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アジアの言葉【世界の国の言葉】

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noteにて掲載中の【世界の国の言葉】からアジアの言葉を集めています。
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#語学

まるで双子の言葉!【マレー語】と【インドネシア語】

まるで双子の言葉!【マレー語】と【インドネシア語】

【マレー語】と【インドネシア語】

東南アジアのマレーシアで使われている【マレー語】、インドネシアで使われている【インドネシア語】。

島の多い2国ですが、ボルネオ島という島では陸続きで国境があります。

実は、この2つの言葉、本当そっくりなんです
一部の単語や単語の意味は違いますが、本当に一部。

マレー半島を中心に使われる言葉を大きくマレー語と言い、マレーシアの【マレー語】も【インドネシア語】

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謎の多い孤立した言葉【ミャオ語】

謎の多い孤立した言葉【ミャオ語】

【ミャオ語】

中国やベトナム、ラオス、アメリカの一部に住んでいるミャオ族。
そのミャオ族の間で使われている言葉に【ミャオ語】というものがあります。

ミャオ語は20世紀のはじめまでは文字のない話し言葉だったようですが、
その後色々な文字に置き換えられては普及せず・・・が続いたようです。

現在広く普及しているのは、ラテン文字での表記のようですが、ミャオ族自体国を超えて居住しているため、その地域独

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文字は違うけれど意思の疎通はできる!?【タイ語】と【ラオス語】

文字は違うけれど意思の疎通はできる!?【タイ語】と【ラオス語】

【タイ語】【ラオス語】

東南アジアに位置するタイとラオス。
陸続きで隣同士の国です。

タイの言葉は【タイ語】、ラオスの言葉は【ラオス語】ですが、実はこの2つの言葉は方言ぐらいの違いで、タイの北東部では意思疎通も出来るほど発音が似ています。

そしてラオスではタイのテレビ番組が受信できるそうで(地域もよりますが)、タイ語は耳慣れしているようです。

そんな2つの言葉ですが、大きな違いは「文字」。

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日本語と文法がそっくり?お隣の国の言葉【韓国語】

日本語と文法がそっくり?お隣の国の言葉【韓国語】

【韓国語】

日本の隣の国韓国で使われている【韓国語】。
昔はあまりなじみのない言葉でしたが、2000年代前半の冬のソナタ・韓流ブームで一気に韓国語が知られていき、今や書店には韓国語のコーナーが出来ているほど。

韓国語会話レッスンなども増えていき、習ったことがある!という方にお会いすることもあります。

そんな韓国語、実は文法が日本語と似ているのです。
ざっくりと言えば、日本語と語順が同じ(あく

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歴史とともに変化してきた言葉【ビルマ語】

歴史とともに変化してきた言葉【ビルマ語】

【ビルマ語】

ミャンマーで使われている【ビルマ語】。
ミャンマーのビルマ族以外に、一部の東南アジアでも使用されている言葉です。

言葉の歴史は古く、一説によると9世紀には現在のミャンマーの地に言葉があったとされています(古ビルマ語)
その後15世紀には言葉として整えられ(中ビルマ語)、18世紀には現在使われているビルマ語(現代ビルマ語)になったようです。

ビルマ語はビルマ文字を使って書かれます

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複雑で難しいけど話者が多い【チベット語】

複雑で難しいけど話者が多い【チベット語】

【チベット語】

中央アジアの広い地域で使われている言葉【チベット語】
名前は聞いたことがありますが、どんな言葉なのかまではあまり知られていないですね。

以前紹介した【ゾンカ語】と同じくチベット文字を使用していますが、ゾンカ語と同じく文字が難しく特殊で一部のパソコンなどでは表示出来ません。


そのため、チベット語の音をラテン文字で表記したものも使わています(日本のローマ字のよう

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