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たかぱん
2024年5月11日 11:19
当然、と言ってもよいと思う。2022年7月8日の安倍元首相銃撃事件から、毎日新聞社に、ひとつの取材が始まった。 宗教とは何か。これを問うことも始まった。特にその狙撃犯が位置しているという「宗教2世」という存在に、世間が関心をもった。次第にその眼差しは、彼らを被害者だという世論を巻き起こしてゆく。そして、子どもに宗教を教えてはいけない、というような風潮が、「無宗教」を自称する人々により、唯一の正
2024年4月9日 12:11
「すずめの戸締まり」がテレビ放映された。地上波で初放送だった。「君の名は。」のヒットから、「天気の子」も、夫婦で映画館でまず観た。それまで地味な活動を続けていた新海誠監督は、これらの作品でメジャーになり、アニメ界でトップクラスの地位に就くこととなる。 いずれも、災害がモチーフになっている。その災害に向き合う方法の主軸として、神道色の強い作品である。神楽が重要な意味をもったり、稲荷神社や気象神社
2023年4月19日 12:31
2022年の安倍晋三元首相の殺害事件により、背景にあった統一協会の組織と信者、その家族との関係が、一躍有名になった。それを受けて、信者そのものというよりも、その信仰活動による被害者として逃れられない位置にいる、子どもたちのことが取り沙汰されるようになった。いわゆる「2世」問題である。 以前からずっと統一協会問題に関わり、組織の批判と人的救出に尽力してきた弁護士やジャーナリストの声が、もはや他人
2022年12月18日 10:19
2022年の流行語とすらなった「宗教2世」であるが、本書はサブタイトルに「宗教2世な私たち」という形で、その実態を訴えることとなった。この言葉が世間に知れ渡ったのは、2022年7月の、安倍元首相の殺害事件を通してである。その容疑者の身の上を表す言葉として、それが浮かび上がった。 本書は、その前に書き上げられている模様。だから、決して「ブーム」に乗って売ろうとしているわけではない。尤も、本来集英
2022年11月14日 11:51
流行語として2022年に現れた言葉がある。表現として、どうにも引っかかるのが「宗教二世」という言葉である。子どもに宗教を教えることがいけない、という勢いで用いられているように見えるからである。もちろん、虐待や金銭に関する犯罪的な行為について、それを親の権利であるかのように当然視してはいけないはずだ、という考えがベースになっているわけで、ようやく統一協会問題を通して、健全な意識が社会に生まれたという
2022年7月19日 11:57
偶々テレビで、久しぶりに統一協会について語る有田芳生氏を見た。かつて社会問題化したときには、この人の命懸けの解説が、適切な判断がなされるために、貢献していたのだが、久しぶりだというのは、その後、テレビで同様に統一協会問題で解説をするという機会が、殆どなかったように見受けられるからだ。 つまり、そのような解説は、もはや視聴率に影響しない話題となり、マスコミが取り上げなくなったからである。だから、
2022年7月13日 12:09
捜査中の事件について、憶測をするつもりはないし、ましてそれを無責任に公言して、ひとを惑わすようなことはしたくない。事実と感想とを述べるという点をご理解戴きたい。 どうやら、若い世代のキリスト者や牧師などの中には、統一協会なるものをご存じない人も多いらしい。再臨のキリストという信仰による教祖により、強力な組織力をもったグループである。あれほどマスコミが騒いだ「合同結婚式」も、何のことか知らないの