東浩紀「一般意志2.0」読了。
昨日のYouTube収録でも少し話したんだけど、いわゆる『熟議民主主義』という理想、フランス革命を推進した「それまで、貴族や支配階級が独占していた知識や情報を、一般市民が学ぶことにより、より多くの有意義な議論が『成熟した市民によって』交わされ(あくまでも、『三人寄れば文殊の知恵』みたいな考えに基づくものだが)、より多くの人が納得のいく結論が出て、社会はより良くなる」という理想が、現実には、情報量の増加に伴い、人々は「何が正しくて何が間違っているのか」を考えることを放棄し(最初