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#201 ”過去の学び” と ”今の学び” の違い

さて、今日のテーマは「過去の学びと今の学びの違い」です。

社会人になっての毎日は学びの連続だと感じます。

それは知識的なことだけではなく、日々の体験も学びになっていると感じます。

学生の頃と違ってこの「日々学んでるな」という感覚は増えていますし、毎日感じるようになっています。

この違いは何か気になったのでまとめてみようと思います。

学ぶことの本質的な部分に行き着くかも。

勉強が続かないなーっという人は何かヒントがあるかもしれません。


自己紹介です


僕は、某リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

対象者の悩みや課題はもちろんですが、スタッフのストレスやチーム運営などについても、中堅管理職として向き合っています。 

このアカウントでは以下のことについて、毎日noteを更新しています。
・幸せな生活の考え方
・医療者としての働き方
・他者とのコミュニケーション
・良い人間関係のポイント
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


過去の学び


まずは学生の頃や社会人になって若い頃の学び方を振り返ってみましょう。

振り返ってみると、その頃の学びは「知識を得ること」が自分の学びになると考えていたように思います。

学校に通い、そこで授業を受けて、そこで知識を得て、知っていることが増える。

それが学ぶことになっていました。

それ自体は何も間違ってないと思います。

ただ、「学ぶ量」という視点で考えたときには、学校に行って授業を受けている時間以外は学ぶ時間ではなくなるわけですね。

そうなると、学びを得るためには、「学ぶ環境に行くこと」が必要になってきます。

1回の授業が90分程度だっとして、それが5科目あれば、7時間半で、自宅での学習を入れれば8時間程度くらいでしょうか。

知識を得ることの学びの最大時間で言えばそれくらいになると思います。

しかし、これは1日8時間程度、集中力を維持しながら学んでいるということが必要になります。

おそらく、その間、知識を得ることに全集中できる人はほとんどいないと思います。

そう考えると、1日の学びの時間は・・・・ということになります。

また、これが社会人になると、基本的には職場などで仕事をしているため、知識を得るための学びは行えていないことになります。

もしかしたら、学ぶ時間自体が全くないという人もいるかもしれません(note読んでる方は意欲的な人が多いと思うので違うと思います)。

学ぶことが必要か?と問われると、それは何とも言えませんが、学ぶことが必要な人にとっては大きな問題だと思います。

今の学び


冒頭でも書いたように、最近は「日々学んでるな」と感じるようになってきました。

この感覚は過去の学びの時はあまりなかったんですね。

授業や講習会の学び自体は必要なことだと思うんですが、僕自身は人の話を聞いてもあまりピンとこないことが多く、集中して学んでいたかというと怪しいです。

過去の学びの中には、知識は得られても、「学んでるぞ!」と感じることは少なかったと思います。

その要因はいくつか考えられます。

授業を受けて、学んだ気になってるだけ
学んだ知識だけで、成果は出てない(成績が上がらない)
次の日からの実践につながっていない(生活が変わらない)
自分の興味がわかってないので、興味が湧かない

これらは自分が「学んでるぞ!」と感じれてない学び方をしているということになります。

知識だけの学び方は実践につながっていない可能性があります(僕にとって)。

学んだ知識によってどう見える世界は変わるでしょうか?
自分の生活や行動にどのように影響しているでそうか?

そこにつながらなければ、日々の学びは記憶と共に薄れていってしまいます。

自分の生活や考え方に落とし込んでこそ、学ぶことは生かされていきます。

では、今の学び方はどうなっているか?です。

今の学び方は「知識を得る」という考え方ではなくなってきました。

今の学び方は「日々の自分を振り返る」ことが学びになっていると感じます。

毎日の実践の中で、

どうしてこう思ったんだろう
何が引っ掛かってるんだろう
何が自分の行動の理由になってるだろう
そこで起こったことはどう考えればいいだろう

そうやって考えることで、自分なりの答えを探すことを行なっています。

このような学び方であれば、基本的に学びは目の前に常にあります。

何が自分に引っ掛かって、どうしてそのような行動をしたかは常に起こります。

もし、この学び方が「学ぶこと」につながるとすれば、起きてから寝るまでの自分の思考過程は全て学んでいるということになります。

学ぶことをただの「知識」で終わらせていては、実践的な場面には繋がりにくいと感じます。


学ぶことの目的は


学ぶことの目的は、生活を豊かにしたり、自分の人生を生きやすくするために、普段の仕事などに活かされること
であると思います。

授業のように知識を得ることは、この「日々の自分を振り返る」ためのヒントであると位置付けでしかないんですね。

普段の知識だけの学びはどれだけ自分の生活にや行動につながっていますか?

そう、座学だけでは人生は変わらないんです。

その知識をどう生かすかを考え、行動し、それを振り返り、自分なりに解釈していくことが「学ぶ」ということだと思います。

そう考えれば、学ぶチャンスは生活の至る所に存在しています。

それを見落としているのはもったいないですよね。

だからこそ、こうやって振り返るような機会が必要なんだと思います。

日々、学ぶこと。

そのためにどのように行動すればいいか?

知識を得る前に考えることがあるかもしれませんね。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ❤️&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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