#最近の学び
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #30「SECOND LIFE TOYS」
SECOND LIFE TOYS
2017年PR部門作品
Brand:日本臓器移植ネットワーク
Agency:電通
概要背景・目的:
日本の臓器移植の希望患者数は約14000人。それに対し、実際に移植を受けられるのは年間で300人程度。実施された手術の件数は諸外国と比べても格段に少なく、アメリカの2.7%しかない。特に小児臓器移植は、過去5年で平均2.6件しか実施されていない。背景には「臓器移植
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #28「THE PEOPLE'S SEAT」
THE PEOPLE'S SEAT
2019年PR部門Gold作品
Brand:UNITED NATIONS
概要背景・目的:
地球温暖化の対策の国際枠組み「パリ協定」のルール策定を目指す国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)が2018年12月、ポーランドで開催された。
しかし、首脳陣・国の主要人物だけが環境問題に対して意見を述べるだけでは、本当の意味で問題は解決しないと考えていた。
世
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #26「EDIBLE SIX PACK RINGS」
EDIBLE SIX PACK RINGS
2016年PR部門作品
Brand:SALTWATER BREWERY
概要背景:
海でビールを飲む人たちによって捨てられる、プラスチックのビールを留めておく輪っかが、海の生物たちに悪い影響を与えていた
目的:
そうした状況の変化と問題提起
アイデア:
そのプラスチックでできた輪っかを、動物が食べても大丈夫、なんならエサになる素材(ビールを作るとき
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #25「POCKET MONEY - EQUAL FUTURE」
POCKET MONEY - EQUAL FUTURE
2018年PR部門Gold作品
Brand:豪・ANZ BANK
Agency: TBWA, Melbourne, Australia
概要背景:
オーストラリアにおける男女の賃金格差は18.8%ある。
40年以上働くとその差の合計は70万豪ドル(4,200万円)以上となる。
目的:
男女の賃金問題に関する問題提起
アイデア:
・国際
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #24「TO THE LAST TREE STANDING」
TO THE LAST TREE STANDING
2018年PR部門作品
Brand:GREENPEACE
概要背景:
ビャウォヴィエジャの森は、ヨーロッパ最後の原生林であるが、違法な伐採が後を絶たなかった。ポーランド政府も、伐採に対する抗議活動を却下するなど、森林の保護には消極的であった。
目的:
こうした情勢への問題提起ビャウォヴィエジャの森林保護
アイデア:
・マインクラフト上で、5
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #23「BEES CAN FIND SUGAR WHERE YOU LEAST SUSPECT IT」
BEES CAN FIND SUGAR WHERE YOU LEAST SUSPECT IT
2016年PR部門ゴールド作品
Brand:NAS GRUNT (健康食品チェーン)
概要目的:
糖分の過剰摂取は糖尿病の原因の一つだが、加工食品が多くの糖分を含むことは知られていない。そのことへの警鐘。
アイデア:
食品は糖分が15%以上であれば、蜂蜜が作れる。そのことを利用しハンバーガーやケチャッ
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #22「THE SALT YOU CAN SEE」
THE SALT YOU CAN SEE
2015年PR部門作品
Brand:FUNDACION FAVALORO
概要目的:
アルゼンチンでは一人当たりの一日の塩の摂取量は15gで、WHOが推奨する量の3倍になっていた。
こうした健康問題に対しての問題提起
アイデア:
・塩をどれだけ使ったかが分かるように、赤や青などに色付け
・各地で配布したり、寄付をしたりして広めた
効果:
・1800
Cannes Lions事例メモ Outdoor部門篇 #21「The Fake News Stand」
The Fake News Stand2019年Outdoor部門Gold作品
Brand: Columbia Journalism Review
Entrant: TBWA\Chiat\Day New York
概要目的:
世の中に溢れているフェイクニュースに関しての注意喚起
アイデア:
・ソーシャルメディアを通じて拡散するフェイクニュースの見出しをまるで本物の新聞や雑誌のようにつくる
・そ
Cannes Lions事例メモ Outdoor部門篇 #20「Signs of Love」
Signs of Love2019年Outdoor部門Gold作品
Brand: Anz bank
Entrant: TBWA\Melbourne
概要目的:
「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ・パレード」はオックスフォード・ストリートなど中心街が盛り上がるのに対して、LGBTIQ+ コミュニティの 84% は自分たちが安全でないと感じる地域があるという感覚を持っている。
オック
Cannes Lions事例メモ Outdoor部門篇 #19「THE DANCING TRAFFIC LIGHT」
THE DANCING TRAFFIC LIGHT2015年Outdoor部門作品
CL:独・ダイムラー
Entry:smart
概要目的:
歩行者の信号無視を減らすこと
アイデア:
歩行者用の赤信号を楽しく待てるように、「赤信号の中の人」が踊る仕組みを作った
効果:
・信号を待てるようになった人が81%増加
感想・ただ信号を見ている歩行者だけでなく、「赤信号を作り、人の命を守る人」を作り
Cannes Lions事例メモ Outdoor部門篇 #18「HIDDEN FLAG」
HIDDEN FLAG
2019年Outdoor部門作品
CL:FELGTB/eldiario.es
Entrant: LOLA MullenLowe Madrid
概要目的:
ロシアでは同性愛者は迫害され、未成年に対する同性愛の宣伝が法律で禁じられている。街中でLGBT の社会運動を象徴する「レインボーフラッグ」をただ掲げるだけでも、白い目で見られ時に暴力を振るわれるほどであった。
そうした状
Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #17「ALL TOGETHER CEREAL 」
ALL TOGETHER CEREAL2019年PR部門作品
CL:米・ケロッグ
概要目的:
アメリカではLGBTQの人々の80%近くがいじめを経験している。
そうした状況への問題喚起
アイデア:
・10月の第3木曜日である「Spirit Day」には、著名人や学生がレインボーカラーのうち「Spirit」を象徴する紫色の服を着て、LGBTQの啓発活動に参加する。
・ケロッグは多様性を支持するた