今や世界中が熱狂するマンガ作品となった、芥見下々原作の『呪術廻戦』。
昨年はハロウィンの渋谷を舞台にした人気エピソード「渋谷事変」がアニメで放送されて、大反響を呼びました。
渋谷事変の何が好きって、作中で描かれる渋谷の街がめちゃくちゃクオリティ高いこと。
ちょっとくらい改変してても誰も文句言わないのに、「そんなところまで!?」と驚くほどにリアル。
ちょうど1年前に投稿したエンディングムービーの聖地巡礼記事ですが、沢山読んでいただいて本当にありがとうございます。
今年もまた渋谷事変の季節。
去年と変わらず渋谷勤務のため、今度は本編に登場する聖地を巡ってみました。
本編は夜が舞台だからこその薄暗い駅構内や、ビルの照明、看板のネオンなど、これまでとはガラリと雰囲気が変わります。
原作を読んでいたときは全く想像つかなかった演出も多くて、調べてみたらカーラースクリプト(色彩演出)というお仕事があるんですね。
最初は普通に日中の写真を撮ってたのですが、やっぱり渋谷事変の良さって夜のエモさにあるよな…と思いなおしまして、アニメの雰囲気に寄せられるように夜のロケーションに拘って撮ってきました。
(稀に日中の写真も混ざってますが許してください)
少しでもリアルな渋谷事変の世界観が伝わったら嬉しいです。エピソード順に載せていきます。
※キャプションに作中で映像が流れるタイミングを入れてます
第31話 宵祭り
・冒頭の渋谷の街のシーン
・七海班待機場所
・禅院班待機場所
・日下部班待機場所
七海班の集合場所の歩道橋ですが、伊地知さん側のミヤシタパークは2020年開業なので作中では工事中になってます。
冥冥班の居た夜の青山霊園にはさすがに行く勇気がなかった…。
第32話 渋谷事変
・五条が状況を伺うシーン
・五条vs漏瑚、花御
・冥冥、憂憂、虎杖、補助監督との会話シーン
第33話 渋谷事変 開門
・五条の封印シーン
五条の封印場所は東京メトロ副都心線の渋谷駅5番線、6番線ホームの端っこ。
ヒカリエ2改札から降りると近い。
どうしても人が居ないタイミングで撮りたかったのですが、利用者が多い路線なのでなかなか大変でした。
この日は撮り終えるまで帰れま10だったので、結局終電まで待って撮影。
聖地巡礼の達成感に満たされつつも、雨の中歩いて帰った。
第35話 降霊
・虎杖、伏黒、猪野が帷を破ろうとするシーン
・vs呪詛師
・虎杖、伏黒vs粟坂
第36話 鈍刀
・虎杖と伏黒の会話シーン
・真希、野薔薇、新田の会話シーン
真希さんが野薔薇と新田ちゃんを外に向かわせるシーンは渋谷マークシティーのウエストモール。飲食店が立ち並ぶ4Fのアベニュー通り。
この道をほぼ毎日通るのですが、カフェからコンビニまで完璧に再現されてておったまげた。見知った場所が出てくるとやっぱり嬉しいですね。
死屍累々だったけど。
36話で野薔薇と七海が重面と交戦した東急百貨店本店は、2023年1月31日(火)をもって営業終了してます。今は更地です。
第37話 赫鱗
・虎杖が棘と遭遇するシーン
・虎杖vs脹相
蛍光色のライティングと、看板や標識のカットが印象的だった回。この回の色彩演出が一番好きです。
棘と虎杖が会話を交わした歩道橋からの写真は加工してないんだけど、本当にこれだけギラギラしてました。
虎杖vs脹相の場所は渋谷ヒカリエ地下B2にあるヒカリエ1改札から入ったコンコース。
羊文学がここでFNS歌謡祭のライブしてたの胸熱…!
今まであまり気にしたことなかったけど、改札からコンコースまでは独特なデザインになってます。どんなコンセプトで作られてるんだろう。
ちゃっかりトイレバトルのお手洗い(♀の方)を借りましたが、なかなか広くて綺麗なおトイレでした。
私の部屋よりも綺麗だった可能性もある。
第38話 揺蕩
・七海、真希、直毘人vs陀艮
第39話 揺蕩-弐-
・恵vs甚爾
・七海たちのもとに漏瑚が現れるシーン
vs陀艮の場所は京王線渋谷駅〜銀座線の間にある連絡通路。岡本太郎の壁画「明日の神話」は撮りたいと思った時は大体修繕してる。
この先数年かけて修繕していくそうです。
夏の間はずっと公開してたのに、最近になってまた工事し始めて巡礼タイミングを悔いております…。
そのうち写真差し替えるかも。
第40話 霹靂
・サボる日下部とパンダのシーン
・家入と夜蛾の会話シーン
・恵vs甚爾
・日下部、パンダと菅田、祢木が対峙するシーン
・漏瑚vs宿儺
原作と微妙に違うシーンで、漏瑚が宿儺にぶっ込まれるのは渋谷警察署からヒカリエに変更されてました。
警察署は権利関係とかでNGだったのかな…。
渋谷駅の周りはほとんど東急グループのビルです。
東急さんは色々コラボしてるのもあって「そしたら弊社のビルどんどんぶっ壊しちゃてください!ヒカリエとかどうっすか!」って感じなのかも。優しい。
第41話 霹靂-弐-
・伏黒と重面のシーン
第42話 理非
・七海と真人のシーン
・半蔵門線、田園都市線の改札付近
・釘崎vs真人(分身)
改札近くはなるべく人通りが少ない時間帯を狙って、日曜日の朝6時に撮影。
「でけえ声出さなくても聞こえてるよ 〜」のシーンがめちゃくちゃ好きなのでワクワクしながら行ったものの、虎杖が居た場所からロッカー方面を見てすごく悲しい気持ちになった。ナナミン…。
第43話 理非-弐-
・虎杖vs真人
・釘崎vs真人(分身)
・虎杖vs真人
・真人を追う釘崎
野薔薇が真人と交戦した道玄坂小路。
夜はいつ行っても混雑してて撮影無理かも〜と諦めてましたが、今週雨が降ったおかげでやっと人が少なく良い感じに撮れました。
とにかく人出が多い渋谷だけど、他のカットもかなり雨に助けられてます。
夜な夜な徘徊した甲斐があったぜ。
煉瓦造りの建物「麗郷」は台湾料理のお店。
千と千尋の神隠しに出てくるブヨブヨしたやつ肉圓(バーワン)が食べられるで有名だけど、それよりも海老チャーハンが美味しいのでおすすめ。
第44話 理非-参-
虎杖に東堂と新田が合流するシーン
理非1~3のシーンは半蔵門線、田園都市線の改札から渋谷ちかみちラウンジ方面へ上がって、A1シネタワー出口、A0渋谷プライムビル出口の手前。
大型広告が掲載される場所で、ヒカリエで開催された呪術廻戦展の広告もここに掲載されてました。
写真を撮りに行った時はhuluの広告が掲載されていて、おそらく実寸大と思われる虎杖も居たのですが、
あたしンちのお母さん、だいぶデカいな。
第45話 変身
・冒頭シーン
第46話 変身-弐-
・脹相のシーン
第47話 渋谷事変 閉門
47話ではもう渋谷はボロボロの更地でした。
載せられる写真がないので、呪カフェで食べた獄門疆ティラミスなどを載せておきます。
以上です!
印象的なシーンや好きなアングルだけピックアップして撮影したけど、100枚超えてしまいました。
でも夜に拘った甲斐あって、満足いく世界観の写真が撮れて楽しかったです。
あと渋谷の街ってごちゃごちゃしててどうしても苦手なイメージがあるのですが、こうして巡ってみて気付いたのは地下鉄構内の造りが独特だったり、建物もライティングが凝ってたりして魅力も多いということ。
呪術廻戦のおかげで、億劫な渋谷通勤がちょっとだけ楽しくなったかもしれません。ちょっとだけね。
さて、
呪術廻戦は先月9月30日で連載完結を迎えましたが、明日の夜はジャンプ公式チャンネルが帷を下ろそうとしてるっぽいです。何かあるのかな。
自分の職場が入ってるビルが渋谷事変で無傷だったのが唯一の心残りなので、今からでも無茶苦茶にしてくれないかい(SPECIALZ)という気持ち。
10月31日は早く家に帰りましょう〜。
読んでいただいてありがとうございました!
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