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神経治療の注意点

神経治療とは

このマガジンではニューロモデレーションおよびニューロフィードバックのことを指します。

前者は電磁気刺激による脳神経の活性化、後者は脳波状態の可視化による医療的トレーニングを指します。

発達障害/精神疾患に対して即効性のある医療ですが、保険がほぼ効かず高額です。

受けるにあたって必ず理解してほしいことがあります。

疾患治療でなく脳機能改善である

疾患治療とは、体内から病気の部位を見つけそれらを正常化することです。

が、神経治療は脳の活動に直に刺激を与えます。
脳機能低下の根本原因にアプローチするわけではありません。

なので、

内科治療を終わらせること

を含む複数の記事に書いてますが、始める前に脳をあるていど健康にしておいてください。

研究者兼臨床家の先生に断言されましたが、ニューロモデレーションもニューロフィードバックもそれが前提です。

ざっくり治療計画

内科的治療とは大まかにいって、
①足りない栄養素を補充する
(原因病態を治療し十分に行き渡るようにする)
②有害物質や炎症を排除する
ことです。

これをしないと神経治療は一時しのぎで終わるか、効果が薄くなります。

①②の要因が治療完了後も脳の働きを邪魔し続けるからですね。

「脳が健康になったら治療は不要じゃない?」

と思いますが、状況によっては真実です。

「健常者」というラインは非常にあいまいで、何をどこまで治すかは人それぞれです。

生活に支障がなくなればそれでいい、というのも、長らく障害や疾患を抱えた脳を活性化したい、というのも、どちらも正解です。

健常者でも利用できる

疾患治療ではなく脳機能向上の医療なので、健常者が能力を高めるためにも利用できます。

特にニューロフィードバックは、アスリートやミュージシャンのパフォーマンス向上にも使用されます。

の本には柔道選手の話が載っていますが、試合前のメンタルコントロールが苦手で実力を生かせなかった人がニューロフィードバックで無双した(?)施術例です。

自分のケースはどうかというと、生活への支障があるかで決めるなら現在の僕は健常者です。

が、24/02月現在、脳内にたまった重金属(水銀、鉛など)の排出治療が山場を越えたので、アルファスティムという機器を使用したCES治療を自宅で試しています。

CESは脳に微弱な電流を流して発達障害的傾向を改善する治療です。
注意の転換力やメンタルの強化など少しずつ効果が見られているので、そのうち解説記事を書きます。

専門の人しか分からない

内科治療について僕は統合医療(オーソモレキュラー)およびバイオレゾナンスの医師に診てもらっていますが、基本的に神経治療が分かる内科医はいないと思ってください。

どちらも人に教えたくないくらい(ウソです、ふつうに教えます)有能な先生だと思ってますが、神経治療についてはほぼ知りません。

外科は漢方薬を知らない、耳鼻科は内臓疾患は治せない。
当たり前です。

その上で「内科治療をある程度終わらせてから挑む」という前提があるので、当事者が主体になって判断するより他はないのです。

逆にいえば医療関係者でない自分が治療記事を書くメリットは、様々な医療ジャンルの浅く広い知識・経験を生かすためです。

ただし、まれに複数ジャンルのクロスオーバーを行う医師や、内科医とタッグを組む神経治療の研究者もいます。

東京の野方にある中村医院は社会復帰の際にとてもお世話になりましたが、そこはニューロフィードバックの先生と組むことがよくあります。

神奈川の横浜心療クリニックも、バイオレゾナンスからオリゴスキャンからCES療法から色々あります。

そういう人を見つけられたら、受けるタイミングやを必ず相談しましょう。

各項目の詳しい解説を読む際は、これらの点を念頭に置いてください。

以上です。


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