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文化編

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【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

 8月上旬、東北地方は祭りが一斉に始まります。梅雨が明けて暑さに負けないほど七夕で東北地方の祭りを取り上げましたので、下に掲載したリンクからお読みください。

 今回は、記事では書ききれなかったねぶたの魅力について語ります。青森県西部の津軽地方では8月上旬に各地でねぶた祭りが行われており、その中でも、青森市、弘前市、五所川原市で行われているねぶたが、「三大ねぶた」と言われています。三大ねぶたには、

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【七夕】七夕と東北の祭りの関係【東北の祭りのまとめ前半】

【七夕】七夕と東北の祭りの関係【東北の祭りのまとめ前半】

7月7日は七夕 七夕は中国発祥のイベントで、日本には奈良時代に伝わりました。日本の七夕は、中国発祥の「乞巧奠」と日本発祥の「棚機」という行事がベースになっています。乞巧奠とは、手芸などの職につく女性が、もっと上達するように星空に祈りを捧げる行事で7月7日の夜に行われます。棚機は、秋の豊作を願い着物を織って神へに供える行事です。
 現在の日本の七夕は、織姫と彦星が年に一度会うことの許される日です。

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青森の郷土料理を食す旅

青森の郷土料理を食す旅

 西は日本海、東は太平洋、北は津軽海峡の三方向を囲む海。中央部の奥羽山脈を境に西と東で異なる気候。西側は豪雪地帯、東部は乾燥していて晴天が多い冬と、親潮という寒流から北東方向へ吹く冷たい風「やませ」の影響で低温高湿な夏の気候。こうした環境から、豊富な食材を確保でき、さまざまな郷土料理が存在します。
 今回は、貝焼き味噌、けの汁、せんべい汁、いがめんち、十和田バラ焼きの5品を食べました。

貝焼き味

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青森で知った、実は高度な縄文文化

青森で知った、実は高度な縄文文化

まとめ三内丸山遺跡に行って気づいたこと

 巨大建築、精密な道具、土偶の存在などから、縄文時代にはすでに高度な技術をもった文明が発展していたこと。
 環境の変化でも対応できるシステムつくりが10000年もの繁栄をもたらす。

北海道・北東北の縄文遺跡群 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の19の遺跡が世界文化遺産に登録されました。北海道洞爺湖周辺、渡島半島から青森県、秋田県北部、岩手県北部

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岩木山周辺はパワースポットの宝庫

津軽半島のシンボル、岩木山。地元の方々の信仰も深く、岩木山神社では、毎年お山参詣が行われています。

岩木山 弘前駅からバスで40分。岩木山神社へ向かうバスの途中には、「津軽富士」と呼ばれるほど美しい円錐状の形をした山体が眺められます。雪が積もった山体は、まるで富士山。標高は1625mで青森県で最も高い山。8合目までは、津軽岩木山スカイラインという有料道路(普通自動車往復1830円、軽自動車152

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