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東洋医学【五臓六腑の役割ってなに?】
今回は、東洋医学で疾病の診断や治療をする上で重要な五臓六腑について、説明していきます。
その前に、五臓六腑を説明する上で大事な蔵象について説明からしていきます。
五臓六腑の前に蔵象学説!まず、なぜ蔵象学説が大事なのか?についてですが
東洋医学では人体の内臓を臓器として考えるだけでなく、生理作用が及ぶ領域を包括した概念があるからです。
例えば、五臓の「心」は、解剖学上の心臓のみならず、循環器系や
東洋医学【血って?読み方は「ち」じゃなくて「けつ」】
今回は、「血」について書きます!
西洋医学で言うと「血液」のことを指しますが
東洋医学では物質としてだけでなく様々な役割があるので
しっかり理解することが大事です。
【血】血とは営気、津液、精より構成され
豊富な栄養分を有した、血脈中を流れる赤色の液体です。
気の推動作用により全身を分布し、組織や器官を滋養する働きを持ちます。
血の化生飲食物からの化生
・飲食物は脾胃の消化、吸収により水穀の
東洋医学【これだけ見れば気を理解できる】
今回は、東洋医学で最もと言っていいほど重要な
「気」についての説明をしていきます。
【気】気とは生命活動の原動力である。
全身の組織・器官をめぐり、身体中を満ちており人体を構成する働きをもち
精微物質(極めて細かい物質)である。
気は絶え間なく運動をする→気機(昇る・降りる・出る・入る)という。
気の化生気の化生(変化・生成)には、肺・脾・腎の働きが重要で、絶え間なく化生されて充足する。
肺・
東洋医学【精とは?】
前回は東洋医学における人体の仕組みの中でも
生理物質の特徴をまとめた。
その中でも、今回は人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質である「精」について詳しくまとめてみました。
【精】精とは組織・器官を滋養する働きや
気・血を化生(変化・生成)し、神を維持する働き、
人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質である。
精の化生
精は、父母から受け継ぐ、先天の精と
飲食物を摂取する
東洋医学【精気血津液ってなに?】
前回は、東洋医学における人体の仕組みとは何かを大別しました。
その中でも今回は、生命活動に関わる基礎的な物質である、
精・気・血・津液をまとめてみました。
生理物質の特徴精の生理
人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質である。
組織・器官を滋養する働き
気・血を化生(変化・生成)し、神を維持する働き など
気の生理
生命活動の原動力である。
全身の組織・器官を
東洋医学における人体の仕組みとは?
東洋医学は西洋医学とは生理観や病理観がある。
そこで今回は、東洋医学における人体の仕組みについてまとめてみました。
東洋医学における人体の仕組み東洋医学における人体の仕組みは、生理物質、組織・器官、経絡・経穴に大別できる。
生理物質
→生命活動を維持するための不可欠な物質。
精、気、血、津液に分類される。
組織・器官
→身体の構造を形成するもの。
五臓、六腑、奇恒の腑(きこうのふ)、五官