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2018年10月の記事一覧
パレスチナの音楽フェス ーいつの間にか始まっているー
まだ明るいが太陽の光は少しだけ和らいだ気がする。ほんのたまに涼しい風が抜ける。
ステージの照明のリハーサルはいつの間にか本番になったのか、それともリハーサルのままなのかよくわからないまま、DJブースにはDJがたち、音楽をかけそのボリュームはどんどん大きくなっていった。
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目につくメッセージ性の強いTシャツ。まさかのオフィシャルだった。
パレスチナ難民の帰還権、2002年のジェニン難民キャンプ
パレスチナの音楽フェス ー開場そして出会いー
監視塔を横目に会場の前に車を停める。
じゃあね、楽しんで!僕は帰って家でテクノ聞くわ。
ありがとう!
これはパレスチナあるあるなのか、アラブなのか、宗教なのかよくわからないけど極めて私にはパレスチナでよくある出来事で日本では一度も経験したことがないヒッチハイクで会場まで到着した。まだ陽は明るい、思ったより早く着き会場はオープンしているものの、人はまばらだった。
受付でiPhoneに収めて
パレスチナの音楽フェス ー会場までの道のりー
9月に行ったパレスチナの音楽フェスのこと。
エルサレムでもベツレヘムでもラマッラーでもジャンルを問わず多くの店に貼っていたポスターがあった。Pamfest 3 パレスチナの音楽フェスだった。
これって面白いの?と店の人に聞いてみるも、
インシャアッラー、面白いかもね。
神様がそう望めば面白いって・・・
チケットをネットで購入する。どうやって会場まで向かおうか。主催にインターネット上で話し
We lost our "identity"
僕たちはアイデンティティーを失ってしまったんだ。シリア人でもない、アラブ人でもない、ましてやイスラエル人でもない。
わたしはイスラエルの北の北を目指した。占領地ゴラン高原だ。エルサレムで多くの人にゴラン高原の話を聞いた。
・美しい村だ
・自然が豊かな場所だよ
・滝を見てきたらいいよ
自然を讃える声とともに・・・・
”あそこはイスラエルじゃない、シリアだ、占領地だ。”
わたしは出来るだけ住んで
エルサレムからジェリコへ。その間には
エルサレムからバスを乗り継いでKhan Al Ahmar に行ってきた。
Khan Al Ahmar(カーンアルアフマル)
パレスチナ自治政府・西岸地区のエルサレム県にあるパレスチナの村です。2018年には、173人のベドウィンが(92人の子供を含む)、テントや小屋にはそこに住んでいてその数は2010年には100人を上回り、住民の手で学校が作られ地域の150人の子供に教育の機会を与えています。