KAZZ

クリスチャンです。細々とちょっとした仕事をしながら通信制大学生をやっております、アマチ…

KAZZ

クリスチャンです。細々とちょっとした仕事をしながら通信制大学生をやっております、アマチュア作家です。

記事一覧

トロイメライと心象風景

 一昨年のドビュッシー、昨年のリヒャルト・シュトラウス特集に引き続き、毎回ひとりの作曲家の作品と、その生涯にスポットライトを当てるコンサートシリーズ『イズミノオ…

KAZZ
4日前
1

Hydrangea Flying like a Butterfly

新作のミュージックビデオです。

KAZZ
7日前

事実は小説よりも奇なり

 今日の礼拝会場は教会員の自宅にて。私の所属する教会は、ここ数年はとあるビルの一室を借りて礼拝式をとりおこなっていましたが、教会員の人数がそこまで多くないのと、…

KAZZ
11日前
4

自己顕示欲

 昨日は夜勤明けで11時ごろに帰ってきた母と、休日であった父と共に近所にオープンした支店の、家族一同常連の『田中そば店』へ。そのあと単独行動で、2ヶ月ほど前にタッ…

KAZZ
2週間前
3

Maihime in the Moonlight

新曲です

KAZZ
3週間前

一万字の壁

 先週、仙台のカフェへの出勤前にファミマでファミチキとおにぎり2個を買いました。木曜日と土曜日、仙台のカフェへ出勤する前に空腹を感じている時の昼食は決まってこの…

KAZZ
3週間前
2

はじめてのシェイクスピア

 今日は『彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd』のVol.1『ハムレット』を観劇しにいってまいりました。  シェイクスピアの全戯曲37作品の上演を目指して1998年にスタート…

KAZZ
1か月前

福音という幹

 新作の小説を書くのに、月のことをもっと知る必要が生じたため『図説 月の文化史 神話・伝説・イメージ(以下『月の文化史』)』と『月世界大全』の中古本を某オンライ…

KAZZ
1か月前

創作と信仰

 この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしま…

KAZZ
2か月前
3

Mary`s Song of Praise

過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

KAZZ
2か月前

いい一日、いい一週間だった!

 2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日は…

KAZZ
3か月前

太宰治賞目指す放蕩息子

 昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで…

KAZZ
3か月前
2

愛情

 まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテ…

KAZZ
4か月前
2

『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

 個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一…

KAZZ
4か月前

文学と現実

 今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。 …

KAZZ
5か月前
1

地(つち)の塩 世の光

新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。

KAZZ
7か月前
トロイメライと心象風景

トロイメライと心象風景

 一昨年のドビュッシー、昨年のリヒャルト・シュトラウス特集に引き続き、毎回ひとりの作曲家の作品と、その生涯にスポットライトを当てるコンサートシリーズ『イズミノオト』へ、礼拝後に行ってまいりました。第9回の今回はシューマン特集『詩人ノ恋』です。

 私の祖父はCBS/ソニーレコードから発売されていた “The Great Collection of Classical Music” という、いわゆる

もっとみる

事実は小説よりも奇なり

 今日の礼拝会場は教会員の自宅にて。私の所属する教会は、ここ数年はとあるビルの一室を借りて礼拝式をとりおこなっていましたが、教会員の人数がそこまで多くないのと、アメリカ人牧師家族(奥方は日本人です)が7月から半年間アメリカに滞在する必要が生じたため、各人が責任をもって礼拝を続けていくために2ヶ月ほど前より各家庭にて、こぢんまりとした、いわゆる「家庭礼拝集会」の時を持つようになりました。それにともな

もっとみる
自己顕示欲

自己顕示欲

 昨日は夜勤明けで11時ごろに帰ってきた母と、休日であった父と共に近所にオープンした支店の、家族一同常連の『田中そば店』へ。そのあと単独行動で、2ヶ月ほど前にタッセルの取れた、かれこれ6〜7年くらい履いているREGALのタッセルローファーの修理依頼をするために一番町3丁目のREGALへ。3000円〜4000円くらいかかるかなと思っていましたが見積書を見たところ、靴磨き代もふくめて、思っていたよりも

もっとみる
一万字の壁

一万字の壁

 先週、仙台のカフェへの出勤前にファミマでファミチキとおにぎり2個を買いました。木曜日と土曜日、仙台のカフェへ出勤する前に空腹を感じている時の昼食は決まってこのメニューです。
 「お互いさま」ということばもある通り、時間にルーズな人相手には、

「⋯⋯ま、別にちょっと遅れていってもかまやしねえ」

と、やけにいい加減になるという、非常に姑息な側面もありますが、かつての師の薫陶(くんとう)もあってか

もっとみる
はじめてのシェイクスピア

はじめてのシェイクスピア

 今日は『彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd』のVol.1『ハムレット』を観劇しにいってまいりました。
 シェイクスピアの全戯曲37作品の上演を目指して1998年にスタートした『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の前章の芸術監督は2016年にお亡くなりになった、かの蜷川幸雄氏で、今回の『ハムレット』は、蜷川氏のもとで俳優として、長年シェイクスピア作品にたずさわってこられた吉田鋼太郎氏が芸術監督を

もっとみる
福音という幹

福音という幹

 新作の小説を書くのに、月のことをもっと知る必要が生じたため『図説 月の文化史 神話・伝説・イメージ(以下『月の文化史』)』と『月世界大全』の中古本を某オンラインショップで買い、土曜日に『月の文化史』の下巻と『月世界大全』が届きました。2冊とも、ぱらぱらとめくっていたところ『月の文化史』に、以前所有されていた方が挟んだと思しきしおりが挟んであるのを認めました。
 それで、先に『月世界大全』から読み

もっとみる

創作と信仰

 この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしました。
 それで、その間も当然執筆活動を続けておりまして、4月には2作の短編を書きましたが、13歳ぐらいからことあるごとに「むなしい、むなしい、ああむなしい!」と嘆いてきた私には、やはりことあるごとに「むなしさ」というのはつきまとっています

もっとみる

Mary`s Song of Praise

過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

いい一日、いい一週間だった!

いい一日、いい一週間だった!

 2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日はいい一日だった!』という短編戯曲を、私の本名と友人の本名とから取ったペンネーム「小丸和夫」名義で完成させ、本日応募しました。

 友人はアメリカ人といえど、とても日本語が達者なうえにその日本語の語彙も豊富で、プロットもセリフ回しもほと

もっとみる
太宰治賞目指す放蕩息子

太宰治賞目指す放蕩息子

 昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで応募出来ます)の一次選考通過作品の発表がされておりました。

 「通過作品一覧はこちらをご覧ください。」

 期待と不安にドキドキしながら、このPDFのリンクを開いて、何度かスクロールして確認するも、そこに私のペンネームと作品

もっとみる
愛情

愛情

 まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテスト』に応募するための、一昨年の秋に書いた『愚人と賢人』という掌編小説の手書き原稿を書き上げました。ちょうど「幻想と怪奇」という名詞がふさわしい作品だと思います。

 このコンテストでは応募原稿の形式として、メール添付の場合、デジタルデ

もっとみる

『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

 個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一節を去年の8月末から定期的に書き記してまいりまして、今日やっと終わりました。

 リチャード氏は本書において、第一部の「悪、意志、自由」にて、カント、ヘーゲル、シェリングの哲学を引き合いに「悪」の定義を示したあと、第二部の「悪の道徳心

もっとみる

文学と現実

 今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。
 大なり小なり、誰だってそうだとは思いますし、こんな大変な時代にこんなことを言うのは罰当たりとも思いますが、なんだかやはり、特に30代になってからどうしようもなくむなしくなる時が多いです。そんななかでも「創作」に没頭している時だ

もっとみる

地(つち)の塩 世の光

新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。