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#121 勉強するのは何のため?

さて、今日のテーマは「勉強するのは何のため?」です。

自分が学ぶ理由って明確に言えますか。

どうして学ぶことが必要なんでしょうか。

僕は学ぶことは当たり前と思っていましたが、学ぶにしてもいろんな考えがあるんじゃないかと思うようになってきました。

いろんな答えがあること自体は問題はありませんが、僕自身が学ぶ理由はどこにあるのかについて文章にして考えていきたいと思います。

もしかしたら、あなたが学ぶ理由にもつながるかも。

よかったらお付き合いください。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えたこと
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


疑問を自覚できるか


昨日、こちらの放送を聞いていました。

こちらの放送で宮野先生がおっしゃっていたのは、

「学ぶことは自分で問いを立てること」だということでした(僕の解釈です)。

こちらの放送を聴きながら僕自身が考えたことですが、

勉強すると聞くと、講義や授業などの場面が思い出されるかもしれませんが、それは講義する側の人間から与えられた学び方です。

受身的な学び方では、その知識の必要性や、その意味について疑問を持たずに、丸暗記するように勉強することになります。

でも、学ぶことはもっと主体的な行為なんだと思います。

そこに自分自身がどのような疑問を持って臨むかが大事で、自分自身で問題に対する問いを立てて、その答えを探す。

これが本来、人間としての学びであるというふうに解釈しました。

これにはとても共感します。

まさに、今、僕は人材育成に関する取り組みを行っているのですが、病院という環境においても、スライドを使ったプレゼンテーションによる講義形式の勉強会が多くありました。

これらは一定の知識を得るという意味では必要なことであると思うのですが、どうも実践につながっていないように感じていました。

業務という給料が発生している時間の中で、実践につながらない学びを行うことに違和感を感じていたんですね。

なので、自分が人材育成を担当するときに、プレゼンテーションによる一方的な学び方はやめました。

現在は、テーマを準備し、それに対する問いを各々が立てて、それについてディスカッションするような研修会を主流としています。

これは主体的な学びの要素を入れることで、自分の普段の臨床を振り返り、自分で問いを立てながら考えることで、実践につながりやすくなるのではと考えたからです。

現場レベルでどのように変化したかは、今の時点ではなんとも言えませんが、よくスタッフ同士がディスカッションする場面を目にするようにはなってきました。

主体的に学ぶためにも「自分で問いを立てる」ことは学ぶためには必要なんだと思います。


学びとは自由な存在


そう考えていくと、学ぶということはもっと自由なものなんじゃないかと思います。

どうしても、前で講師や先生が話し、それを生徒が聞き、ノートにメモをとるというのが勉強であると認識しがちですが、

自分で疑問を持って日常を見ることもまた学びの一つであると思います。

この考え方は、受身的な学びだけを考えていては身につけることは難しいですが、一度自分の疑問に気がついてしまえば、いろんなところに学ぶ場面があることに気が付きます。

今日の上司との会話の違和感
お客さんにうまく説明できないこと
相談されて答えられなかったこと
今まで疑問に感じてたこと  など

普段の生活の中で未解決な問題って意外と多くあります。

主体的に学ぶために問いを立てることはみんなが取り組める学び方でもあり、自分自身を成長させるための営みです。

なので、学ぶということは自由度が高いことなんだと思います。

僕の場合はこうやってnoteの記事を書くことが、この学びの瞬間でもあり、気になってテーマについて自分自身に問いかけながら、答えを模索することが学びになっています。

僕にとって学ぶということは、「普段の日常で感じた疑問に対して問いを立て、それを言語化すること」です。

いつもの毎日に疑問を持って、自分の違和感を頼りに、振り返って、自分なりの答えを探す。

そうやって、また自分の行動が変わるように考えていくことが学びとして必要だと思います。

よかったら皆さんも「勉強すること」について考えてみてください。


最後にこの記事のタイトルにもなった書籍も紹介します。

僕の好きな本です。よかったら。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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