【観じて想う#89】寄り添ってくれているもの⑨
この10月は美食の秋を満喫していたので、体調を整えるために1週間ほど、野菜スムージーと果物だけの食生活を送ってみた。
スムージーはこれまでも朝食などでよく飲んでいたが、果物はたまにリンゴを食べる程度だったものの、ある日Twitterで
を見かけてから、「なるほど、これは面白い」と、ちょっと真似てみることにした。
ご本人の成果はこちらの記事に詳しいが、
私が主に食していたのは、リンゴ・柿・ミカン・キウイフルーツに時々ブドウで約1週間の成果は(あくまでも主観的な自己評価)、
・肌のツヤが良くなった
・気分が明るくなった
の二点。
肌のツヤは、やはり果物の持つエネルギーや栄養が細胞に直接的に働いたのだろう。
気分については、自身が根暗というわけでもないが、なんというか、心が穏やかになり、静かな幸福感を覚えた。
また、食生活の「型」が固定されることで、献立不要の買い物がシンプルになったことも、気分に好影響だった。廃棄物もヘタや皮(ものによっては皮つきのまま食す)に芯、種程度と自然物ばかりであることも、気分にプラスになったように思う。
そも、果物も野菜も、植物がこの世にもたらす完成品(或いはその一部)そのものであるから、それらを丸ごと身体に摂り入れることを想うだけで、もう、エネルギーが全身に満ちるのを感じる。特に、果物はその色や形状からして”チャーミング”(ここは敢えてカタカナ語を使いたい)で、視覚触覚にも心地良い。
立冬を過ぎ、日々黄昏どきが寂しく感じるようになったが、秋の果実に身も心も癒してもらおう。
<今日の美>
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