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ひびのあわ

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日々感じたり考えたりしたことや、なんでもないはなし。
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2024、どんどん未来へ。

2024、どんどん未来へ。

あけまして、

2024年が始まって、気づけば9日も経っているのですね。
こりゃあまた一瞬で夏になって「もうあと半分じゃん」とか言ってる内に今年も終わってしまうのではないでしょうか。
そんな風に先を予想できてしまうから、年を重ねれば重ねるほど一年って早いのかもしれないですよね。子どもの頃は今日と明日のことだけを考えていたなあ。でもそう入られたのは、今思えば大人たちが先を見て行動してくれてたからなん

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さよならが集まる駅

稽古の帰り、22時前くらい。
池袋や新宿などの大きな駅から帰ろうとすると、たくさんの人たちがサヨウナラをしている。

人がもちもちしていて歩きにくいったらないけど、そのもちもちが「また今度ね」とか「今日は楽しかった」とかが接着剤みたいになって、人と人とをくっつけていると思うとなんだか可愛らしくも思える。

特に金曜や土曜の夜だと尚更名残惜しそうな空気がとっぷりと狭苦しい改札前に沈澱していて、ぬかる

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私が私になるまで -ミュージカル俳優になりたい編-

私が私になるまで -ミュージカル俳優になりたい編-

どんだけ時間あけとんねん、という、私が私になるまでシリーズを久しぶりに書いてみようと思います。

前回は地元編。
「友だち」というものを勝手に決めつけていたコミュニケーション下手だった私のことをサクッと書いております。よかったら読んでみてくださいませ。

本来は「人との向き合い方を」というリクエストだったんですが、せっかく時系列で行くならここも書いておきましょう。私がミュージカル俳優になりたいと思

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しょうもないことを自覚していく

しょうもないことを自覚していく

洋服を畳む、はできるけれど、そこから箪笥にしまう、は苦手なようです。ひらたです。

引き出し式の箪笥じゃなくて、ラックにしてガンガン服を積んでいく方が絶対に向いてるなと思いつつ、「箪笥を捨ててラックを買う」というのが何よりも面倒くさく…箪笥も別にまだ使えるし…。でもそうしないと洗濯した服の小山ができてしまう…。30代にもなってそんな初歩的なことに気付くなよ、とも思うんですけど、人によって色々「今だ

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最近頑張ってるひらたさんの話(生活以外)

最近頑張ってるひらたさんの話(生活以外)

年明けのちゃんとした記事を書こうと思ったらいつまでも更新できない罠にハマってしまいました。あぶねー。

こんばんは、冬が本当に苦手なひらたです。

近況

1月は
・「ひとりぼっちの夜」(さいたま公演/リーディング公演)の出演者募集の準備
・S&Dの新歓公演のオーディションとプロット
・新 作 執 筆 
をしていたらあっという間に終わってしまいました。
あと12月にお茶行けなかったみんなとご飯行っ

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2021→2022の雑記

2021→2022の雑記

あけましておめでとうございます!
2021年の終わり、帰省中の飛行機の中で書きかけていた文章からはじめさせてください。

2021年2021年のおわり、ル=グウィンの素晴らしい本に出会って感動で胸が震えています。ひらたです。皆様いかがお過ごしですか。

全てを理解してくれる母に出会った様で、私が生まれた頃に書かれた文章だというのに、読みながらすごく嬉しくて涙がいつもすぐそこにある様な感覚がします。

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セルフタイマーで写真撮ったから見て!

セルフタイマーで写真撮ったから見て!

実は昨年からちょっと都心をはなれました。引っ越しです。…といっても別に私からしたら都会ですけど。

だけど少し都心をはなれるだけで ぐんと自然が増えて、風景が一気にもんやりとする感じがします。もんやり。わかりますかね?

サークル関係の稽古場も新宿区から板橋区にかわり(新宿区の施設がワクチン会場になっているので使えないのです)、稽古場に向かう道がほぼ住宅地になりました。コンビニ近くになくて困ったり

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積ん読をほぐしてゆく日々

積ん読をほぐしてゆく日々

久しぶりの台本執筆も、稽古もない貴重な時間です。

「ひみつの箱には、」と「未完夜半月歌」を書き、教え子たちへの台本も2本書きました。乾ききった蓮根のような脳みそになっている気がします。しなびた人参のような手触りがします。ぶにゅ、と指で押せそうな。

わたしを潤わせなくては。

と、思ったわけでもないのですが、わたしは影響され易い浮気性なので台本を書いている途中はなかなか本が読めないんですね。油よ

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33歳になりました。

33歳になりました。

こんな33もいるんですね。へんなの。
変だけど、なんやかんや毎日をがむしゃらに楽しく生きています。

過去にいくつかの分岐点があり、劇団四季で今も頑張ってた未来とか、劇団を辞めた時に就職を選んだ未来とか、もはやミュージカル俳優にならなかった未来とか…色んな道があったと思うんだけど、でもやっぱこの道しか無かったんだと思います。私には。

毎年やってくる7月16日。
自分よ、お誕生日おめでとう。
そし

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どんどん内側へ

どんどん内側へ

しっかりめにサボってしまいました。ひらたあやです。

こんなにアウトプットしない日々も珍しく…。台本を書いたり、芝居の案を出したり、脚本依頼を頂いてプロットを提出したりなどしているのですが、すっかり内側にこもってしましました。

最近考えがちなことも「なにを内包しているか」みたいなことばかりです。

誰かの言葉や行動に、誰かの無意識な感情の内側に、どんな意識があるのか。その心の内側がどんな風に影響

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一文字でも優しい言葉残してやるって思った日

一文字でも優しい言葉残してやるって思った日

わたしにとって、客観的に自分の作品を眺めたり、手で触ったりすることはとても大事なことなんだなと感じた日でした。

そして客観的になるためには、役者に一度言葉を預け、自分の作ったものじゃないみたいに「へえ、」と思うことが必要なのかもしれません。

去年から脳みその中でじゅくじゅくと実らせ、

脚本を書いた「ひみつの箱には、」という作品。

今日、自分の書いた歌詞を一日中聞いていたら

「優しい歌だな

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あと少しの2020年を勇気と一緒に過ごす!

あと少しの2020年を勇気と一緒に過ごす!

「今年もう終わるじゃん」ともうすでに何回も口にしました。

みなさんはどうですか。

季節は春夏秋、ときて、冬で終わりなのは毎年わかっていることなのに、毎年初めて気がついたかのように「え!?もうあと2ヶ月!?」とか言ってしまうの、馬鹿らしいですよね。

「もう毎年のことでしょ」と冷静に返答する側に早く回りたいものです。

なんとなくそっち側の方がかっこいいです。

みなさんはどっち側ですか。

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本の虫、灯りを求めて、踊る夜道で

本の虫、灯りを求めて、踊る夜道で

本が読みたい。

大人になったら、もっと自由に本を読めると思ってた。

本を読み始めたのはいつからだったんだろう。きっかけの本とかもあまり覚えてなくて寂しい。気づいたらハリーポッターのオタクになっていたし、ダレンシャンを読んでいたし、荻原規子作品を読み漁ってそれぞれのファンアートを描いていた。その辺の時系列も曖昧だな…。どういう順番で読んでいたのか、ハリポタの新刊が出るまでの間でそのすべてを読んで

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ここまで歩いてきた道、誰も歩いた事ないってマジ?

ここまで歩いてきた道、誰も歩いた事ないってマジ?

わたしの人生はわたしだけのものなんですよ。

あなたの人生はあなただけのものなんですよ。

…知ってました?

と、いうのも。

人はなぜだか、誰かの人生のある一点を見て、ぜんぶを知っているような気になっていることがおおいなと思うんです。

というか、人生っていうのはだいたい同じもんだって

人生のルートは限られていて、見える景色もだいたいこういうもんだって

思ってしまいがちなんじゃないかと。

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