Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #17「ALL TOGETHER CEREAL 」

ALL TOGETHER CEREAL

2019年PR部門作品
CL:米・ケロッグ

概要

目的:
アメリカではLGBTQの人々の80%近くがいじめを経験している。
そうした状況への問題喚起

アイデア:
・10月の第3木曜日である「Spirit Day」には、著名人や学生がレインボーカラーのうち「Spirit」を象徴する紫色の服を着て、LGBTQの啓発活動に参加する。
・ケロッグは多様性を支持するために「Spirit Day」の限定製品「All Together」(同社のシリアル製品をミックスし、紫色のパッケージ)を2,000個販売
・売り上げはすべて「中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟」に寄付

効果:
・メディアインプレッションが前年比14%増
・2万人弱がいじめをなくす署名に同意
・高額転売も起こるほどになった

感想

・「This coke is a Fanta, So What?」の例によく似ている。自社の製品を使い、メッセージを発信する。
・多種多様な製品→多種多様な性別 と、製品を現実世界に見立てる

抽象化

◎世の中の声の代弁を、自社の製品を使ってする

参照



この記事が参加している募集

#最近の学び

181,685件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?