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個人クリエイター活動/経営のヒントになる記事たち

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個人のクリエイターの活動/経営に役立つ考え方、ノウハウなどの記事を見つけたら、ここにまとめています。
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記事一覧

さあ、今だからこそ『問屋』をはじめよう 小さな文具屋が挑む令和時代の商流の話

さあ、今だからこそ『問屋』をはじめよう 小さな文具屋が挑む令和時代の商流の話

「もう文具屋だけじゃなくて、問屋をやったらいいんじゃないですか?」

唐突にそんな話を、いつも商品を仕入れているメーカーの担当者さんから言われて呆然とした。
何を言われているのだろうか。
あくまで自分は「文具屋」である。
従業員もいないし、基本的に全てワンオペ。
商品の仕入れ、オリジナルアイテムの企画、ネットストアで売れた商品の梱包や出荷、店舗での接客、SNSやnoteの更新を日々行いながら過ごし

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【ウルトラニッチ】 小さな発見よりも、「から始まるモノづくり」の濃さに打ちのめされた話

【ウルトラニッチ】 小さな発見よりも、「から始まるモノづくり」の濃さに打ちのめされた話

レ、レベルが違いすぎる……

三角コーンでできたかっこいい看板、A4コピー用紙の予備がピッタリ収まる箱、後付できるチェストストラップ……など、かなりニッチな商品を自主企画して作ってきていることもあって、うちはニッチだなーと漠然と思っていた。

「小さな発見から始まるモノづくりのヒント」という副題につられて手にとった川内イオさんの本「ウルトラニッチ」
この本に出てきた10人の人たちは、うちのニッチな

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無限大の選択肢の中から、まずは風船を選んで膨らましてみよう

無限大の選択肢の中から、まずは風船を選んで膨らましてみよう

「君たちには無限の可能性がある」

そんなフレーズをきくと、自分の中のポジティブさと楽観主義が目を覚ます。
プロ野球選手、芸能人、近頃であればYOUTUBER。
すべての人間にはあらゆるものに成りうる可能性があって、自分自身の努力次第でなんにでもなりうるのだと。
子供の頃の自分は胸を高鳴らせた。
その胸の鼓動はいまだって、体のどこかには残っている。

ただ、30歳も過ぎてしまえば凡人な己が嫌が応に

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ハズレのない日本の道具を世界の仕事場へ 小さな文具屋の妄想が形になった話

ハズレのない日本の道具を世界の仕事場へ 小さな文具屋の妄想が形になった話

「全部オリジナルで商品を作って販売されているんですか?」

実際にお店に来られたお客様から、そんな質問をよく頂く。
もちろんそんなことはなく、95%以上の商品はセレクトして販売させていただいている商品だ。
さらに言えば、「海外から仕入れてるんですか?」という質問も多いけど、8割以上の商品は国内の会社のもの。
お店を初めて改めて実感したけれど、日本の文具メーカーさんはすごい。

利便性も高くてコスパ

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好きなことを仕事にしたい

好きなことを仕事にしたい

 最近思う。

やっぱり、好きなことを仕事にしたい。

私は今、40代。

専業主婦だった母に育ててもらい、

大学卒業時の私のやりたいことは、少しOLして、結婚して、退職して、専業主婦になる、という、漠然としたものだった。

 そんなだったので、運よく新卒で就職はできたものの、特にやりたいと望んだものではない職種の事務職として働いた。

そこで4年働いた。

 その頃、失恋という痛手を負った私は

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モノを作った後に、やっておくこと。

モノを作った後に、やっておくこと。

最近、個人の方や企業の方、様々な方面から
「自分たちでモノを作って販売したいんだけど、どうしたら良い?」
って聞かれることが増えてきました。

その度に答えていることがあるので、わざわざ僕に直接聞かなくても大丈夫なように、ちょっとここにも書いてみたいと思います。

今更なこと、当たり前なことも含めて書いていくので、何かしらヒントにしてもらえると嬉しいです。

製品はできた。
あとは何をしたら良いで

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「好き」と「お金」のジレンマ

「好き」と「お金」のジレンマ

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

昔、とある社長さんに、こんなことを助言いただきました。

お金のために働いているうちは、本当にやりたい事はわからないよ

どういうことかといえば、
いくら好きを追い求めて仕事をしても、飯もろくに食えてないうちは、やりたい事ができない。

好きで仕事をしてると思っていても、結局はお金のために働かざるを得ない、とのことでした。

いや!そんなことはない!僕はこの

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無名の個人ブランドの商品を手に取ってもらうには

無名の個人ブランドの商品を手に取ってもらうには

『じぶんジカン』というブランドを立ち上げて、早3年目。

大切にしているこのブランドを続けるために重要なのが、「お客さんに来てもらうこと」「商品を手に取ってもらうこと」です。

わたしは有名人でもインフルエンサーでもない "ふつうの個人事業主" で、そんな "よく知らない人" がつくったものを知ってもらうには?手に取ってもらうには?を、いつも考えてます。

今回は、これまで考えてきた「無名の個人ブ

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