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私は1986年からやってきた未来人だ

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今日より先のこれからについて考えてみる
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#未来

インポッシブル・フーズが名前を変えるとき(前編)

インポッシブル・フーズが名前を変えるとき(前編)

2020年、まだ2ヶ月しか経過していないというのに、遥か未来に来てしまった感覚を覚えている。

地球温暖化、南極高温化、森林火災、脱プラスチック、フードロス、新型ウィルスによるパンデミック。ブームのように訪れ「またか」という感情を抱き続けてきたか、こんなにSFワードが毎日身近で耳にすることになるとは想像していなかった。

そう、今は2020年であり、かつての未来であり、描いていた物語はサイエンスノ

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僕らがほしいのはAppleのようなMemojiじゃない

僕らがほしいのはAppleのようなMemojiじゃない

文字によるコミュニケーションって本当はどんなもの?SamsungのGalaxyの「マイ絵文字」に続いて、Appleが「Memoji」というサービスを発表しました。
ヴァーチャルYouTuberのように、セルフィー[Selfy]の次はマスキー[Masky]が流行りそうなこの流れ。
カメラ上で第二の顔になるだけでなく、メッセージでも利用することができます。
いつもメッセージの末尾にいる絵文字が、みんな

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Google I/Oで未来を見てきた

Google I/Oで未来を見てきた

OK Google, どんな未来を作っていくの?先日、Google I/O 2018へ行ってきました。
セッションや発表内容の細かなレポートは多くの方が書かれているので、
このブログでは、肌で感じてきた”Googleのこれから”について個人的感想で綴りたいと思います。

今年はAndroidが誕生して10年という記念すべき年です。
そのわりには、iPhone Xのように派手なアニバーサリー感はなく

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AIに仕事を奪われたら、どうしますか?

AIに仕事を奪われたら、どうしますか?

AIに対し、ホーキング博士はこう警告しているようです。

われわれはランプの魔神ジーニーを解き放ってしまいました。もはや後戻りはできません。
スティーブン・ホーキング / WIRED誌より

よく○○元年というワードを業界的によく聞きます。
しかし大概、○○元年は数年単位で何回も繰り返していき、枯れるか咲くかのどちらかに行き着きます。

しかし、「AI元年」だけは目まぐるしいスピードで生活に根付き

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早く宇宙人が訪れないかなぁ

早く宇宙人が訪れないかなぁ

僕が日々願っていること。
小さな争いごとのない、平和な安息の日々。そればかり。

権力者たちが猛威を震えば人や文化が一瞬で消え去る恐怖。
歴史が産んだ過ち故の、民族間の争いの後始末。
日常レベルだと、嘘偽りやら理不尽な人間関係によるトラブル。政治や仕事や電車やSNSなど。

どうしてこうも争うのが好きなのかなぁと、ため息が出る毎日です。

先日、映画『ヴァレリアン』を観てきました。

舞台となる宇

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選択と集合

選択と集合

スマートフォンが子供の手に届くようになった昨今、若い世代がマルチタスクで集中ができないのではないかという疑問が巷で話題になっている。

確かに、最近は家族との時間を過ごしていても、家族に向いているのは耳だけで、目線の先は手元のスマホという光景はよくある(他人事ではない)。
時には、片耳すらイヤホンで塞がれている、そんな光景もよく見る。

なんだかなぁ、と思うこともあるが、それは本当に悪いことなのだ

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