桜木に勝負を挑んできたのだ。身長は155㎝といったところか、
小柄の部類に入るだろう。
「花ちゃん! 失礼ね! いいよ! 思い出させてあげる。勝負よ!!」
「おい 何だか知らねえけど、この天才バスケットマン桜木に勝負を挑むとはな!女子だからといって手加減はしねーぜ ほらよ そっちのオフェンスからいいぜ。」桜木
桜木はボールを少女に渡した。1ON1のスタートである。少女は小刻みなステップと見事なハンドリン
グを披露、
あきらかに経験者のボールさばきだった。
「おいおい あの子 上手いじゃん!」野間
「花道もびびってるぞ!?」大楠
「なんだ こいつは!?」桜木
少女は桜木を翻弄した。インアウトクロスで桜木を振って、レッグで抜きにいく。細かいドリブルで抜きにかかった。
「ぬっ!? 細かいドリブルに、、、、この小さな体、、止めにくいぞ!?」(心の声)桜木
「速くね?」高宮
「いや 速い! あれは本物だ!」水戸
一瞬のキレで桜木を抜き、レイアップでゴール。なんと桜木から先制点を奪う。
「トリプルコンボってやつよ。」
「!? 抜かれた、、はは 女子とは言えこの天才バスケットマン桜木が油断を、、やるじゃないか!?
はっは(笑) 」桜木
「花道のやつ あんなこと言ってるけど マジかもな。」水戸
「何が?」大楠
「真の実力者ってことだよ。」水戸
桜木のオフェンスから再スタートする。
「はっは(笑) 女子だと思って油断したぞ もう容赦しね―ぞ。」桜木
「いいから 花ちゃんも テクニック見せてごらんよ!」
少女は挑発した。まんまと挑発に乗った桜木は、シャムゴッドを仕掛けた。まんまと挑発に乗った桜木は難易度の高い股抜きを狙った。
しかし小柄な少女の隙間等抜くスキルなどたやすいことではなく引っかかってしまう。
桜木のオフェンスはノーゴール。
「はいはーい 次、入れれば私の勝ちでーす! いきまーす!」
1ターン目と同様、細かいボールハンドリングで揺さぶる。
そして小さな体をさらに低くしてドライブを仕掛ける。
「くそっ 小さな体をさらに小さくしやがって、ボールが見えねーじゃねーかよ」(心の声)桜木
「ダックイン!!!」
「抜いた!!」桜木軍団
少女が桜木を抜きかけたその時、バタッ、、。
「はあ はあ はあ」
「!?!?」
少女は倒れた。
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