見出し画像

早く宇宙人が訪れないかなぁ

僕が日々願っていること。
小さな争いごとのない、平和な安息の日々。そればかり。

権力者たちが猛威を震えば人や文化が一瞬で消え去る恐怖。
歴史が産んだ過ち故の、民族間の争いの後始末。
日常レベルだと、嘘偽りやら理不尽な人間関係によるトラブル。政治や仕事や電車やSNSなど。

どうしてこうも争うのが好きなのかなぁと、ため息が出る毎日です。

先日、映画『ヴァレリアン』を観てきました。

舞台となる宇宙ステーション「アルファ」の歴史は、1975年のアメリカ・ソ連のアポロ・ソユーズテスト計画から始まります。
2020年に中国が合流し、そこから11年かけて、インド、日本、アラブ、アフリカ、ウクライナなど、世界中の民族が共存する宇宙ステーション「アルファ」を完成させます。
更に120年後、コータン・グフーク人という宇宙人が初めてステーションにドッキングします。
地球人にとってのファーストコンタクトは映画で観るものとは違い、非常に友好的で、そこから次から次へと多種多様な宇宙人を受け入れていきます。
そしていつしか宇宙ステーション「アルファ」は多宇宙民族による”千の惑星の都市"として平和に共存の道を歩んでいきます。

https://youtu.be/sD63fekvUdk

宇宙へ進出していくという一つの目的によって世界は一つとなり、そして宇宙の一つになっていく未来。

そういった未来を描いた作品の中で、もう一つ、とても好きな作品があります。
それは、映画『スタートレック ファーストコンタクト』。

24世紀、宇宙艦隊のエンタープライズ号はボーグとの戦いの中で21世紀の地球にタイムスリップしてしまいます。
第三次世界大戦により、経済が破錠し、無秩序状態となった暗黒時代の真っ只中。
しかしその日は、人類が初めて宇宙人と遭遇した『ファーストコンタクト』の前日でした。

24世紀人のピカード艦長が、21世紀人の女性リリーに未来の経済を語ります。

未来の経済は現在のとはかなり違う。実はね、24世紀には金は存在しないんだ。
未来では富を得るために働くのが、人生の目的ではなくなってるんだ。よりよい自分になるために、人類のために働く。君やコクレーン博士だってそうしてるじゃないか。

そして翌日、2063年4月4日、人類は宇宙人とのファーストコンタクトをきっかけに最後のフロンティア・宇宙で大きな役割を果たしていきます。

宇宙の一つとなっていくことで、技術や知性は人類の発展のために注がれ、人生に新たな価値を見出すことができた未来人たち。
結果として、醜い争いは絶えず続くものの、大半はこの宇宙に生きるものとして、貨幣や労働、民族による紛争は取るに足りない問題であることに気づいています。

そんな未来が、僕らの生きるこの地球、この宇宙にも訪れると信じたいですね。

平和が一番。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?