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「新しさ」を生むものは、きっと才能(だけ)ではない。
僕のnoteは恥ずかしながら、もはや「年記」である。以前の投稿から約一年。ひさびさ(仕事以外で)文字を打ち込んでいるのは、企画メシに久々(オンラインで)顔を出したからだ。
企画メシについての説明やら、2016年度の卒業生である僕がお邪魔できる理由などは、気になる方がいれば一年前のnoteを見てほしい。それらを書いていると、このnote自体の締め切り(があるんです)にきっと間に合わない。
そんな
明日のたりないふたり。抜けない自虐の竹やり。広く告げない、よく見せない。
ラップが好きだ……が、センスのない僕は、わかりやすい韻を踏みがちである。先日聞いたクリーピーナッツのラジオで、誰も気づかないような「ステルス韻」を踏んでいたというエピソードが明らかになったファンキー加藤さんの才能を分けてほしいくらいだ。
そして、韻を優先して、言葉を口にしてしまうことがよくある。この記事のタイトルもそんな感じなので、しりすぼみな文章になったら申し訳ないのだけど。
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文章は「最初」に「最後」を決めると、書きやすい。/書かないよりは、まし。30
打ち合わせ場所の渋谷から、株式会社ピースオブケイクまで徒歩22分。
グーグルマップで経路を見て、僕は歩いて向かうことにした。混んでいるだろう銀座線に乗るのが、どうにも気が進まなかったから。
少し前のことだが、12月19日、こちらのイベントに参加した。
「左ききのエレン」の大ファンとしては、体調の悪さを考えても、どうしても見逃せないイベントだった。
この日、先行上映された(原作でいうと)「広
なぜ「人生相談」には、名文が多いのか?/書かないよりは、まし。29
もし編集者に「憲法」みたいなものがあるとしたら、冒頭のほうにおかれるんじゃないかなって言葉があります。それは、
「本は、たった一人の人のために書きなさい」
……最初のたとえが微妙で混乱させてるかもしれませんが、ようはそれだけ大事なのが、この言葉、というか考え方。
たとえば、著者志望の方を前にしたセミナーなどで、編集者(ただし、ここで言う編集者は、僕が長年作っていたビジネス書の編集者を想定)の
この世に「蜘蛛の糸」を垂らす文章を、書いてください。/書かないよりは、まし。28
「本を出すことが、夢なんです」
そう言われたとき、自分はどんな顔をしてるんだろう? 一度、手鏡でも出して確認したいところだが、さすがにやったことはない。でも、たぶん口は一文字になり、確実に目は死んでいるはずだ。
上記のツイートでほぼ言い尽くしているつもりだが、少し補足する。「本を出すことが夢」ーー、それ自体が悪いとは思わない。けれど、それ「だけ」だとやはり厳しい。
編集者を前にして、そう口に
人は突然亡くなり、そして「問い」だけを残して去っていく。/書かないよりは、まし。27
今日、叔父が亡くなった。いや、正確には亡くなっているのを発見された。
本当はnoteなんて書いている場合じゃないかもしれない(実際、今まで、ろくに仕事もできず、母の事務的な手伝いをしていた)。
ただ、このタイミングでしか、正確に残せない気持ちもあるだろうから、少しだけ書く。
叔父は、僕の母親の弟だ。正直、好きだったかと言われると困ってしまう。特に、幼いころの僕だったら。
うちは母子家庭で、僕
徳力さんの話を聞いてたら、「エモい」の意味が何かわかった気がする。/書かないよりは、まし。26
本日、「さとなおラボ」の大先輩である、徳力さんの「note(やブログ)勉強会」に参加しました。
せっかくなんでnoteへのリンクも。
まあ、noteは結構書いてきたつもりなのですが、根が真面目なので、改めてお勉強してみようかなと。
で、以下に書くのは、全然役に立たない話。noteでこう書いたらバズるとかの法則は全く書いて無いです(徳力さんもそういうことはおっしゃってなかったし)。
僕、若い
般若「叶わねえ」は、全人類へのアンセム(応援歌)である。/書かないよりは、まし。24
気づいたら、noteを書くのは半年以上ぶりだ。我ながら、そんなに筆無精だったけ?って思うけど、毎日毎日、ひとさまの原稿を読むのを優先しているうちに、これだけの月日がたってしまった。
これから書くのは「般若」さんというラッパーの曲について。ラップ、というだけで抵抗がある人には刺さらないのかもしれないけど、でも、本当はそういう人にこそ読んでほしい。世の中には、あなたが知らないけど素敵なものがいっぱい
「時間」について突き詰めて考えて、年賀状をやめることにした。/書かないよりは、まし。21
昨年10月、「現代ビジネス」の仕事をメインにするようになってから、ウェブの編集や広告案件と、初めてのことが続きました。40歳近くにして、また新人に戻るようなものです。
そういう生活の中で、僕はしばらくのあいだは、自分の時間の大部分を、「書き手の方」のために使おうと決めました。
本と違い、ウェブメディアの仕事は、いただく原稿の本数が格段に増えます。週に最低3本企画を出し、OKが出たものはテーマに
ゆうこすさんの本を読んで、結果、インスタ映えする「たまごサンド」を食いに行った話。/書かないよりは、まし。20
知人のライターさんに本書をいただかなかったら、僕は正直、ゆうこす(菅本裕子)さんの本って読まなかったって思うんです。
僕の中では、彼女はなんだかスキャンダラスな元アイドルだな、という印象でとまっていて。
でも、読んでよかった。
出版社にいたころ、僕もSNSについての本を、何冊か作りました。
ただ、どれもビジネスへの活用を念頭に置いた本で、教科書、ガイド的な本作りをしてきたんですよね。
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