KAZZ

クリスチャンです。細々とちょっとした仕事をしながら通信制大学生をやっております、アマチ…

KAZZ

クリスチャンです。細々とちょっとした仕事をしながら通信制大学生をやっております、アマチュア作家です。

最近の記事

自己顕示欲

 昨日は夜勤明けで11時ごろに帰ってきた母と、休日であった父と共に近所にオープンした支店の、家族一同常連の『田中そば店』へ。そのあと単独行動で、2ヶ月ほど前にタッセルの取れた、かれこれ6〜7年くらい履いているREGALのタッセルローファーの修理依頼をするために一番町3丁目のREGALへ。3000円〜4000円くらいかかるかなと思っていましたが見積書を見たところ、靴磨き代もふくめて、思っていたよりも安かったです。  それで、せっかく街中に出てきたので、以前から行きたかったビル

    • 再生

      Maihime in the Moonlight

      新曲です

      • 一万字の壁

         先週、仙台のカフェへの出勤前にファミマでファミチキとおにぎり2個を買いました。木曜日と土曜日、仙台のカフェへ出勤する前に空腹を感じている時の昼食は決まってこのメニューです。  「お互いさま」ということばもある通り、時間にルーズな人相手には、 「⋯⋯ま、別にちょっと遅れていってもかまやしねえ」 と、やけにいい加減になるという、非常に姑息な側面もありますが、かつての師の薫陶(くんとう)もあってか、いつの頃からか、ほとんど集合時間等を厳守するようになった私は、出勤時間も迫るな

        • はじめてのシェイクスピア

           今日は『彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd』のVol.1『ハムレット』を観劇しにいってまいりました。  シェイクスピアの全戯曲37作品の上演を目指して1998年にスタートした『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の前章の芸術監督は2016年にお亡くなりになった、かの蜷川幸雄氏で、今回の『ハムレット』は、蜷川氏のもとで俳優として、長年シェイクスピア作品にたずさわってこられた吉田鋼太郎氏が芸術監督をつとめ、俳優としてもクローディアス、そして先王ハムレットの亡霊の役を演じておられ

        自己顕示欲

          福音という幹

           新作の小説を書くのに、月のことをもっと知る必要が生じたため『図説 月の文化史 神話・伝説・イメージ(以下『月の文化史』)』と『月世界大全』の中古本を某オンラインショップで買い、土曜日に『月の文化史』の下巻と『月世界大全』が届きました。2冊とも、ぱらぱらとめくっていたところ『月の文化史』に、以前所有されていた方が挟んだと思しきしおりが挟んであるのを認めました。  それで、先に『月世界大全』から読み始め、キリのいいところでしおりを挟もうと思ったので『月の文化史』に挟まれてあった

          福音という幹

          創作と信仰

           この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしました。  それで、その間も当然執筆活動を続けておりまして、4月には2作の短編を書きましたが、13歳ぐらいからことあるごとに「むなしい、むなしい、ああむなしい!」と嘆いてきた私には、やはりことあるごとに「むなしさ」というのはつきまとっています。  もちろん「むなしさ」というのは、誰しも少なからず感じることであろうとは思い

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          Mary`s Song of Praise

          過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

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          いい一日、いい一週間だった!

           2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日はいい一日だった!』という短編戯曲を、私の本名と友人の本名とから取ったペンネーム「小丸和夫」名義で完成させ、本日応募しました。  友人はアメリカ人といえど、とても日本語が達者なうえにその日本語の語彙も豊富で、プロットもセリフ回しもほとんど友人が担当したようなものですが、日本語の縦書き戯曲作品の書き方には「ト書きは

          いい一日、いい一週間だった!

          太宰治賞目指す放蕩息子

           昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで応募出来ます)の一次選考通過作品の発表がされておりました。  「通過作品一覧はこちらをご覧ください。」  期待と不安にドキドキしながら、このPDFのリンクを開いて、何度かスクロールして確認するも、そこに私のペンネームと作品名はありませんでした。私としても、あとからになってその2作は「ちょっと会話文が多

          太宰治賞目指す放蕩息子

          愛情

           まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテスト』に応募するための、一昨年の秋に書いた『愚人と賢人』という掌編小説の手書き原稿を書き上げました。ちょうど「幻想と怪奇」という名詞がふさわしい作品だと思います。  このコンテストでは応募原稿の形式として、メール添付の場合、デジタルデータではtxtファイルでの応募が第一に挙げられているにもかかわらず、なぜわざわざ

          『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

           個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一節を去年の8月末から定期的に書き記してまいりまして、今日やっと終わりました。  リチャード氏は本書において、第一部の「悪、意志、自由」にて、カント、ヘーゲル、シェリングの哲学を引き合いに「悪」の定義を示したあと、第二部の「悪の道徳心理学」では、ニーチェとフロイトによる「悪」についての言論を取り上げ、最終部である

          『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

          文学と現実

           今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。  大なり小なり、誰だってそうだとは思いますし、こんな大変な時代にこんなことを言うのは罰当たりとも思いますが、なんだかやはり、特に30代になってからどうしようもなくむなしくなる時が多いです。そんななかでも「創作」に没頭している時だけは「むなしさ」を忘れることが出来ますし、なによりもその「むなしさ」というのも、

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          地(つち)の塩 世の光

          新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。

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          Isn’t the Moon Beautiful?(Practice)

          My new composition.  同じ変ロ長調の『いつか王子様が』を練習していたら降ってきた曲です。  まだまだ演奏に余裕がありませんし、ミスタッチもありますし、音割れも発生しておりますが、ご愛嬌、ということで。

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          コヘレトは熱血漢

           ここ1ヶ月読書といえば、もっぱら10月よりはじまった放送大学2年目2学期に履修している各科目の教材を読んでいましたが、そのさなかにどうしても読みたいと思って読んだ1冊。  思えば私は、13歳の時分より、ことあるごとに「むなしい」と口にしてきており、あれから18年ほど経った、31歳となった現在でも、ことあるごとに「むなしさ」を感じています。  そんな私は22歳から聖書を読み始め、23歳の時分にクリスチャンとなりました。その年の洗礼式の「あかし」において引用した聖句はローマ書

          コヘレトは熱血漢

          第18回角川全国俳句大賞応募と俳句私論

           さくじつ、10月31日に締め切りをむかえる「第18回角川全国俳句大賞」へ自由題2句と題詠(あらかじめ決められた題によって創られた詩歌)1句とを応募いたしました。  自由題の1句目は、  揚花火欄干(らんかん)にハイボール缶 という句で、今年の8月5日、大崎市の「ひまわりの丘」へ訪れたあと、コロナ禍後4年ぶりの通常開催となった仙台七夕花火祭へ赴いた夜に詠んだ句です。  この句は、俳句という575・17音字の制約のなかにあって、2句目3句目、7・5の「欄干にハイボール缶」

          第18回角川全国俳句大賞応募と俳句私論