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しょうもないことを自覚していく

洋服を畳む、はできるけれど、そこから箪笥にしまう、は苦手なようです。ひらたです。

引き出し式の箪笥じゃなくて、ラックにしてガンガン服を積んでいく方が絶対に向いてるなと思いつつ、「箪笥を捨ててラックを買う」というのが何よりも面倒くさく…箪笥も別にまだ使えるし…。でもそうしないと洗濯した服の小山ができてしまう…。30代にもなってそんな初歩的なことに気付くなよ、とも思うんですけど、人によって色々「今だから気付く些細なこと」があるんだと思います。思いますよね?私がポンコツなだけじゃないですよね?

ポンコツなことは認めましょう。
んでも、日々そうやって「しょーもない気付き」があるのはなかなか面白いことだなあと思って生きています。

年齢を重ねてくると「大して成熟もしてないくせに退化してやがる…」みたいな気持ちになるんですが(これも私だけだったらどうしよう)、そういう気付きによってトライアンドエラーができたり、人生の目標に影響したりしてくると「進化してる可能性…あるな」と思うことができて多少安心します。別に普通に同じ失敗も繰り返しまくるんですけど。

皆さんは何かありますか?日々の小さな自覚。周りのことなどいいのです、自分のことです。

わたしはそういう自覚があるごとに、それまで持っていた自覚が更新される感覚が好きです。「こう思っていたけど私って全然そうじゃないのかもしれん」と思うことがたびたびありますが、そういう時に微弱な歓びを感じます。

人間なんていうわけのわからない生き物として人生をやっているので、せっかくだから"人間というのはこういうもんだ"というのすら決め付けないで、ぜ〜んぜん見当違いなことでも「もしかして人間ってこういう性質があるのでは…!?」とかハッとして、しばらくしてまた「そんなこたぁないな」とか「世間一般で言われてることはやっぱ正しいんかもな」と思ったりする。当たり前のことや世界中の人がすでに言っていることでも、自覚する一瞬があるとそれすら面白いな!と思えて楽しいです。

「短所は長所」とか「親しき仲にも礼儀あり」とか。
言葉を覚えた瞬間と、本当にそうだ!と自覚した瞬間とは別なんだな〜。

そういう「心で覚える」みたいな瞬間を大事にしたいし、稽古をするにあたって大事にしていたりもします。

「目が合うと息を吸っちゃう」
「手を繋ぐとあったかい」
「息を合わせると動きが揃う」
そういう芝居でこそ自覚的になれる行為が好きです。

というか、無自覚を自覚してまた無自覚に落とし込む、とかいうことができるからこそ芝居が好きなんですよね…。でももうこれは卵が先か鶏が先かのようなもので、芝居をずうっとやってるからこそ自覚するということに喜びを覚えるのか、逆なのかわからないです。

だめだ、なんでもない生活の話をしようと思ってnoteを書き始めたのにすぐ芝居の話をしてしまう…。これもきっとおんなじで、思ってることをダラダラと文章化していくと「これも芝居をやってる理由だな」とハッとしてしまうんですよね。恥ずかしいな。

人間になんて生まれなきゃよかった!
と度々思うこともありますが、せっかくなので未だ謎多きの生物としてしょうもない気づきを積み上げて、だんだんと人間であることに慣れていこうと思います。慣れきった頃にはそれこそ退化して、老化して、大きな赤ん坊のようになってしまうのでしょうか。そして死んでしまうのかな?

私たち、神さまが人間という生き物を理解するためのながーいながーい実験の一端を担っているだけだったらどうする?そうだったらいいな。
「だんだん長生きできるようになってきたかふむふむ」みたいに。
あ、これってこういう感じで陰謀論の論の部分ができていくのかな?

最近寝る前にゆっくり解説で都市伝説とか見るのハマってるんですよね。寝落ちするから本当に全くもって1個も覚えてないんですけど。ちょっとこわーい!みたいなの好き。

本当になんの話をしてたんだっけ。
覚えてる人います?
あのね、前半は昼間に書いたの。んでさっき下書き開いたら「何故かこいつ芝居の話してるな」って自分でよくわかんなくなったの。でもこういうのをお蔵入りにすると一生note書かないマンになるのでアップしちゃいます。ここまで読んでくれた人いるの?いたら本当にありがとう。笑

ちゃんとお知らせをしてから、さようならすることにします。
明日もなるべく幸せになっていきましょう。おやすみなさい。



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