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伴走型支援とは

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NPO法人ルネスかごしまが行う「伴走型支援」がどういうものなのかを開設した投稿をまとめています。
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#発達障害

毎週水曜日のフリーコーヒーが変わってきているのです。

毎週水曜日のフリーコーヒーが変わってきているのです。

鹿児島市名山町のバカンス(鹿児島市名山町3-1)で、毎週水曜日の11時~13時に行われているフリーコーヒー。

お昼にコーヒーをタダで配るだけのこのイベント。2020年の1月に始めた当初は、私がコーヒーを淹れて、来てくださる10人前後の方とお話をしたり、お昼ご飯を食べたり、まあ、それだけのイベントでした。

1年続けてきて、今でも、基本的にやることは変わっていないのですが、変わってきたことがいくつ

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2月9日は日置市でなんでも相談会&伴走型支援者養成講座でした。

2月9日は日置市でなんでも相談会&伴走型支援者養成講座でした。

なんでも相談会は、4名の参加をいただきました。
みなさん、それぞれに悩みや苦しさを抱えておられて、そうしてそれを吐き出す場所を求めていて、
私たちに何ができるのか考えながらおこたえさせていただきました。

ルネスかごしまは、悩める方と、これからを一緒に考える団体です。

相談会はひとつのきっかけです。
これからを一緒に考え、いろんな方と協力をしながら前を向いていきたいと思います。

伴走型支援者養

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NPO法人ルネスかごしまが取り組んだ支援のことがヤフーニュースに掲載されました

NPO法人ルネスかごしまが取り組んだ支援のことがヤフーニュースに掲載されました

NPO法人ルネスかごしまはあらゆる世代の困りごとについて、一緒に考え、一緒に歩んでいます。

その中で、就職氷河期世代の引きこもり状態の方への就労支援を、様々な団体や役所とも連携して行ってもいるのですが、その成果の1つが地元鹿児島の新聞に掲載され、ヤフーニュースにも掲載されました。

この事例は、役所に相談に行った当事者のご家族を、NPO法人ルネスかごしまにつないでいただくことができ、6か月ほどの

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話を聴くのは体力がいる

話を聴くのは体力がいる

傾聴を少しづつ学んでいくにつれて、「黙って聴き・うなずいたりあいづちをうったり・おうむ返しをしながら」「相手の主訴はなんだろう」「相手に自分ができることは何だろう」と思いながら話を聴き、「自分の動きや言葉、一挙手一投足に対して、相手がどのように感じるだろう」と想像しながら話を聴くようになっていきます。

日常の会話(コミュニケーション)と全く異質な思考、動き、五感を使って、まさに全身で聴くというこ

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民生委員さんなど協力者向け「ひきこもり支援の手引き」

民生委員さんなど協力者向け「ひきこもり支援の手引き」

昨年作成した、民生委員さんなど向け「ひきこもり支援の手引き」を公開します。実際にはこの資料を基に90~120分の講演を行いますので、言葉で補足しなければならず、資料のみでは参考程度にならないのですが、どちらかというと、自分のための記録として。

『〇〇市民生委員・児童委員協議会研修会 講演

令和元年8月22日
特定非営利活動法人 ルネスかごしま理事長 谷川 勝彦

(1)ひきこもりとは

定義「

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カウンセラーにとっても「自分にできないことを知る」のは大事(「リファー」について)

カウンセラーにとっても「自分にできないことを知る」のは大事(「リファー」について)

傾聴やカウンセリング、困っている人の支援を考える「伴走型支援者養成講座」の紙面ライブ。第4回はこれまでの「傾聴」にまつわることから少し離れて、リファーの重要性について。

支援者として傾聴やカウンセリングを学びつつ(余談ですが、傾聴やカウンセリングの学びには終わりが無いので、もちろん講師である私も学びながら実践を行っている)、相談者さんのお話を聴かせていただく機会が増えてくる。そうすると、「自分の

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うなずき、あいづち(傾聴・カウンセリングのポイント2)

うなずき、あいづち(傾聴・カウンセリングのポイント2)

毎週水曜日に鹿児島市で「伴走型支援者養成講座」というものをやっている、たにかつです。この講座は、主に傾聴やカウンセリングなどを用いて、困りごとや生きづらさのある方の支援を、中長期的に行う人である「伴走型支援者」を育てようとするもので、2018年の7月から開始して、途中春休みや夏休みなどを挟みながら継続して行っています。今年度は、来年の2月まで行う予定です。3月はNPOの書類が忙しいのでお休み。

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