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ガチのお金持ちは自分に都合がいい世界を自ら作り出してる

どうも、たんぐです。


僕は日常的に本を読んでますが、最近はかなりジャンルが雑多になってきました。

これまではビジネスに関する本や宗教、歴史などのジャンルの本を多く読んでました。

しかし、最近になって、
触れてないジャンルにも読んでみようと思い、

読んでみたところ、
かなり学びになる内容があったので共有します。



タイトルにもある通り、お金持ちの人は自分にとって都合がいい世界を作り出してます。


「都合がいい世界」というのは、世の中の風潮や文化のことです。

僕が見つけたこの共通点は、
ある美容室が全国展開していくストーリーが記された本や

サントリーの成り立ちを描かれた本から、インスパイアされてます。


これから詳しく解説していきますね。


美容室について書かれてた本は、創業者の方が書かれた本なのですが
創業当時はめちゃくちゃ売上が低かったらしいです。

これはなぜかというと、「男性の長髪」が流行ってたからです。


街中の男性が長髪をなびかせており、その髪型自体が流行ってたんですね。


こうなると、美容室からすればお客さんが来店する頻度がグッと下がります。

長髪が流行ると、髪を切る機会が少なくなりますからね。


そこで生み出された髪型が「ツーブロック」です。

耳周りや襟足を短く借り上げるヘアースタイルのことですね。


当時の男性はほとんどが理容室に通っていたので、男性の口コミづてに広まっていったそうです。

ツーブロックが流行ったことにより、髪を扱う美容業界はかなり潤ったというわけです。


それと、サントリーについてですが、
今では誰もが知ってる大手の飲料メーカーですよね。


今でも流行してる「ハイボール」は、サントリーのマーケティングによって生まれたものです。


ウイスキーを炭酸水で割って飲むお酒です。
(僕も大好きです)


今では、ウイスキーの国内シェアの6割以上はサントリーが握ってます。

で、ウイスキーの売上が低迷していたときの基本的な飲み方は
ロック・水割り・ストレートでした。


どことなく大衆のあいだには、「ウイスキーはチビチビ飲むもの」というイメージがついてました。

古くから炭酸で割る飲み方はあったのですが、そこまで認知が広がってなく居酒屋での「とりあえず」枠はビール一択の時代だったそう。


そこでサントリーは飲食店への地道なプロモーションをしたり広告などで、
ハイボールを広めるマーケティングを始めます。

「とりあえず」枠を奪うために、ビールと同じようにジョッキで飲めるハイボールを推奨し、またそれが大衆からすると「新しい商品」として認知され始めました。


こういうのを専門用語で「プロダクト・エクステンション」っていいます。


そして、ビールと同じようにハイボール専用のサーバーを開発したり、
値段をビールよりも安くして「低価格層」に刺さるようマーケティングを駆使しました。


テレビCMでも、小雪さんや吉高由里子などといったターゲット層に近い人物を採用し、一気に市場をかっさらったのです。


ビールは苦くて飲めないけどハイボールなら…
となったのは、サントリーのマーケティングの成果です。

飲食店の協力もあり、20年以上の低迷から脱却することができました。



ここまで、美容室とサントリーの話を取り上げましたが、どちらとも

「売り手にとって都合のいい風潮や文化・流行」を作り出してます。


最近では脱毛なんかはまさに該当しますね。


いろんなビジネスがありますが、こういう視点でビジネスを見れるようになると面白いですよ。


大きく稼いでいきたいのであれば、自分にとって都合のいい風潮を作り出すべきです。

また、逆も同じで僕らはその風潮や文化のなかで生きてる、ってことです。


今日はマーケティングのことについて書きましたが、また気づきがあったら書きますね。

それではー



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