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観じて想う

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日々、彼方此方へ出かけ彼是を観て想う-(perceptions and feelings )
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【観じて想う#104】日付が変わって

【観じて想う#104】日付が変わって

もう、大晦日になった。
火/金曜日更新することにしているのだが、今日は諸々あり、遅くなった。

本来ならじっくりと2022年の振り返りながら認めたいところなのだが、実際は大掃除と片付けをしながら、あれこれと思い出しては、まー、たいそうな一年だった。

結果、「思い立ったが吉日」と「他力本願」を覚えた。

今年もありがたい一年だった。
来年も、もっともっとワレガママに。

<今日の美>

【観じて想う#103】今年を振り返る

【観じて想う#103】今年を振り返る

クリスマスが過ぎると、もう数日で新年を迎えることになる。

2022年に我が身に起きたこと、そして、成し遂げたことを振り返る時期でもある。

月ごとの自身の『活動実績』を改めて眺めてみると、これから先、進むのであろう道が朧げながら見える。
それは、数年前までは全く関係のない領域であり、今思えば既に縁をいただいていたはずなのに全く不義理をしていた事柄だった。

Being>Doing

これが202

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【観じて想う#102】清々しい冬空

【観じて想う#102】清々しい冬空

今日は新月 昨日は冬至

そう 生まれ変わるんだ

この 冷たい風も 小雪も

さあ 行け

さあ 漕ぎ出よ

さあ 飛ぶのだ

そう 告げている

<今日の美>

【観じて想う#100】ちょうど、区切り

【観じて想う#100】ちょうど、区切り

実際、自身も周囲も諸々『区切り』を迎えている。

「アタマ」で計画していたわけでは全くないのだが、深い深〜いところでなにか、いやワタシが動きだしている。

まだまだ「アタマ」であれこれと計るクセは抜けないが、「アタマ」発の謀は何故か諸事情が成就を阻むようになった。
これもまた、深い深〜いワタシによるものだろう。

そんな今日この頃、思い立って、住吉大社さまを参拝した。

こちらは、以前、「凶」と「

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【観じて想う#099】先週の今頃

【観じて想う#099】先週の今頃

北海道にいた。

が、アタマは相変わらずバタバタ忙しなく、

「いつものワタシ」であろうとしたが。

本分の身体は深層の“素”に還っていたようで、

じわりじわりと、

今、ようやく、アタマも、

同調しつつある。

揺り戻し、ある種の退行のような、

そんなここ数日です。

(彼の地滞在中、生涯初の軽度のギックリ腰になった…コレもアレなのか)

<今日の美>

【観じて想う#095】久々の雨

【観じて想う#095】久々の雨

いつもの散歩、今日は雨靴と大きめの傘をお供に。

久々の雨、皆が家路を急ぐ時間。

時折、車のヘッドライトが雨の姿を映しだす。

綴織のような、ガラスのような。

傘と雨靴で避けているけれど、その繊細な姿を改めて見る。

晩秋の夜の雨、今は静かに耳を傾けている。

<今日の美>

【観じて想う#094】来年の手帳

【観じて想う#094】来年の手帳

先日、来年のカレンダーと手帳を買った。

カレンダーは元日からだが、12月始まりの手帳は、もう今からでも使える。

真っ新な手帳を前に、あれもこれもと想いは膨らむ。

その想いは、「未来」の出来事のようだが、思い描いている「今」に在るものであり、とはいえ、「過去」の経験からやって来るものでもある。

手帳は何年何月何日と「時」を定めるが、この「時」のおかげで、「わたし」の想いを予定や計画、そして実

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【観じて想う#093】映画のカンソウ

【観じて想う#093】映画のカンソウ

今日はこちらの映画を観た。

奇蹟である。
奇跡ではない。
軌跡でもないし、貴石など登場しない。

けれど、これらすべてがある、この映画には。

鑑賞中、ずっと波動のようなものを感じていた。なんというか、身体にビリビリした。

ストーリーや映像、演者といったヒト目線の感想など不可能だった。

(私が観た映画館では)一週間限定上映、しかもレイトショーのみという、ある意味、鑑賞者を選ぶ作品だったことも

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【観じて想う#092】この世界にいる人々

【観じて想う#092】この世界にいる人々

世界の人口が80億を超えたとのこと。予測ではあと四半世紀後には100億に達するそうだ。

通説では、ヒトは人生で30,000人と接点を持つそうで、他者とのつながりが親密度が増すごとにその数は十分の一になる。

学校や仕事を通じて近い関係になる人は、3,000人
親しい会話ができる人は、300人
友達と呼べる人は、30人
親友と呼べる人は、3人

私自身、これまでの人生で3万人のうち、既に何人と接点

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【観じて想う#091】映画のカンソウ

【観じて想う#091】映画のカンソウ

先日、こちらの映画を観た。

ロマネコンティなどの名だたる逸品ーやんごとなきワインが生まれるまでのストーリー。

その美しい雫は、土壌や葡萄の木と人々の愛情と情熱が沸点に達してこの世にもたらされたものだと改めて分かった。

その美しい雫の背景には、将来はやんごとなきワインになることを約束されているとはいえ、実に多くの労苦がある。華麗に踊るバレリーナが舞台に立つまでに経る修練のように。

その優雅さ

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【観じて想う#090】寄り添ってくれているもの⑩

【観じて想う#090】寄り添ってくれているもの⑩

この時期の楽しみの一つが正倉院展である。

毎年、テーマを決めて展示される宝物の数々に胸が躍る。

といっても、興味があったものの鑑賞に出かけるようになったのはここ数年のことだ。

黄金色の日の光が優しく差すこの時期の午後は「豊穣」という言葉にふさわしく、正倉院の宝物が持つ悠久、優雅、叡智を更に魅力的にうつす。

ひとつひとつのお宝が物語を伝えてくる

それをどこまで受け取れるか、そこに私自身の

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【観じて想う#89】寄り添ってくれているもの⑨

【観じて想う#89】寄り添ってくれているもの⑨

この10月は美食の秋を満喫していたので、体調を整えるために1週間ほど、野菜スムージーと果物だけの食生活を送ってみた。

スムージーはこれまでも朝食などでよく飲んでいたが、果物はたまにリンゴを食べる程度だったものの、ある日Twitterで

を見かけてから、「なるほど、これは面白い」と、ちょっと真似てみることにした。

ご本人の成果はこちらの記事に詳しいが、

私が主に食していたのは、リンゴ・柿・ミ

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