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現役講師が介護業界を変える!誰も知らないプロの介護リフォーム

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“命を守る”工事。これこそが福祉介護リフォームです。
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#言葉

優しいとは✖︎介護

優しいとは✖︎介護

最近良く利用者さんに言われる。

「あなたは本当に優しいねー」

と。

自分で言うのも何なんですが、この「優しい」と言われている言葉が本当かどうか、いや、本当に信頼をされている「言葉」かどうか、で言うと、かなり信頼を頂いている言葉の重みというか、言い方というか、だと思っています。

「介護の人=優しい」

というよりも、イチ専門職として接して、信頼を得て、頂ける言葉。

専門職は、やはり「傾聴」

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利用者の奥底に秘めた言葉

利用者の奥底に秘めた言葉

「inochiさんって良い人!やねぇ」

「前にこの手すり付けた人はホンマにアカン」

「介護保険の工事の枠を全部使わそうとしたんやわ」

「でも、あなたはホンマに良く勉強してるね」

「今まで出会った人たち。ケアマネジャーはキツいし、前の手すり付けた人はあなたが言ってくれたことみたいな事は何にも言ってくれんかったよ」

「でも、ようやくinochiさんのような良い人に出会えたよ!」

「私、ケア

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介護保険✖︎身障手帳✖︎65歳の壁

介護保険✖︎身障手帳✖︎65歳の壁

65歳以上の方の場合(40歳~64歳の人で、特定疾病に罹患した場合も)いくら身体障害者手帳を持っていても、住宅改修やレンタル、介護保険のサービスを受けようと思うと、介護保険が優先されるため、新規で認定の申請をしないといけない。

何故か?

障害者の法律で明記されているから。

では、その根拠は?

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分かりにくい説明✖︎それでも利用者は「うん」と言う

分かりにくい説明✖︎それでも利用者は「うん」と言う

ケアマネさん:「住宅改修とは別に、住宅改造があって、ご夫婦の所得とかでお金が出るんですけど、時間もかかるし、今回は、ストマーのこともあるから今回は改造を使わなくて良いと思うんです。」

利用者さん:「う…うん。まぁ、今回はストマーのことが先決やから早くに出来る方で良いですよ」

この会話、成り立っているようで成り立っていない。

誰が、「改修」と「改造」の違いが分かるのか?

利用者の冒頭の「う…

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言葉遊び✖福祉

言葉遊び✖福祉

数年前から、介護の業界で「言葉遊び」が“流行っている”。

例えば、

徘徊→独歩、一人歩き

障害者→障がい者、障碍者

介護→快護

などなど。

介護への印象や、認知症の利用者への印象を変えるためのモノかなと思います。

一般市民や、介護をされているご家族には、良いのかなぁとは思うけど、ある程度経験がある従事者にはどうなん?とも感じる。

先日、兵庫県宝塚市の市長が、「障害者」の明記を「障碍

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高い目線✖︎(強い言葉≠キツイ言葉)

高い目線✖︎(強い言葉≠キツイ言葉)

高い目線。

“見下す”とは違う。

専門職としての“高い目線”。

今日は、高い目線を持っている福祉用具専門相談員の説明力を書きます。

例として、車いす。

皆さんは車いす納品時、どんな風に説明していますか?

時間がある時と、余り無い時で、説明は変わると思いますが、

間違わないようにしないといけないことは、

「時間が無い=説明をしなくていい」

という事ではないです。

私が考えるに、先

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