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愛 BLeague

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取材して感じたBリーグ選手の魅力を一人一人愛を持って紹介します⛹️‍♂️更新頻度はマイペースに😎 開幕までに20〜30人書けたら最高🎊
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記事一覧

Vol.7 安藤誓哉 言葉に宿る不思議な魅力

Vol.7 安藤誓哉 言葉に宿る不思議な魅力

これまで、
何人もの選手に取材し、話を聞いてきた。

プレーが光り、魅力を感じる選手もいれば、
その選手自身のキャラクターや
人柄そのものに惹かれる選手もいて、
キッカケはバラエティーに富んでいる。

その中でも、
発する一言一言に不思議な魅力を纏う
「言葉の力」を持つ選手と出会う事がある。

安藤誓哉もその一人だ。

安藤は17-18・18-19シーズンと
Bリーグ連覇を果たしたアルバルク東京の

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Vol.6 佐藤公威 武士の様な漢の生き様を目に焼き付けたい

Vol.6 佐藤公威 武士の様な漢の生き様を目に焼き付けたい

この記事を読んだ時、
ある一文にドキッとさせられた。

「新潟で(選手生活の)
 締めくくりをしたいのです」

36歳・佐藤公威、プロ16年目。
年齢やキャリアを考えれば
この言葉も「時の性」のように感じるが、
縁あって1月に佐藤を取材した時には
「40歳まではバリバリ出来ると思います」
と力強く語っていただけに、
余計にドキッとした。

僕自身にとって彼への取材が
忘れられない思い出となっている

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Vol.5 古川孝敏 水も滴るイイ男

Vol.5 古川孝敏 水も滴るイイ男

筋骨隆々の鍛えあげられた肉体に
煌びやかに光る汗の輝き、
竹野内 豊を彷彿とさせるたくましい髭。
仲間への鼓舞には一段と熱がほとばしり、
危険な激しい接触も厭わない勇敢なソルジャー。

バスケット選手としての古川孝敏には、
このようなイメージが浮かぶ。

コート上で「強い古川」が際立つ一方で、
ひとたび戦いの鎧を脱いでしまえば
初対面のファンやメディアにも
どこまでも気さくで、
包み込んでくれるよ

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Vol.0 折茂武彦 真剣とアソビのあいだ

Vol.0 折茂武彦 真剣とアソビのあいだ

「一旦荷物を下ろすと、
その荷物があまりにも重くて、
もう持ち上げられなかった」

2020年5月3日。
27年にも渡るキャリアを閉じる引退会見で
バスケ界のレジェンドはこう述べた。

積み上げてきた歴史の重みは
もはや本人にしか分かり得ない。
我々ファンに出来る事と言えば
その過程の裏側を限りなく想像し、
これからも応援し続けていく事だろう。

多くを語らない男の頬が緩んだ日僕自身、
バスケ情報

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Vol.4 シェーファー・アヴィ幸樹 清流の如く透き通った原石

Vol.4 シェーファー・アヴィ幸樹 清流の如く透き通った原石

「1万時間の法則」というものがある。
これは、ある分野でスキルを磨いて
「一流」として成功するには、
1万時間もの練習・努力・学習が
必要だと言われる法則だ。

スポーツ選手の練習時間を多く見積って
1日3時間と仮定しても、
「一流」と呼ばれるレベルに到達するには
9年かかる計算になる。

しかし、そんな法則は
この男にとっては例外のようだ。

シェーファー・アヴィ 幸樹は
バスケットを始めてなん

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Vol.3 太田敦也 泥にまみれるビッグマン

「ただ、デカいだけ」。
スラムダンクに登場する陵南の魚住 純は、
そんな先輩達からの陰口に退部を考えたが、
名将・田岡茂一のある言葉に引き留められる。

デカいだけ?結構じゃないか。
体力や技術は身につけさすことは出来る。
だが、お前をデカくすることはできない。
たとえオレがどんな名コーチでもな。
立派な才能だ。

高さは「才能」。
身長206cm、体重112kgという
恵まれた太田の体もまた

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Vol.2 竹内譲次 愚直という才能

Vol.2 竹内譲次 愚直という才能

ダラダラしてしまうのが「嫌だから」と
オフシーズンの練習は一人で淡々とこなす。

試合でチームの出来が良かったとしても、
自分自身のダメだったプレーの方を
思い出してしまう。

アルバルク東京の竹内譲次の魅力は
そんな完璧主義者のように愚直な一面だろう。

日本バスケ 日陰の時代をど真ん中で支える父の影響で、
小学校4年生までラグビーに打ち込んだ。
塾にも通いながら勉学に勤しんだ当時は
スポーツに

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Vol.1 篠山竜青 人間味のある男

Vol.1 篠山竜青 人間味のある男

ご存じだろうか?篠山竜青と言う男を。
バスケ日本代表のキャプテンを務める男だ。

メリとハリを見事に使い分け、
ファンをFUNで魅了し、
チームの垣根を越えてファンから愛されている。

バスケ界屈指のエンターテイナー去年の6月の終わり。
Bリーグとして初めて、
選手によるディナーショーが開かれた。

「飲んで食べてやってください。
熱いものは熱いうちに、
冷たいものは冷たいうちにでいきましょう!」

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