マガジンのカバー画像

Movie

130
YouTubeにアップしている動画の紹介です。 基本的にSIGMAfpでの撮影になります。
運営しているクリエイター

記事一覧

SIGMA fp  Powder Blue : sea

SIGMA fp Powder Blue : sea

Camera : SIGMA fp
Lens :Leica Summicron-R 50mm F2(R-only)
SIGMAのカラーモードは非常に充実していて、JPEG撮って出し派の僕にとっては最高なのである。
特に「Powder Blue - パウダーブルー」は常用レベルで使っている。
なんせオールドレンズの写すイメージと相性が良いのだ。
一番好きなレンズはLeica Summicron-R

もっとみる
『不気味を撮る』 ライカMモノクロームと水木しげるロード

『不気味を撮る』 ライカMモノクロームと水木しげるロード

鳥取県境港市の水木しげるロード。
水木しげるといえば、ゲゲゲの鬼太郎を代表とする妖怪漫画家。
個人的には水木先生の生き方が一番好きなのだが、終生「不気味」なものを愛した愛すべき変人である。
そんな水木ワールドが観光的?に体験できる水木しげるロードでスナップなのだ。

水木しげるロードといえば、妖怪ブロンズ像。
そしてそんな不気味な妖怪を見に来る観光客という名の百鬼夜行。
そもそも不気味なものっての

もっとみる
写真の陰翳礼讃と体感的タイポロジー/石見銀山散歩 Leica M Monochrom(typ246)

写真の陰翳礼讃と体感的タイポロジー/石見銀山散歩 Leica M Monochrom(typ246)

世界遺産、石見銀山に毛利軍と同じ経路で至った次第。
でも散歩のメインは大森町、銀山はシンプルに穴だからね。
大森地区は銀山運営の拠点の地、古き良き日本の風景が残されている。
そんなこんなで「高いくせにモノクロしか撮れない」Leica M Monochrom(typ246)と半世紀前のズミクロン50mmで散歩するのであった。

町並みって感じね。
山陰の山奥、観光地ながら生活もありつつ、古い家屋が犇

もっとみる
散歩カメラ Leica M Monochrom(typ246)

散歩カメラ Leica M Monochrom(typ246)

ライカの正しい使い方、それは散歩カメラである。
小難しいレンジファインダーのピント合わせ、手に馴染むけどズッシリくる質感、もちろんマニュアルフォーカス、いつもの見慣れた景色ですら「写真」となってやってくる。
個人的にはライカが特別なのではなく、レンジファインダーがそうさせると思っている。

経済合理性と身体性を極力排除することが是とされる現代において、これほど無駄の多い行為というのはなかなかない。

もっとみる
FoveonのカラーをSPPでいじりつつ、モノクロームの相変わらずの美しさを愛でる。 SIGMA dp2 merrill

FoveonのカラーをSPPでいじりつつ、モノクロームの相変わらずの美しさを愛でる。 SIGMA dp2 merrill

Foveonで散歩、天気が良ければ安心安全。
SIGMA dp2merrillというコンパクトなじゃじゃ馬も、五月晴れの陽光の下では散歩カメラとして活躍してくれる。
Foveonセンサーについて説明不要な方しかこの記事を読まないだろうが、merrillもこれだけ晴れていれば手軽に使えるので恐れないで。

今回はカラーとモノクロで撮ってみた。
というのも、dp2のカラーは荒れに荒れる。
よってSPP

もっとみる
カメラを持って散歩に行こう

カメラを持って散歩に行こう

急な休みの日、昔ならほうぼう出かけていたが年齢的な達観なのか、特段やる気がわかない。
そもそも休みの日の過ごし方は、スターリン時代からさほど変わっておらず、イデオロギーの垣根を超えた生産性向上のための休養と供給を凌駕するためだけの消費を無理矢理強いられている状況である。
このままでよいのか?
そんな浅知恵遊戯をしている時間はもったいない。
かといって無為に虚無的消費行動に走るのは生来天邪鬼な僕にと

もっとみる
SIGMA fpでとりとめもないショートフィルムを撮るのが楽しい

SIGMA fpでとりとめもないショートフィルムを撮るのが楽しい

SIGMA fpはコンパクトなフルサイズミラーレスデジタルカメラであり、なんといっても動画が手軽に撮れてしまうことが革新的だ。
といっても、最新のデジタルカメラであれば猫も杓子も手軽に動画も撮れる、そしてfpくらいコンパクトなカメラも選択に迷うくらいたくさんある。
しかし、やはり僕にはfpでなくてはならない・・・気がする。

僕は写真をメインに撮っているが、合間合間で動画を気分で撮っている。
fp

もっとみる
なぜか好きな不人気フィルムカメラ「Leica R8」で旅スナップ

なぜか好きな不人気フィルムカメラ「Leica R8」で旅スナップ

このカメラ、なんで好きなんだろう。
本当にただただかっこいいってだけなんだけど、死ぬほど人気なくてライカの一眼レフカメラの歴史終わらせたレベルの代物。
でも、とにかくかっこいい。
ドイツおにぎりって勝手に呼んでるんだけど、なぜあのバウハウスデザインを生んだドイツ人がこんなおにぎりみたいなカメラ作ったんだろうって、心底不思議でならない。
でもかっこいい。手に吸い付く感じ。デカい。巻き上げのフィーリン

もっとみる
このご時世、不便すぎるフィルムカメラで写真を撮ることの意味とは?

このご時世、不便すぎるフィルムカメラで写真を撮ることの意味とは?

ライカM3、もう半世紀以上前のカメラだ。
スマホ世代には意味がわからないだろうが、フィルムカメラでただ景色を撮ることはかなり面倒である。
まずフィルムを入れる。そのフィルムのISOとやらを念頭に置き、景色の光量を鑑み、シャッタースピードとレンズの絞りを調整してシャッターボタンを押す。
もちろんピント合わせはマニュアルフォーカス、全部自分で行うこととなる。
そして撮れた写真がこれだ。

ざらっざらで

もっとみる
プラウベルマキナ67 & Kodak portra160で撮った1ロールを振り返る

プラウベルマキナ67 & Kodak portra160で撮った1ロールを振り返る

中判フィルムカメラ「プラウベルマキナ67」とKodak portra160で撮った1ロール一挙公開!
ということですが、毎度おなじみ露出オーバーの連発、レンジファインダーの宿命構図ずれまくり、それでも楽しいマキナ67との10枚。

このフィルムは大分県は国東半島旅行の際にぶち込んだ。
眠い目をこすりながら撮った宇佐神宮の鳥居。
レンジファインダーカメラってのは、とにかく水平を合わせるのが非常に難し

もっとみる
くじゅう連山で写真登山 中判フィルムカメラとFoveonと超広角、そしてビール

くじゅう連山で写真登山 中判フィルムカメラとFoveonと超広角、そしてビール

1日目:長者原→法華院温泉→大船山→小屋泊
2日目:法華院温泉→すがもり越→久住分かれ→久住山→すがもり越→長者原

写真登山ってなんでしょう?
それは写真がメインの登山。撮影登山とかの方が良さそうだが、写真登山の方がニュアンスが軽いのでそちらが合っていると思う。
ガチガチの山岳写真を撮るんや!という意気込みはなく、かといってただひたすら登山がしたいというわけでもない。
山嶺をバックに星空を撮った

もっとみる
標準と超広角レンズで撮る桜

標準と超広角レンズで撮る桜

PENTAX 645D
smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW
SIGMA fp
SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary

PENTAX645Dはいわゆる中判デジタルカメラなので、レンズは換算43.5mm。
SIGMAは20mmの超広角レンズ。
全くタイプの違うカメラかつぜんぜん違う画角のレンズで桜を撮り比べ。

PENTAX

もっとみる
福岡写真旅 Leica M monochrom & RICOH GR 都市スナップとは?

福岡写真旅 Leica M monochrom & RICOH GR 都市スナップとは?

福岡県というか、博多・天神辺りをLeica M monochromとRICOH GRで写真旅。
福岡県、割と近い都会ながら、殆ど行ったことがなかった。
やはり鎮西の乙事主のように海を渡るというのは、心理的な徒労感というものはあるのだろうか?
久々の大都会ということで、とりあえず我が家のスナップカメラを手にしてみたところ、あえなくモノクロ写真縛りの旅になったのはいつもの御愛嬌。

エゴだよ、それは!

もっとみる
ライカMモノクロームとSIGMA dp2 merrillで最強モノクロ写真決定戦

ライカMモノクロームとSIGMA dp2 merrillで最強モノクロ写真決定戦

Leica M Monochrom typ246(Leica Summilux 35mm 2nd)とSIGMA dp2 Merrillで最強モノクロ写真決定戦と題しまして、ただ海を撮りに行きました。
ライカが誇るモノクロ写真しか撮れない変態カメラ VS 変態SIGMA。
カメラ会最強のブランド力が成せる貴族の戯れと、JAPANが生んだ変態技能集団(褒めている)SIGMAのFoveonセンサー搭載d

もっとみる