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世の中どうよ

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世の中、社会、不満もありましょう。憤りもありましょう。ほっとするニュースがあればいいですね。自分もその中に確かに存在する、その世の中。少しでも別の視点があれば、シェアしたいなと思…
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#キリスト教

リスボン地震に思う

リスボン地震に思う

万聖節。ご存じない方も、その謂われなどについては、ウェブサイトに良い説明が多々あるのでご覧くだされば幸いである。西洋のお盆のようなイメージで想像して戴いてもよいだろう。キリスト教が聖書から考えたお祭りであるようには思えないが、その前夜がいわゆるハロウィーンであり、日本でも近年有名になった。
 
1755年11月1日の朝、当時世界最高の都市の一つであったポルトガルの首都リスボンは、この万聖節で、賑わ

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耳ざわりのよい言葉

耳ざわりのよい言葉

耳ざわりのよい言葉について考えてみる。
 
などと言うと、クレームの嵐が襲ってきそうである。「流れに棹さす」とか「気の置けない」とか、正反対の意味に勘違いして使われる言葉が、毎年言葉の調査で報道されるが、「耳ざわり」もその部類であるかもしれない。推測するに「耳触り」だと思い込んでの誤用であり、「耳障り」という意味を思いつかない人たちの使い方ではないか、という気がするが、的を外しているかもしれない。

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結婚が決まったというニュース

結婚が決まったというニュース

秋篠宮家長女の結婚発表は、決して小さなニュースではない。だが、いつも饒舌なキリスト教の有力者たちから、これについての話題が出てこないように見受けられる。ふだんであれば、こうした大きな話題には、一言居士としてきっと口を出す人々も、沈黙しているように見える。何故なのか。
 
天皇家について反対的な意見をもっている教派やグループも多々あることを知っている。ここは口を出すべきではないのか。そう言えば普段か

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台湾

台湾

日本でプレイしている台湾のスポーツ選手がインタビューで、日本が台湾にワクチンを提供したことへの感謝を口にしたという。それに限らず、台湾では非常に日本のこの振る舞いを歓迎し、喜んでいるらしい。その様子の報道も垣間見た。「カンシャ」と照明で文字を浮かび上がらせたホテルもあった。
 
地理環境が似ているせいからか、台湾は日本の自然災害に対して非常に大きな関心と、限りないような援助とを、これまで寄せてくれ

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大切なひとのために

大切なひとのために

LGBTQという表現でよいのかどうか分からないが、国会議員のひとりが、生物学的な視点を持ちだして、一方的に非難する見解を公表したことが、物議を醸した。もとよりひとが思想をもつことについて考えるなと圧することはできないが、議員という立場で人権を愚弄することは、法的な問題にはなって然るべきだろう。しかし、この人が悲しい人間だという見解を私は持たざるをえないし、何よりもそれは誤った見解・感情であるという

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